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榊原 維聡 院長の独自取材記事

榊原クリニック

(世田谷区/経堂駅)

最終更新日:2020/04/01

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2017年に開業20周年を迎えた「榊原クリニック経堂院」。待合室は天井が高く、まるでホテルのエントランスのようなラグジュアリーな雰囲気だ。代々医者の家系に生まれ、物心ついた頃にはすでに医者をめざしていたという榊原維聡院長にとって、経堂は慣れ親しんだ地元。クリニックでは専門分野の形成外科を中心に、皮膚に関わる全般の治療はもちろん、「きれいに治すこと」をゴールとし、美容的な側面までサポートするトータル診療を提供している。「保険診療はもちろん、美容外科についても患者さんとの信頼関係を大切に、十分なコミュニケーションをとって行いますのでご安心ください」と、優しい笑顔で話す榊原院長に、診療方針や形成外科の医師に美容的治療を受けるメリットなど、じっくりと話を聞いた。
(取材日2017年3月30日)

開業20周年を迎える、肌トラブルのかかりつけ医

開業地に経堂を選んだ理由は?

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父がこの地で産婦人科を開業していたので、経堂は僕の地元なんです。僕が1997年に開業する頃には建物が老朽化していたので、すべて建て替えました。病院っぽい雰囲気にはしたくなくて、デザインにもこだわりました。天井吹き抜けの待合室は当時としてはモダンで、かなり珍しかったようです。開業当初は整形外科と間違えて「腰が痛いんだけど……」とご相談に来られる方も多く(笑)、形成外科は何を診る科なのかを知っていただくのに、最初は苦労しました。おかげさまで今年開業20周年を迎え、今では皮膚トラブルやしみ・ほくろの除去など、赤ちゃんからご高齢の方まで幅広い肌のお悩みに対応できるクリニックとして認知していただけるようになりました。

どのような方が通われていますか。

生後間もない赤ちゃんからご高齢の方まで、年齢層は非常に幅広いです。中でも多いのは30代~60代の女性で、しみ、ほくろ、しわなど肌トラブルなどが中心です。高齢の男性は脂漏性角化症(老人性いぼ)のレーザー治療、若い男性はわきがやニキビ、男性型脱毛症などが多いですね。男女問わず、まき爪の治療はよくお受けします。開業した当初からずっと通っている方や、中学生だった子が母になり、子どもを連れて来たり。青森や四国などの遠方や、海外からの帰省時に通う方もいらっしゃいます。中には、東京観光を楽しんだ後、当院に寄ってから帰るグループの方もいますね(笑)。また最近、時代は変わったなと思うことは、お子さんの目を二重にしてほしいという母親からの依頼が増えたことです。

美容外科も扱っていらっしゃるのですね。

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美容外科への意識はここ10年でかなり変わったとはいえ、施術に不安を抱く方はまだ多いですよね。本来、美容外科は形成外科のトレーニングを受けた人間がやるべき領域ですが、専門外の人が施術する施設もあり、トラブルも後を絶ちません。当院は形成外科が専門の私が最初から最後まで責任をもって担当します。保険診療も行う地域のかかりつけ医に診てもらえることが、安心感につながっているようです。最初は赤ちゃんの湿疹でかかっていたお母さんが、「先生がやってくれるのなら」と、美容的な治療を希望される方も多いですよ。皆さんの美しく、若々しくありたいという願いが叶うクリニックづくりも僕の目標の一つだったので、これからも患者さんとの信頼関係を大事に、安心できる治療を届けたいと思います。

自分で試してよかった治療法を厳選して患者に提供

美容外科を形成外科の医師から受けるメリットはなんでしょうか。

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美容外科の治療は、皮膚の下に施術しなければならないことも多々あります。最近は目と鼻の間の奥の深い所にヒアルロン酸を注入する治療が人気ですが、解剖学の知識を持たない人間が、安易に施術をすることで起こるトラブルが多発しています。実はこの部分には大きな血管が走っていて、その血管の中にヒアルロン酸が入ると失明する危険性が高いといわれています。当院にも韓国で施術を受け、失明は免れたものの鼻が半分壊死している方が治療に通っておられます。ほかにも、形成外科の医師であればレーザーで取り切れないほくろは、メスできれいに取り切ることも容易です。しわ取りのケアはヒアルロン酸の注射やボツリヌス毒素製剤の注射などが主流ですが、効果が見られない方にはフェイスリフト手術を行います。そういう意味ではメスを持てる形成外科の医師は治療の引き出しが多いといえるかもしれません。

患者と接する上で心がけておられることは?

