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赤沼 大輔 院長の独自取材記事

あおい歯科

(目黒区/学芸大学駅)

最終更新日:2021/07/29

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東急東横線学芸大学駅西口から徒歩すぐのビル2階に位置する「あおい歯科」。院長の赤沼大輔先生は、大学病院や総合病院などで研鑽を積んできたベテランで、「歯を残すこと」と「きちんと噛めるようにすること」をめざし、なるべく削らない・抜かない治療を方針に置きながら、日々の診療に取り組んでいるのだそう。保険診療・自由診療問わず、治療にはマイクロスコープを活用し、感染予防には口腔外バキュームを用いる。そして、詰め物にセラミックを使用する際は、材料に合わせて異なる表面処理を行うなど接着方法にもこだわり、できるだけ長く維持できるよう注力。「下準備をしっかり行うなど当たり前のことに手を抜かずに行っていくことが大切」と語る赤沼院長に、診療の特徴や今後の展望について聞いた。
(取材日2021年7月1日)

患者の歯を残す、きちんと噛めるようにする

先生は、大学病院や総合病院に勤務されていたのですね。

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はい。私は長崎大学歯学部を卒業後、東京医科歯科大学大学院に進み、顎顔面外科を修了、その後国立国際医療センター研究所や理化学研究所で研究員をしていました。その後大学病院に戻り口腔外科の診療を行っていたのですが、患者さんに身近な地域での診療に魅力を感じるようになり、2013年より「あおい歯科」の院長として、地域の皆さんの診療にあたっています。診療には、大学時代に学んだ補綴物の接着の知識や、大学院で研鑽を積んだ口腔外科での診療の経験が生きています。口腔外科での診療の経験は私のルーツとなっており、この医院でも親知らずの抜歯やインプラント治療など幅広く対応しています。また、マイクロスコープを導入したのも、私自身がマイクロスコープを使った治療を受けたことがきっかけで、その時の先生からさまざまなことを教えていただき現在に至っているんですよ。学んできたことを生かしこだわりの治療を患者さんに提供しています。

患者さんはどのような方がいらっしゃいますか? また、スタッフについても教えてください。

患者さんは、このエリアにお住まいの社会人の方が多いですね。年齢的には、30代から50代くらいといったところでしょうか。当院のホームページを見て遠方からいらっしゃる方、当院に通院していた方が、引越しや転勤などで遠方になっても通い続けてくださる方も中にはいらっしゃいます。虫歯などの主訴が解決してからも、メンテナンスで定期的に足を運んでくださる方も多くいらっしゃいます。スタッフは、院長の私の他に、歯科衛生士は常勤が1人、非常勤が3人おり、歯科衛生士による虫歯予防、歯周病予防にも力を入れています。患者さんのニーズにお応えし、土曜・日曜・祝日も診療しています。働いているスタッフたちは皆、メリハリをもって働いてくれていて、日々とても感謝しています。

診療において大切にしていることを教えてください。

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患者さん一人ひとりの「歯を残すこと」「きちんと噛めるようにすること」を目標に、「なるべく削らない・抜かない治療」を診療の方針としています。歯を失う原因の1位は、歯周病です。どんなに理想的な治療を施しても、お口のお手入れやメンテナンスをしっかり行わないと、歯周病のリスクは増えてしまいます。悪くなる前、痛くなる前に予防していくためのメンテナンスに力を入れ、歯周病においても、クリーニングはもちろん歯磨き指導も丁寧に行っています。日々の歯磨きにおいて大切なことは、「高価な歯ブラシや歯磨き材を使う」ということではなく、「歯ブラシをどのように使って磨いていくか」ということ。患者さんのお口の状態は一人ひとり異なりますので、その方に即した方法を、歯型の模型を用いながらわかりやすく丁寧に説明しています。

