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早速 邦博 院長の独自取材記事

下総中山クリニックファーム歯科

(船橋市/下総中山駅)

最終更新日:2021/04/07

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下総中山駅北口そばに立つ商業ビルの4階フロアの医療モール。中央のロビーにはベンチや本が置かれ、小さな図書館のような雰囲気だ。その一角にあるのが「下総中山クリニックファーム歯科」。院長の早速邦博(はやみ・くにひろ)先生は、神奈川歯科大学卒業後、今後の歯科医療では予防が重要になると考え、予防歯科を重視するクリニックで研鑽を積んできた。同クリニックでも予防歯科に注力するとともに、歯を残すための精密治療を実践している。また患者を生涯診てあげたいという想いから、高齢になって通院が難しくなった患者に向けて訪問診療にも対応しているという。歯科医療への思いや診療の特徴などについて早速院長に話を聞いた。
(取材日2020年3月18日)

幅広い患者に対応する地域のかかりつけ医として

こちらには今どんな患者さんが多く来られていますか?

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1~2歳の乳児から90代の方まで幅広い年齢層の方に来ていただいています。時間帯によって、受診する方の層も異なりますね。午後はお子さんやご高齢の方が多く、夕方からは会社勤めの方が多く来られています。来院のきっかけはホームぺージを見た方や患者さんの紹介で来られる方が半々くらい。患者さんとは長くお付き合いしていきたいと考えているので、幼い頃から通ってくださるお子さんの患者さんがいることはうれしいですね。きちんと歯を磨けている非常に健康意識の高い方などそれぞれですが、当院での受診がきっかけで、少しでも予防を意識してもらえればと考えています。

歯を守るための予防歯科に注力されているとお聞きしました。

実は痛くなってからの治療ではすでに症状がかなり進んでいるんです。そうならないために、定期的に口の中の変化を追うことが大切だと考えています。例えば虫歯があった場合、その大きさや深さを機械で測定し、治療が必要であれば治療し、もしも治療の必要がなければそのまま維持して、半年後、1年後どのように変化したか確認し、変化がなければそのままの状態をさらに維持していけばよいのです。これらの変化は定期的に診ていないとわかりません。歯周病も、ある時ストレスや食いしばりで歯周組織が急激に破壊されてしまったとしたら、マウスガードなどで対処しますが、その後、どのように変化したのか、定期的に診ることで、より早期に適切な処置を行えます。治療データも継続的に記録されますので、計画的な対処方法も考えられますね。

今、自分の口の中がどうなっているのか、よく知ることが大切なのですね。

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そうですね。まず気づくこと、知ることが重要です。排水溝のぬめりは水洗いだけでは落ちませんよね。口の中もそれと同じで、頑固なバイオフィルムが付着しています。バイオフィルムは、細菌の塊でそれ自体がフィルム状のバリアで覆われているため、細菌にとって住みやすくますます細菌が増え続けます。このバイオフィルムは歯磨きなどでは取れませんから、年に3回程度、専門的なケアであるPMTCによって破壊することで細菌感染のリスクを減らすことができます。定期的なメンテナンスは、入れ歯の方にも大切です。入れ歯の裏にも歯垢や汚れがついていますので、快適な生活のためにも定期的にメンテナンスをお勧めしています。さらに、入れ歯を長く使用しているとすり減ってきて噛み合わせが変わってきますので、年に1~2回はチェックを受けてほしいですね。

天然歯を残すための精密な根管治療や虫歯治療を実施

クリニックの診療方針を教えてください。

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生涯にわたってご自身の歯で食べていただけるよう、そのために必要な歯科医療を提供すること。そして、患者さんに長く通っていただけるようにすることです。歯を長くもたせるために患者さんがどのような治療を要望しているのか、患者さんとの話し合いの中から適切な方法を考えていきます。理想の治療はあると思いますが、体力的、時間的、経済的な問題もありますから、それらも考慮しながら、なるべく理想に近づけられるよう努めています。歯を残すという点では、やはり重要なのは予防。それが患者さんにとっても一番無理のないことだと思いますね。治療後の良い状態をご自身で保つことはなかなか難しいですから、クリニックで定期的にチェックすることが必要になります。また、長く診ていきますと、最初はわからなかったその方の口の癖などもわかってきますので、それに適したアドバイスも行えるようになります。

日々、診療で心がけていることは何ですか?

