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尾崎 徹 院長の独自取材記事

川尻尾崎内科

(熊本市南区/川尻駅)

最終更新日:2023/03/30

尾崎徹院長 川尻尾崎内科 main

鎌倉時代より河口の港町として栄え、古い街並みも残る熊本市南区川尻。その歴史ある街で、長らく地域医療を担ってきたのが「川尻尾崎内科」だ。創業は1922年。現院長である尾崎徹先生の祖父が開業したのが始まりで、今では呼吸器・消化器・循環器の疾患治療から内視鏡検査まで、幅広いニーズに対応している。「私の子どもの頃から通ってくださっている患者さんもいて、年配の方には今も『テッチャン、テッチャン』と呼ばれてかわいがってもらっているんですよ」と、尾崎先生は笑う。そんな親しみやすさもありつつ、内科全般の専門性の高い検査・治療の提供に努めているのが同院の特徴だ。診療方針や詳しい診療内容について聞いた。

(取材日2023年3月16日)

地域住民の健康を守り続けて100年

クリニックの歴史と特徴について教えてください。

尾崎徹院長 川尻尾崎内科1

私の祖父が「尾崎病院」という呼吸器病、主に結核専門の病院をこの地に開業したのが、当院の始まりです。当時は64床の病床を抱える大きな病院でしたが、その後医療ニーズの変化に応じて形を変えていき、現在では小児から高齢者まで幅広い患者さんを診る街のクリニックとして、地域の皆さまに親しんでいただけるようになりました。この度、新棟への建て替えも完了し、消化器病を根幹とした総合内科・予防医療、さらには救急診療にも対応できるよう、先進のCT、超音波検査機器、内視鏡機器を導入。また新型コロナウイルス感染症をはじめとする感染症の診療にも対応すべく、発熱救急用の外来と一般の外来の動線を分け、より多くの方に安心してご利用いただける体制を整えました。

具体的にはどのような診療に対応されていますか?

私は日本内科学会総合内科専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医の資格を持ち、呼吸器内科、消化器内科、内視鏡を幅広く学んできましたので、咳症状や腹痛、生活習慣病の治療など内科全般を総合的に診ています。注力しているのは、がんや動脈硬化性疾患など命に関わる病気の早期発見、予防です。健康診断を受けて便潜血、血糖値などの項目で引っかかった方が相談に来られるケースも多いので、検査体制を充実させて詳しい診断ができるようにしています。具体的には、いわゆる胃カメラ・大腸カメラなどの内視鏡検査、急病者に対する腹部・胸部・頭部の迅速なCT検査、各種エコー検査、心電図検査、血液検査などです。一般的には「胃の症状はこのクリニック、肺は別のところ」と、複数の病院を回らなければ全身の健康管理ができないところ、当院なら全部をまとめて管理できるので、患者さんにとっての利便性は高いと考えています。

診療方針について教えてください。

尾崎徹院長 川尻尾崎内科2

適切な診断と、早い治療介入を実践することです。大きな病院に負けないような診断の適切さと速さを持ちつつ、地域のクリニックならではの行き届いたケアを提供することをモットーとしています。当院では「病気をみずして病人をみよ」という信念を掲げているのですが、それは患部だけを診るのではなく、患者さんご本人を診なければならないという意味です。病気は多くの方にとって恐怖を感じるものですから、体の治療だけでなく心の手当てまで行うことが大切。地域の方に寄り添う街のクリニックとして、体だけでなく心まで楽にして差し上げることが使命だと考えています。幸い、当院のスタッフは長く勤めてくれているベテランが多く、入れ替わりもほぼないので、患者さんも顔なじみになることも多く、こまやかなサポートを提供できると思います。

内科全般と救急医療について研鑽を積む

先生はなぜ、内科の医師になられたのですか?

