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児玉 泰輝 理事長、中山 幸栄 副院長、中山 祥未 先生、中山 琢生 先生の独自取材記事

大原クリニック

(世田谷区/代田橋駅)

最終更新日:2020/04/01

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京王線代田橋駅徒歩5分の「大原クリニック」は、70年近くも周辺住民の健康を守ってきた地域密着のクリニック。現在は初代院⻑の孫である児⽟泰輝理事⻑(院⻑兼務)が整形外科を受け持ち、その叔母である中⼭幸栄先⽣(前理事⻑)が内科と⼩児科を、その⼦どもの祥未先⽣が内視鏡検査・超⾳波検査、琢⽣先⽣が産婦⼈科を担当しており、家族の絆で幅広くかつ専門的な診療を行っている。患者も親子2代、3代にわたって受診するケースもあり、まさにアットホームなクリニックだ。
(取材日2017年10月30日)

幅広い診療科と丁寧な対応で、70年近く地域に貢献

こちらは長く地域に根差したクリニックと聞きました。

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【幸栄先生】ええ、私の父が70年近く前、大原交差点近くのこの地に開院しました。当時は周囲に医療機関も少なく、救急の患者さんの入院にも対応していたんです。父が他界して私が後を継ぎ、近くに大きな病院も増えてきたことから内科、小児科、皮膚科、整形外科を中心とした外来診療に切り替え、気軽に受診していただくクリニックとなりました。今は甥の児玉先生が3代目の理事長・院長となっています。
【児玉理事長】診療⾯では、私は⽇本整形外科学会整形外科専⾨医で、現在も⼤学病院でも診療している整形外科を担当し、⽇本⼩児科学会⼩児科専⾨医である中⼭幸栄先⽣が内科と⼩児科を担当しています。加えて中山先生の子ども、つまり私のいとこになる祥未先生は日本外科学会外科専門医で内視鏡検査や超音波検査を、同じく琢生先生は日本産科婦人科学会産婦人科専門医で産婦人科を診るなど、幅広さと同時に専門的な診療を行っているのが特色です。

そうした幅広い診療科を持たれている理由は何でしょうか?

【幸栄先生】当院には父の代から通われている患者さんも多く、「病院時代の診療科の中でも地域に必要なものはできる限り残そう」というのが、父と私に共通する思いでした。小児科もあるので子育て中でも親子一緒に受診していただけますし、高齢の患者さんで内科の病気と併せて膝に痛みがある方などは整形外科も同時にかかれます。また当院は薬の院内処方も行っているので、お薬まで含めて1ヵ所で済むことも多く、皆さんに喜ばれていますね。
【児玉理事長】さらに私の姉夫婦は当院のある建物の3階で歯科医院を開いているので、必要なら歯科領域まで連携した診療も可能です。医師としても、自分以外に内科や産婦人科、内視鏡に詳しい先生がいると互いに相談ができ、より適切な診断や治療、病院紹介ができる利点もあるんです。

どういった症状で受診される方が多いのでしょうか?

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【幸栄先生】お子さんは喘息なども多いですし、大人の場合は定期健診で再検査となって当院を受診され、高血圧や糖尿病の治療で通われる方もいらっしゃいます。こうした生活習慣病の多くは自覚症状がないまま進行することがほとんどですから、会社や自治体の定期健診を受け、ご自分の健康状態をこまめにチェックしてほしいですね。
【児玉理事長】患者さんの中には「どの診療科に行けばいいかわからない」と迷って、受診までに時間がかかったという方もいらっしゃいます。その点、当院は診療科が幅広いため院内で治療できるケースも多く、必要に応じて適切な医療機関をご紹介しますから、「ここで診てもらえば何とかなる」と地域から信頼されているのがありがたいですね。

女性のがん検診をはじめ各分野の専門家が診療を担当

児玉先生の整形外科にはどのような強みがあるのでしょうか?

