依田レディスクリニック

依田レディスクリニック

依田和彦 院長

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若者の街として知られる下北沢。流行の発信源として移り変わりの激しいこの街だが、最近では鉄道の地下化に伴い、街そのものが生まれ変わろうとしている。そんな中、下北沢駅の西口を出てすぐのビルの2階に掲げられ、駅のホームからも見ることができる赤と青のラインが印象的な『依田レディスクリニック・よだ眼科クリニック』の看板は、1981年の開業以来、この街を行き交う人々を見守り続けている。「若い女性だけではなく、更年期を越え、老年期を迎えた女性まで、女性の生涯に渡っての健康を見守り続けたい」と語る「依田レディスクリニック」院長を務める依田和彦先生と、今は頼もしいパートナーとして、父である院長と共に診察にあたっている樋田(とよだ)綾子副院長に、女性がいつまでも元気に明るく過ごすためのヒントを教えていただいた。
(取材日2014年10月15日)

女性の生涯に渡っての健康を見守っていきたい

―下北沢で開業された経緯をお聞かせいただけますか?

【院長】現在、私と副院長である娘が診察を担当している『依田レディスクリニック』と、妻が院長を務めている『よだ眼科クリニック』が隣接して開業していますが、これは1981年の開業当時から変わらぬスタイルです。そこで開業する際も、両方のクリニックにとって条件の良い立地を探していました。下北沢は交通の便も良く、また、よく若者の街などと形容されますが、一歩中に入ると実は昔ながらの住まいが広がっているため、熟年〜老年期の方の人口も意外と多いんです。私は産婦人科医として、女性の生涯に渡っての健康を見守っていきたいという希望があったので、幅広い年齢層の方が暮らしているこの街は条件にぴったりでした。また妻の方も、その頃国立小児病院(現、国立成育医療センター)でお子さんの治療にあたっていたのですが、当時の小児病院は、患者が15歳になるとそれ以上診療を受け付けませんでした。妻は自分が担当してきた子どもたちを、その後も継続して診療してあげたいという希望を持っていたので、勤務していた病院にも近い下北沢は、まさにそれぞれの希望を満たす立地であったためこの地に開業しました。

―非常にぬくもりを感じる院内ですが、工夫されている点はありますか?

【院長】開業から今年で34年目を迎えますが、今年リフォームをいたしました。女性にとって、やはり産婦人科の受診に対してはまだまだ心理的負担が高い部分があると思います。そのためなるべく家庭的な雰囲気作りをして、気軽に立ち寄っていただけるように心がけました。待合室のソファーは流線型をしているのが特徴なのですが、これは優しい印象を与えると同時に、一人でも多くの方に腰掛けていただけるというメリットもあります。また、待合室から診察室に向かう際には、いったん廊下を曲がる設計にすることで、診察室の声が待合室に漏れるといった心配もなく、安心して受診していただけるように配慮しています。2つのクリニックはバックヤードでスタッフが行き来できるようになっていますが、入口を含め、すべて別々の作りになっています。それでも眼科に来たついでに産婦人科にもという方いらっしゃるのでしょうか、産婦人科としては珍しく、80、90歳の方も抵抗なく通ってきてくださっています。

―現在、お2人一緒に診療を担当されているのですか?

【副院長】私は6年前からクリニックの診療に参加しているのですが、今年から私が火・木・土曜日と週に3回診療を担当し、院長は月・金曜の週2回と、土曜日には乳房検診、を中心に予約制の診療を行っています。診療日は分担していますが、もちろん、症例について院長と話し合うといったことも少なくありません。また、私の子どもの学校行事があるときなどは、院長に代診をお願いすることもあります。そこは親子ですから、臨機応変に対応してもらっています。

記事更新日:2016/01/24


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