保険・自費問わずすべての診療にマイクロスコープを

マイクロスコープによる治療を積極的に行っていると聞きました。

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当院がめざす治療を実現させていくための「手段」として、マイクロスコープを使用しています。マイクロスコープは、肉眼で見ている視野を約20倍の大きさにすることが可能です。歯科医師の最も大切な仕事は、患者さんのお口の状態をしっかり見て、虫歯があり削る必要が生じた場合は必要最小限の範囲で削っていくこと。それを実現するためには、細部まではっきり見えたほうがいいですよね。このような考えから、当院では保険・自費問わず虫歯治療などの治療でマイクロスコープを使用するようにしています。マイクロスコープを導入したのは、自分自身がマイクロスコープを使った治療を受けたことがきっかけだったため、もし私が患者だったらどのような治療を受けたいか。このことを考え抜いた上で、このような方針に行きつきました。また当院では、歯科衛生士はクリーニングや歯石除去の際に全員が拡大鏡を用いて、より細かな部位まで行えるようにしています。

セラミックの詰め物やかぶせ物の治療はどのように行っているのですか?

詰め物やかぶせ物に使われるセラミックを用いた治療は、自由診療となりますが、見た目の違和感が少なく丈夫で、歯との親和性が高いという特徴があります。せっかく入れたセラミックを長く保ち、虫歯を再発させないために、接着技術も工夫しています。まず下準備として、セラミックと歯をより強固に接着するための処理を行います。その上で、接着される側である天然歯を最小限に削り、より接着耐久性が高い形でセラミックを接着していきます。患者さんには接着具合を何度か試していただく形になりますが、セラミックの理想の寿命である20年に近づけるべく、手間暇を惜しまず最大限の努力を払いながら治療を進めていきます。セラミックなどの補綴物の接着に力を入れているのは、出身の長崎大学で、補綴物の接着研究が積極的に行われていたことがきっかけで、現在も知り合いの先生から新しい知識を得て当院での治療に生かしています。

感染症対策について教えてください。

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当院では感染症対策として、すべてのユニットに治療中に飛び散る唾液や歯科素材を調整する際に発生する破片などを吸い込む口腔外バキュームを設置しています。吸引したものは配管を通じてフィルターへ送られ外へ排出させることで診療室の中はクリーンな状態になるようにして、患者さんに治療を受けていただくようにしています。また、医療用グローブや患者さんに使っていただくコップ、エプロンなどは使い捨て、器具はパックして高圧蒸気で滅菌したものを使用しています。

当たり前と思われることを確実に行っていくことが大切

歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

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父は会社勤めだったのですが、転勤が多く、幼い頃に父と触れ合う時間が少なかったのです。自分の将来について考えたとき、転勤を余儀なくされる仕事ではなく、何か資格を取得して自分で地盤を作っていけるような職業に就きたいと思いました。障害がある家族がいたこと、母方の祖母が口腔がんで亡くなったこともあり、医療系を志すようになりました。そして歯学部に合格することができ、今に至ります。ちなみに、祖母の口腔がんは東京医科歯科大学の教授が発見してくださったのですが、大学卒業後に、私も東京医科歯科大学大学院に進んだことには何かの縁を感じています。

お忙しい日々の中、お休みの日はどのようにリフレッシュしていますか?

治療で使っているルーペが断線してしまった時、自前で修理したことをきっかけにケーブルに興味を抱き、ヘッドフォンの改造やカスタマイズに凝っているんです。海外のウェブサイトでチェックして、ロシアから部品を取り寄せたりもしていますよ。カスタマイズしたヘッドフォンではやりの音楽を聴くのが楽しいですね。ヘッドフォンの両側からケーブルを通せるようにし、音の違いを比べてみたりするのも興味深いですね。プラグの内側を削ってハンダづけしたりなどの作業は、歯科治療に通じるものがあります(笑)。

今後の展望について教えてください。

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これまでどおり、目の前の患者さん一人ひとりと真摯に向き合い、丁寧な治療を日々積み重ねていくことが大切。歯科治療の作業の中には、とても地味なもの、基本的なものも多いのですが、当たり前のことを手を抜かずにしっかり行い続けるのは、意外と難しいものです。忙しい時こそ手を抜かず、丁寧に地道に向き合い続けることが患者さんのお口の健康につながると思いますし、健康な歯を残していくことにもつながっていくことだと思っています。急な痛みやトラブルはもちろんのこと、歯周病の予防に興味のある方、歯の見た目のお悩みがある方など、お気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックのかぶせ物/10万1200円~(素材により金額が異なります)、セラミックの詰め物/5万600円~(素材により金額が異なります)、インプラント治療/33万円~

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