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赤埴 吉高 院長の独自取材記事

あかばねクリニック

(大阪市平野区/出戸駅)

最終更新日:2019/08/28

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大阪市営地下鉄谷町線出戸駅から歩いてすぐの大型商業施設に隣接したビルの1階にある「あかばねクリニック」。2004年の開業以来、小さな子から高齢者までを対象に幅広い診療を提供する地域のホームドクターだ。赤埴吉高(あかばね・よしたか)院長は、明るく親しみやすい人柄で地域の人々に親しまれているという。診療時間外でも常に検査やリハビリテーションが行われているため、人の出入りが絶えない同院。その特色は、経験豊富な赤埴院長の診療と先進の医療機器、そして、医師・スタッフ一丸となって、ハートを込めた医療を心がけ、患者との信頼関係を築く。「“駆け込み寺”のように、どんなことでも気軽に相談してほしい」と話す赤埴院長に、診療についての想いから、趣味のゴルフの話までたっぷり聞いた。(取材日2017年10月18日)

何でも気軽に相談できる医療の「駆け込み寺」

開業までの経歴、開業にあたっての想いなどをお聞かせください。

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近畿大学医学部を卒業し、同大学医学部附属病院第一外科に入局しました。尼崎の昭和病院で1年の外科研修、岸和田徳洲会病院の外科に1年勤務した後、大学院に戻りました。大学院を終え、近畿大学病院の救命救急センター、PL病院、美原の田中病院を経て開業しました。手術が好きでしたので、ずっと外科の医師として仕事をしていたかったのですが、そういうわけにもいかず、外科的なことをメインにできるクリニックをつくろうと開業しました。外傷などの一般的な外科、整形外科、内視鏡関係、外来、手術すべてを含めた治療を行うクリニックです。「駆け込み寺」のように、何かあったらまず相談に来られる場所にしたかったのです。開業までに内科・外科・泌尿器科・整形外科・婦人科など、いろいろな科で数多くの症例を診てきたことが良い経験になりました。

専門分野や診療科目について教えてください。

もともとの専門は第一外科の大腸です。ですから、当院は大腸内視鏡検査、それに加えて胃カメラも行っています。診療科目については、開業当初、ここの商業施設の同じテナントに内科を標榜して開業する予定の医院があるので同じ科が重複しないようにと、私は内科を標榜できませんでした。1年ぐらいして、その内科の医院は開業しないということで、内科が標榜できるようになり、3年前の法人化に伴い、内科、胃腸内科、肛門外科、アレルギー科も入れました。アレルギー科については、当院の患者さんは風邪症状、鼻炎症状で来院されますし、お年寄りは耳垢取りもします。また、近隣に大きな総合病院があるのですが、当院の患者さんは、骨折してもまずここに来ます。ギプスで対応できるなら当院で、手術が必要な場合は総合病院へ紹介します。

どのような患者さんが来院しますか?

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子どもさんから100歳を超えた方まで診ています。開業する前から今もずっと、堺の老人ホームの管理医師もしていますので、100歳以上の方々をたくさん診てきました。一番長い患者さんは、開業前からの患者さんでもう25年以上のお付き合いです。開業して13年ほどもたちますと、子どもさんは皆大きくなり、50、60歳だった方もお孫さんができる年齢になったりします。そんな患者さんたちが2世代、3世代とご家族全員で来院されることも多いです。地域の皆さんとつながっている感じがしてとてもうれしいです。

先端の医療機器をそろえつつ、「ハート重視」の診療を

診療方針などがありましたらお聞かせください。

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私には”赤いひげ”こそ生えていませんが、往年の日本映画に出てくる、貧しい人々を助けた老医師のように、人情を大切にした診療をしたいという想いでずっと医師という仕事を続けてきました。勤務医時代からずっとそのスタイルです。またハード面では、医療機器は常に新しいものを導入するようにしています。内視鏡検査の機器、エコーの機器も含め、機械類は新鋭のものを取り入れています。患者さんのためにもなりますし、医師側の意欲も増します。95歳の知人が話すには、「長生きの秘訣は新しい機械を持った医師にしっかり診てもらうこと」と。それは一理あるかなと思います。当然、腕はなければいけませんが、いろいろなものは日進月歩していますから、高性能の新しいものを取り入れていかなければ、これからの医療はやっていけないと感じています。

診療の際に大切にしていることはありますか?

先端の医療機器の重要性を申し上げましたが、医療の基本は、医師の技量はもちろん「ハート」だと思っています。ハートが一番、当院のモットーは「愛」です。スタッフにも「愛のある接遇を」と伝えています。当院のホームページには、各部署のスタッフの紹介や勉強会、日々の出来事などを載せています。これは、患者さんに当院のことをもっと身近に感じていただきたいという想いからです。患者さんの中には、「病院が嫌い」という方もいらっしゃいます。当院のことをすべてオープンにして少しでも身近に感じていただき、診療時の一瞬だけでなく、家族のようにお付き合いできたらと思っています。

「いきいき体操運動教室」についてお聞かせください。

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月に1回、当院でリハビリテーションを受けている患者さんを対象に、リハビリテーション科が体操・運動・ストレッチなどの個別指導や特別講義を行ったり、自宅で無理なくできる体操などの指導、カウンセリングを行っています。開始前には必ず血圧測定などの健康をチェックします。この教室に定期的に参加すると、効果的に体力が向上し、皆さんすごく元気になってきたという声もいただいています。すごく人気があっていつもいっぱいの教室です。

これからもずっと地域のホームドクターであり続けたい

診療でお忙しい毎日だと思いますが、ご趣味などはありますか?

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休みの日にゴルフをしています。本コース、毎月のシリーズコンペ、年に2回のカップコンペなどを楽しんでいます。ゴルフを通してさまざまな人との付き合いができますね。それは良い面も悪い面もありますが、いろいろな人柄が見えて、自分もそういう人柄になってみたいと思えるような人と出会えたりしますし、人との接し方をさらに高められます。やはり一緒にコースを回って楽しいと思ってもらうための姿勢が、仕事にも良い影響をもたらします。ゴルフでの人との関わりはすべて、患者さんとのコミュニケーションにプラスになっていると思います。

今後の展望などありましたらお聞かせください。

何かを広げていくというのではなく、これまで続けてきた診療を固めていきたいです。大腸・胃の内視鏡検査、超音波検査などこれまで数多く行っておりますので、この経験を生かして地域医療にさらに貢献できれば思っています。また、当院では痔の日帰り手術も行っています。仕事や家事の忙しさ、恥ずかしさなどから、なかなか痔の治療に踏み出せない方も多いかと思いますが、当院の日帰り手術は、翌日からの日常生活に支障がありませんので、入院は難しい、短時間で治したいという方にご好評をいただいています。また、往診に関しては、なかなか時間がないため、高齢などの理由で当院に通院できなくなった患者さんだけになりますが、ずっと診させていただきたいと思っております。

最後に、読者へのメッセージをお願いいたします。

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当院は、病気の早期発見に努めています。院内の機器で検査を行い、迅速に適切な処置を行うことを心がけています。医療機器は先端のものをそろえていますが、検査は必要なものにとどめ、過剰な検査はしません。早期治療を実現するため、診断後、必要に応じてスピーディーに専門の病院を紹介します。またご高齢の方に関しては、老後はADL(日常生活動作)の低下が、身体機能の悪化を招くという悪循環に陥ることがあります。それを防ぐための一環として、定期的な診療・検査をお勧めします。何か気になることがあれば、いくつの方でも、体のどの部分でも構いませんので、早めにご相談ください。

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