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大腸内視鏡検査から肛門科の手術
難病まで消化器疾患に幅広く対応

ときとうクリニック

(さいたま市緑区/浦和美園駅)

最終更新日:2021/11/15

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  • 保険診療

肛門から出血があったとき、「自分は痔だから」と自己判断する人や、診察が恥ずかしいからと受診をためらっている人は多いのではないだろうか。肛門からの出血は大腸がんをはじめとする消化器疾患や、潰瘍性大腸炎、クローン病といった難病が引き金になっているケースもあるため早期の検査が必要だ。大腸肛門疾患専門の「ときとうクリニック」では内視鏡検査や経験豊富な医師の診察で、痔が原因となる出血なのか、腸の疾患によるものなのかを診断して治療へと進めている。肛門疾患と消化器疾患の両方を専門としている同院の検査・治療について、時任敏基院長に詳しく教えてもらった。

(取材日2021年10月27日)

肛門からの出血の原因は痔だけではない。消化器疾患と肛門疾患を診療する医院で適切な診断を

Qこちらの医院で受けられる内視鏡検査について教えてください。
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▲怖がらずに精密検査を受けてほしいと話す時任院長

大腸内視鏡検査は検査時に空気を挿入しますが、これが腹部の張りとなって苦しいと感じるため、当院では吸収されやすい二酸化炭素を使用して腹部の膨満感を抑えています。苦痛の少ない検査をめざしていますので、健診で便潜血検査が陽性になった方、お尻から出血がある方など、怖がらずに精密検査を受けていただきたいです。胃の病気の可能性がある方は同時に検査ができますし、初期の大腸ポリープがあった際は検査中に切除も可能です。また、3次元に写し出せるCT大腸検査や、カメラが内蔵されたビタミン錠剤ほどのカプセルを飲み込んで検査する小腸カプセル内視鏡も導入しました。肛門疾患から炎症性の腸疾患まで幅広く対応しています。

Q貴院では肛門科の相談・治療もできるそうですね。
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▲肛門疾患を専門の医院として診察と治療を行っている

イボ痔、切れ痔、痔ろうなどの肛門疾患を専門の医院として診察、治療を行っています。お尻の診察というのは経験のない医師も多く、専門の医師でなければ診断が難しくなります。例えば、外科の医師はお尻の診察をするケースもありますが、専門でない場合、膿がたまる病気や腫瘍を痔と間違えて診断してしまうことも。経験を積んだ肛門科の医師ならば、あな痔とも呼ばれる痔ろうもクローン病も診断が可能です。また、市販の痔の薬を使っている方もいると思いますが、改善しない場合は別の病気の可能性も考えられますので、経験のある専門の医師から、きちんとした診断を受けましょう。

Q消化器疾患と肛門科、両方を診られるメリットを教えてください。
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▲消化器と肛門疾患両方を専門知識に則って適切な診断が行える

大腸とお尻の病気は、まるで別々というわけではありません。先ほども少しお話ししましたが、お尻の病気とされる痔ろうの中でも、クローン病が原因で引き起こる痔ろうもあります。また、痔の出血だと思っていたものが、実は大腸がんが原因だったという患者さんも多く診てきました。消化器疾患と肛門疾患両方を専門にしていることで、どちらの疾患も専門知識に則って適切な診断が行えると思います。お尻からの出血の場合、一度診察させてもらうだけで、原因が腸なのかお尻なのか診断できて治療へ進めます。痔だと思って受診が遅れてしまう方が多いので、ほかにも原因があることを多くの方に知ってもらいたいですね。

Q肛門科の手術はどのようなものに対応しているのでしょうか?
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▲日帰り手術だけでなく、入院が必要となる手術も対応している

当院には入院施設を備えていますので、日帰り手術だけではなく、入院が必要となる手術にも対応しています。痔ろう手術は、肛門周りの筋肉を損傷して後遺症が残ることのないように、括約筋温存手術を標準としています。イボ痔の手術は再発が少ないとされている結紮切除法で行っています。切除手術のほか、注射で固める痔核硬化療法や、痔核を切除せずに治療するPPH法なども取り入れています。全部切除すると1週間ほど入院になるところ、注射だと入院期間は約1日。しかし、大きいイボ痔は注射では治りません。さまざまな選択肢があることで、どの治療方法が適しているか、生活背景や年齢なども加味して提案することができます。

Q難病にも対応していますね。
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▲難病の治療を含めて一つのクリニックで完結できることはメリット

難病指定されているクローン病や潰瘍性大腸炎は、肛門科を診ていると避けられない疾患です。当院では開腹手術には対応していませんが、患者さんの生活の質を下げないよう内服薬による積極的な治療を行っています。複雑な痔ろうに対するシートン手術も、われわれ肛門科の得意としている治療です。また、当院には大学病院の消化器・一般外科の教授も非常勤医師として来てくださっていて、症状や治療内容を相談したり、難しい手術はその先生が対応したりすることもあります。各種検査設備や治療機器、そして経験や知識も備え、難病の治療も含めて一つのクリニックで完結できるのは、患者さんにとって大きなメリットではないでしょうか。

ドクターからのメッセージ

時任 敏基院長

きちんと診断をしないと治療方法は決まりません。すべての方に内視鏡検査が必要なわけではありませんが、少なくとも専門の医師による診察は必要です。怖い、恥ずかしいという気持ちがあるのは理解できます。しかし、もっと怖いのは、病気があるにもかかわらずそれが見つからないことです。健診での便潜血検査が陽性になっても、「自分は痔だから」と再検査を受けないのは大きな間違いです。反対に、実際血が出ていても便潜血検査で陰性になるケースもあります。陰性ならば再検査しなくて大丈夫だと思うかもしれませんが、目に見えて出血しているのであれば、専門の医院で精密検査を受けましょう。

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