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食事や運動指導にとどまらない
健康な体づくりのヒントを届けたい

おざさ医院

(茅ヶ崎市/辻堂駅)

最終更新日:2025/07/02

おざさ医院 食事や運動指導にとどまらない 健康な体づくりのヒントを届けたい おざさ医院 食事や運動指導にとどまらない 健康な体づくりのヒントを届けたい
  • 保険診療

誰しもストレスなく、自分の思いを素直に表現して、健康で思いどおりの人生を生きたいもの。しかし現実には我慢に我慢を重ね、自分でストレスをため、生活習慣を崩し病気になってしまう人も多い。茅ヶ崎市菱沼で「おざさ医院」を運営する理事長の小笹貴夫先生は、長年地域医療と介護・福祉・健康事業に取り組んできた日々から、幸せな人生の根源には健康があり、医療者として体の病を治療するだけでなく、病にさせないよう食事や運動、生き方まで伴走するような医師でありたいという思いに至ったという。医院内外でのさまざまな活動を通じて、世界で一番幸せな場所をつくろうと奮闘を続ける小笹先生に、独創性あふれる取り組みについて聞いた。

(取材日2024年12月25日)

「毎日、幸せ」と100歳を超えても感じ続けられる人生をめざして

Q小笹先生のめざす医療について教えてください。
A
おざさ医院 穏やかだが熱い口調で話す小笹院長

▲穏やかだが熱い口調で話す小笹院長

それは皆さんを幸せにする医療です。私は、老衰死が日本でも特に多いといわれる茅ヶ崎市で、25年医院を続けてきました。多くの患者さんとの出会いやお別れを経て、大切なことは幸せを感じられる日々の生活にあるという思いに至りました。多くの方は、健康寿命を全うし、寝たきりにならず最後を迎えることを理想としています。ご本人がそれまで幸せな毎日を送ってさえいれば、たとえそれが急な死であっても、残された家族にとっては良い最期と捉えることができるはず。私がめざすのは、皆さんが毎日幸せを感じながら生活を送るための支援を実践すること。そのためには健康であることが不可欠なので、医療者として幸せを追求しているのです。

Q患者さんの健康のため、具体的にどんな支援を行っていますか?
A
おざさ医院 院内にはジムのような設備も

▲院内にはジムのような設備も

幸せな生活に欠かせない「健康」を支えるベースには「集える場所・コミュニティー」、そして「食」と「運動」が重要です。この考えに基づき、自家畑、地産地消のお野菜を使った栄養バランスを考慮した未精製や未加工の植物性食品を基本とした「プラントベースホールフード」の食事や、低糖質・減塩の自然食を紹介したり、筋力低下を防ぐためのトレーニングを勧めたりといったことも行っています。ポイントは「誰にでも簡単にできて、長く続けられる」というところで、実は私も実践しているんですよ。栄養摂取と筋力維持のためには多種多様な方法がありますから、皆さんにとって取り組みやすく続けやすい、適切な方法を常に模索しています。

Q先生は自ら自然農法も実践されているそうですね。
A
おざさ医院 さまざまな角度から健康支援を行う

▲さまざまな角度から健康支援を行う

はい。患者さんに食の大切さを伝えるために、農薬や肥料を使わず、微生物が息づく豊かな土壌で野菜などを育てています。農薬は野菜などに害を与える虫などを殺すだけでなく、野菜の生育を助ける微生物すら殺してしまうのですね。適切なバランスの中であれば、植物と微生物は共存できるだけでなく、お互いの生育を助ける欠かせない存在になり得ます。それは人間もまた同じ。一方的に自然を支配するのではなく、自然の中でほかの生物と共生することが大切だと考えているんです。

Q健康な毎日を送るには、ものの考え方や話し方も重要だとか。
A
おざさ医院 院内は小笹院長の人柄が伝わってくるような温かな雰囲気

▲院内は小笹院長の人柄が伝わってくるような温かな雰囲気

人や物事の嫌なところばかり見ていると、自分も嫌なもの。何事も良いところを見て、ポジティブに考えたほうが、生きやすく、ストレスも感じません。それは考え方の習慣、癖のようなもの。また、我慢もせずうそもつかずに、自分の思いを素直に伝えられたらいいですよね。同じ内容を伝えるにもさまざまな方法があり、誰にも嫌な思いをさせないように伝える手法はトレーニングで身につけることができるはず。考え方や物事の捉え方、話し方もより良い習慣を身につけたほうが、人生が楽しいですし幸せでしょう。それが長じて病を防ぎ、健康で幸せに満ちあふれた生涯を送ることにつながると考えています。

Q多角的な目線で患者さんの健康や幸せを支援しているのですね。
A
おざさ医院 医師として患者の人生に向き合っている

▲医師として患者の人生に向き合っている

私は、患者さんを含め、当院に関わる方は皆さん家族だと考えています。血縁や戸籍上のつながりはなくとも、ともに時間を過ごすことで、一緒に幸せになれると思うのです。幸せに生きるためには、やはり人とのつながりも大切。摩擦を嫌って人間関係を疎ましく思う方もいらっしゃいますが、この場所ではすべての方が肯定され、互いに認め合う関係をめざしています。NOは不要のYESオンリーの世界。答えは1つではないのです。時に間違いに思える選択をしてしまっても、それもまた正解といえるでしょう。その選択が新たな気づきを与え、人生をよりハッピーなものにしてくれるはずです。

ドクターからのメッセージ

小笹 貴夫理事長

私は、検査や治療だけでなく、健康を維持し、幸せな人生を支援することも医療の役割だと考えています。当院では予防医学を重視し、病気の方だけでなく、未病の状態にある方にもアプローチさせていただいています。食事や運動は、もとより、考え方や気持ちの伝え方、幸せな生活のために、身体、心など多方面の視点を持って患者さんをはじめ、関わっている方へお話をさせていただいております。そして、私は「あなたは、良い人生を送っていますね」と、今の人生が幸せであることを実感していただき、さらなる調和のとれた健康につなげていけたらすてきですね。ぜひ、一度当院にお越しいただけたら幸いです。

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