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【児玉理事長】骨折など一般的なけがの治療はもちろんですが、リハビリテーションにも力を入れ、私の指導のもとで6人の理学療法士がきめ細かに治療・回復を支援している点です。病院での手術をした患者さんを受け入れ、日常生活への対応をめざしてリハビリを行うほか、高齢の方には運動能力の低下や筋力の衰えを防ぐ運動プログラムも用意しています。また私は骨粗しょう症が専門で、当院には大学病院でも用いられる骨密度検査・DXA法の検査機器も導入しました。これで腰椎や大腿骨または前腕骨を検査することで、かかとや手のひらを測定する簡易的な方法より高い精度の結果が得られ、適切な診断をもとに治療や予防へつなげられることも強みといえます。このほか肩関節のリハビリも行っていることから、その分野では関東全域から患者さんがおみえになっています。

こちらの内視鏡検査や超音波検査の特色を教えてください。

【祥未先生】当院の内視鏡検査は食道、胃、十二指腸といった上部消化管が対象で、口から検査用ファイバーを入れる経口内視鏡のほか、嘔吐反射が出にくい経鼻内視鏡もお選びいただけます。ですから昔ながらの「胃カメラはつらい」というイメージでなく、もっと気楽に検査を受けてほしいですね。超音波検査で担当するのは乳腺が主ですが、これはマンモグラフィーのような痛みもなく、検査の仕組みも異なるため若い方にも有用な検査。小児科も併設する当院なら、お母さんがお子さんと一緒に受診できるのも便利でしょう。
【幸栄先生】当院の患者さんも内視鏡検査が必要な方は多く、週1回の予約制でも院内で内視鏡検査ができ、患者さんからも安心して検査を受けられると好評です。

2018年度からは産婦人科もさらに強化されるとお聞きしました。

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【琢生先生】私はこれまで大学病院で産婦人科や周産期を診てきましたが、専門医資格の取得などで一区切りと考え、今後はこちらでの診療機会を増やす予定です。まだ地域のニーズを探りながらですが、妊婦の定期検診のほか、女性特有のがんの検診、不妊症の相談などを検討しています。例えば骨粗しょう症などで当院の整形外科を受診されている方が、更年期による心身の不調にお悩みなら産婦人科でサポートできることは多いと思いますね。
【幸栄先生】女性のがんで子宮頸がんは若い方が多いのですが、40代から60代の方に多い子宮体がんなどもあり、いくつになっても定期的にがん検診は受けてほしいと考えていました。また貧血で内科を受診された方の中に子宮筋腫や子宮内膜症が原因だったケースもあり、今後はそうした検査や診断が院内で可能になる予定です。

今後も長く診療を続けるためリニューアルを検討中

こちらで診療される中でのやりがいを教えてください。

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【児玉理事長】高度医療を主とする大学病院などとは違い、当院では患者さんを初診時の診断、薬による治療、必要なら病院を紹介して手術を受けていただき、その後のフォローはまたこちらでと、その方の病状を長く診ていけるところです。「この患者さんはここを数年前にけがをしたから、気をつけて診ておこう」といったように、一人ひとりをより深く理解して診療に当たることができます。
【幸栄先生】私が子どもの頃にお世話になった近所の方が整形外科を受診されたり、小学生だった子が成長して生活習慣病の検診を受けに来たりすると、この地で長く診療を続けてきたことを実感しますね。もちろん近隣には会社も多く、引っ越して来られた方もいらっしゃいますから、そうした皆さんも含めて当院らしくアットホームな診療ができればと思っています。

クリニックの今後の目標についてお聞かせください。

【児玉理事長】数年後には当院の建て替えを検討中で、一部の検査機器もリニューアルしたいと考えています。これにより地域の皆さんに快適な診療環境を提供でき、「これからもこの地で診療を続けていきます」というメッセージにもなると考えています。
【幸栄先生】父の後を継いで長年やってきましたが、児玉先生と子どもたちのおかげで少し肩の荷が下りました(笑)。専門分野の違う3人が協力し役割分担して、さらにいい診療を続けてほしいと思っています。

では3人の先生から一言ずつメッセージをお願いします。

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【児玉理事長】地域密着のクリニックとして、何かあればまず当院に来ていただける駆け込み寺のような存在をめざしたいですね。
【祥未先生】内視鏡検査をあまり大げさに考えず、ちょっとした不調のときや定期検診などで気軽に受診してほしいと思います。また私も3人目を子育て中なので、お母さん方のご不安などにアドバイスできたらいいですね。
【琢生先生】当院を開院した祖父の孫にあたる私たちが協力して、さらにもり立てたいという気持ちです。個人的には産婦人科で、女性医師に負けないきめ細かな気づかいで患者さんに接したいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

超音波検査/1500円+税
乳がん検診/1000円+税
子宮頸がん検診/800円+税
子宮体がん検診/1000円 +税

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