尾崎徹院長 川尻尾崎内科3

親族に医師がたくさんいる環境で育ち、創業者である祖父の話もよく聞いてきたので、進路を決める年齢になる頃には自然と医師をめざしていました。内科を選んだのは、将来的には父のクリニックを継ぐために熊本に戻ることを考えていたからです。そのため、久留米大学を卒業後は熊本大学の第一内科である呼吸器内科に入局しました。一時期は呼吸器専門の病院にも勤めていたので、さまざまな症例の治療を経験しましたね。その後、済生会熊本病院消化器病センター、熊本大学消化器内科などで一般内科、消化器内科、内視鏡内科の研鑽を積み、その過程で肝、胆、膵、消化器管疾患に関する専門性も高めることができました。中でも腹部の救急疾患や胆・膵臓疾患を中心に、膵がん・胆道がんの早期発見・治療に尽力できたことが、自分にとって良い経験となりました。

救急医療のご経験も積まれたと伺いました。

熊本大学病院に勤務していた時期に東日本大震災が発生したのですが、それを機に、もとから関心の高かった救急災害医療を本格的に習得しようと決心したのです。限られた医療資源の中でも、五感を頼りに治療を行うスキルを身につけておきたいと考えました。救急医療の現場では、緊急性を要する外傷の縫合など、元来が内科の医師である私にとって非常に難しい処置もあり、初めは苦労しましたね。最初の当直は緊張で体がこわばっていたのを覚えています。ですが、消化器内科で学んだ内視鏡や穿刺術、カテーテル治療のノウハウは救急医療でも非常に役に立ち、おかげさまでこの分野においても高い専門性を身につけることができました。クリニックの建て替えにより、救急医療用の設備も充実させることができましたので、これからこの経験も存分に生かしていきたいと考えています。

患者さんと接する時に心がけていることや、やりがいは何ですか?

尾崎徹院長 川尻尾崎内科4

信頼関係を築くことを大切にしています。当院は電子カルテを採用しているためパソコン作業が必要になりますが、診察中は患者さんのお顔を見てじっくりとお話しし、カルテはその後にまとめて書くようにしています。患者さんのお話は途中で遮らず、大事なところを聞き逃さないようにも気を遣っています。待ち時間が長いときはたいへん心苦しいのですが、機械的に診るのはどうしても嫌なんです。限られた時間内で、できるだけたくさんコミュニケーションを取るようにしていますので、その点はどうかご理解いただければと思います。やりがいを感じるのは、やはり患者さんに感謝してもらえたときです。こちらは医師として当然のことをしているつもりでも、患者さんは「ありがとう」と笑顔を見せてくださるので、私のほうが活力をいただいているような気分になります。

予防医療や往診に注力

今後の展望についてお聞かせください。

尾崎徹院長 川尻尾崎内科5

今まではコロナ禍でいろいろな制約がありましたが、これからは予防医療にますます力を入れて、早めの対応で苦しむ患者さんが少なくなるように持っていきたいですね。先進の検査機器を取り入れているのは、そのためです。例えば、胃カメラが苦しくて苦手だという方は多いと思いますが、当院では苦痛の少ない細型の内視鏡で、なおかつハイビジョンで特殊光が搭載されているものを備えていますので、楽に、精密な検査を受けていただくことができると思います。大きな病院ほど検査数が多くないので、お一人にしっかりと時間をかけられるのも患者さんにとってのメリットだと考えます。それから、今後は往診も積極的に行っていきたいですね。ポータブルのエックス線、エコーなどの機器をそろえ、ある程度の緊急疾患も見極められるような体制を整えました。往診は現在、父が大部分を対応してくれているのでとても助かっています。

休日のリフレッシュ法は何でしょう?

ジムに通って筋力トレーニングをしたり、映画を観たりするのが良い気分転換になっています。開業医になってからはゴルフも少々楽しむようになりました。小学生から大学生までずっとバスケットボール部だったので、体を動かすのが好きなんですよ。最近話題になっている、バスケットボールをテーマにしたアニメも映画館へ観に行きました。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

尾崎徹院長 川尻尾崎内科6

大病院に負けない早期診断、早期治療、そして適切な診断・治療をモットーに、地域のクリニックならではの「かゆいところに手が届くようなきめこまやかな医療」を提供していきたいと考えています。当院は風邪などの一般症状の治療から専門性の高い検査まで、幅広い診療に対応していますから、ぜひ気軽に来ていただきたいです。日々の体調管理、急病、がんの検査など、何かお困りの際には寄り添い、手を差し伸べて支援していきます。皆さまが安心して地域で暮らせるように、これからもお手伝いさせていただきますのでよろしくお願いします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

人間ドック基本コース(精密+腹部エコー+胃カメラ)2万1000円 

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