ユニットに座ると患者さんは緊張なさいますから、できるだけ緊張せずにお話ししやすい雰囲気を心がけています。ただあまり慣れ慣れしいのもいけませんから、ある程度の距離感も保ちつつお話ししています。やはり患者さんとお話ししないとその方のキャラクターがわかりません。キャラクターによって治療の方法も変わってくることもありますから、生活習慣や家族との関係、性格など、その方の背景を知ることも治療においては大切です。きちんとセルフケアできていればよいのですが、環境の変化などで歯の状態が崩れるときもありますので、そういう場合は半年に1回のところ2ヵ月に1回来てもらうなど、こちらの管理方法も適宜変えています。

力を入れている治療はありますか。

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治療の基本は、天然歯を残すことです。そのために、根管治療の精度を上げ、虫歯治療であれば神経をできるだけ残す治療をするよう努めています。神経を取ると歯が弱くなりますので、どうしても取る必要があれば最小限に抑えています。また、根管治療では、マイクロスコープを用いて、再発しないよう精密な治療を行っています。マイクロスコープは、複雑な根管の形や細菌で汚染されている箇所を目視で確認しながら治療を進められるのが大きな利点で、より緻密な治療が可能になります。また、口の中や唾液にはさまざまな細菌が存在していますので、根管治療の際はラバーダムを使用し、それらの細菌感染を防いでいます。

通院が難しい患者には訪問歯科診療も

こちらでは訪問診療も行っているそうですね。

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はい。訪問診療を専門にしている歯科医師が在籍し、訪問診療を行っています。これまで長く当院に通っていて、ご高齢になられ通院が難しくなった方もおられます。その方の行き場がなくなることのないよう訪問しています。また、当院にはかなりご高齢の方もいらしていますので、もし通院が大変のようでしたら、こちらからお伺いしますよとお話しすることもありますね。基本的には歯科医師1人で訪問していますが、必要であれば歯科衛生士も同行し、必要なケアを行っています。また、矯正治療は矯正を専門とする歯科医師に月に1回来てもらい診療しています。

そもそも先生が歯科医師をめざされたのはどんなきっかけがあったのでしょう。

実は私は3代目なのです。1969年に丸の内に新東京ビルがオープンした時に祖父がクリニックを開業し、父がそこを継ぎました。そんな祖父と父の姿を見ながら育ってきていますので、将来自分も歯科医師になるのだろうと小さい頃から思っていました。大学の進路相談の時、建築の道も選択肢として考えたのですが(笑)、結果的には歯科医師をめざしました。大学卒業後は、これからの歯科医療は予防が重要になると考え、予防歯科に長年取り組まれている山形の日吉歯科診療所の理念をくむ2つのクリニックに勤務し、予防についてさまざまな観点から勉強させていただきました。その時の経験や考え方は、現在の診療にも生きていると感じています。

最後に今後の展望についてお願いいたします。

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今後は、もう少し歯科衛生士を増やし、さらに安定した予防歯科を提供できる体制を整えていきたいですね。また、より健康な口を維持できるよう、噛み合わせの治療も手がけていきたいと思います。噛み合わせはさまざまな歯のトラブルの原因になるほか、顔や体のゆがみと関連しているケースもありますから、適切な噛み合わせを再構築できればと思います。また、自主的な優秀なスタッフも多いので協力しながら、これからもより多くの方々の口と体の健康が守れるよう、長く地域で根差していきたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正治療/約70万円~、舌側矯正/100万円~(別途毎月の調整料がかかります。)

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