複数の治療法を提案して、ご本人がベストと思える治療法を選べるように心がけています。例えば、しみは取りたいけど、かさぶたができたら困るという方には、かさぶたができない治療法をご提案します。各治療法のメリット・デメリットをわかりやすく説明した上で、ご自宅に帰ってよく考える時間を必ずつくることも、当院の特徴の一つです。保険外診療の場合は特に、コスト面や治療に関する心配など、患者さんからの質問・ご相談にもしっかりお応えします。さらには、いかにきれいに治すか。いかにダウンタイムを短くするかということにも力を入れています。患者さんにとっても、手術後1週間も入浴できないのはやはり苦痛ですよね。当院では翌日から入浴可能なようにしていますから、心身の負担も軽減できると思います。

最近増えている相談はありますか?

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女性の薄毛に関するお悩みが多く、外用薬、内服薬のほかにもさまざまな治療法を用意しています。また、ニーズの高いたるみには、先進の医療機器を使った治療や、皮膚の下に糸を入れる方法もあります。僕は、通り一遍の治療法をそのままやるのではなく、「さらに効果的な方法はないか」と考える性分で、患者さんに提供する前に必ず自分で試してみるのです。世間でいくらいいと言われている機械や治療法でも、自分で試して良くなかったものは取り入れません。17~18年前にレーザー脱毛が日本に入って来たときも、自分の足にレーザーを打ち、熱が毛根まで到達しているかどうか調べるために、皮膚を切り取って確認したほどです(笑)。自分で試すことにより、患者さんからの「どれくらい痛いの?」「どんな痛さなの?」という質問にも答えられますからね。

ここに来ることが楽しみになるクリニックが目標

形成外科を専門にしようと思ったきっかけは?

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学生の頃、下顎前突症という下あごが前に出ているのを治す症例の講義の中で、女の子の手術前・手術中・手術後の顔がスライドで出てきたんです。手術前の写真はノーメイクで、パジャマを着ていて、表情も暗いのですが、手術をして1ヵ月後の写真を見たら、見違えるほど表情が明るくなっていて、まるで別人でした。彼女はお化粧にも興味を持ち、華やかな服装をするようになったそうです。その変化の度合いの大きさに刺激を受け、形成外科の道に進むことを決心しました。父と同じ産婦人科の道も考えましたが、治療を機に患者さんが前向きに歩き出せるお手伝いができる、非常にやりがいがある仕事なのではないかと思い、形成外科を専門にしました。

どういう時に医師としてのやりがいを感じますか?

院内にはポスターや手書きのポップなど、当院が提供するさまざまな治療に関する情報を得る工夫が施されています。それを見た患者さんが、「ここに来るのが楽しくて仕方がない」と言ってくださるのが一番うれしいですね。皆さんがハッピーになれるお手伝いができることが、僕の喜びでもあります。長い付き合いの患者さんからは「先生はしょっちゅうゴルフに行くのに、しみがないのはどうして?」と聞かれるのですが、肌が赤くなった時間をいかに短かくするかがポイントです。ご希望であれば僕自身がやっている治療もご提供します。肌荒れやしみの原因が、誤った洗顔方法だったり、使用している化粧品にあることも多いものです。お化粧嫌いの女性のほうが、かえって肌がきれいだったりするのはそういう理由からです。

読者にメッセージをお願いします。

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患者さんの希望に寄り添った治療を提供するためにも、ご自身が考える「こうだったらいいな」という思いを、遠慮なく伝えていただきたいですね。僕は外科系の医者なので、今後もより効果のある治療を、スピーディーに届けられるように努めて参ります。1日の外来患者さんの数が多いため、長時間お待たせすることが心苦しく感じているのですが、現在、自宅でスキンケアができる化粧品の開発に取り組んでいて、特許申請が下り次第生産に入る予定です。ご自宅でも手軽にスキンケアができるようにすることで、より患者さんのお役に立てればと思いますね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しみのレーザー治療(自由診療の場合)1万7280円~、脱毛/6000円~(部位・範囲によって異なります)

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