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周東 佑樹 院長、周東 宏晃 先生の独自取材記事

医療法人健身会 南越谷健身会クリニック

(越谷市/南越谷駅)

最終更新日:2024/07/08

周東佑樹院長、周東宏晃先生 医療法人健身会 南越谷健身会クリニック main

新越谷駅から車で5分の住宅街にある「医療法人健身会 南越谷健身会クリニック」。駐車場は95台分を用意し、新越谷駅・蒲生駅からは無料送迎車も出ている。周東寛理事長がこの地に開業したのは2003年のこと。2021年には息子の周東佑樹先生が院長に就任し、弟の周東宏晃先生とともにクリニックの歴史を受け継いでいる。充実の設備と診療体制が同院の特徴だ。先進のMRIの他、内視鏡・マルチスライスCT・骨密度検査機器・マンモグラフィなどの機器を備え、院内でさまざまな検査が受けられる。診療内容も幅広く、各分野の専門の医師が在籍。大学病院との連携で、病気の早期発見・早期治療に取り組んでいる。今回は周東佑樹院長と宏晃先生に、それぞれの専門分野について、また同院の設備・体制についても話を聞いた。

(取材日2022年9月14日)

互いの視点を持ち寄り、病気の早期発見に努める

院長の専門分野について教えてください。

周東佑樹院長、周東宏晃先生 医療法人健身会 南越谷健身会クリニック1

【佑樹院長】私の専門は糖尿病と内分泌疾患です。糖尿病は血糖値を一定に保つインスリンの分泌不足や、その働きが弱まった状態です。インスリンはホルモンの一種。ホルモンは体内で分泌され体の正常な働きをサポートしますので、このバランスが崩れるとさまざまな病気の原因になるのです。糖尿病を専門に選んだ背景には、前院長で現在は理事長である父の助言がありました。父の専門は呼吸器内科ですが、かねてより糖尿病の新たな治療法や薬の研究に注目しています。予備軍も含めると、今や成人男性の2割近くが患っているといわれる糖尿病。父も開業医として日々患者さんと接する中で、糖尿病の患者さんが多いことを実感していたようです。知識を深めることで、多くの患者さんの治療に役立てることができる。その思いから、糖尿病などの生活習慣病、その先にある動脈硬化が原因となる疾患の予防に力を入れています。

宏晃先生の専門は消化器疾患だと伺いました。

【宏晃先生】はい。消化器分野には病気の発見や内視鏡治療をする内科と、手術でそれを治療する外科の分野があります。私は現在、当院では消化器内科を、獨協医科大学埼玉医療センターでは消化器外科を担当しています。胃がんや大腸がんなど、消化器の病気には初期症状がほぼありません。症状が出てから検査をする方もいらっしゃいますが、その時にはすでに病気が悪化しているのです。消化器外科の現場ではがんの患者さんの占める割合がとても多く、早期発見が大切なのだと日々感じています。

連携して診療されることもあるのでしょうか?

周東佑樹院長、周東宏晃先生 医療法人健身会 南越谷健身会クリニック2

【佑樹院長】例えば胸部に違和感を感じた際、消化器・心臓・呼吸器などさまざまな要因が疑われます。ホルモンバランスの乱れやメンタルの不調も考えられるでしょう。内科的見地から消化器の異常も疑われる場合、宏晃先生に意見を求めるようにしています。生活習慣病も消化器の病気も初期症状がほぼなく、進行すると命に関わるもの。互いの視点を持ち寄り、早期発見に努めています。
【宏晃先生】それぞれの強みを生かして早期発見・早期治療につなげられるのがメリットだと感じています。患者さんが不調を訴えた際、私はやはり消化器や呼吸器を重点的に診ています。しかしそれでは原因がわからないことも多々あるんです。そんな時は院長に相談して、また違う視点からの意見をもらいます。血液検査などの結果も考慮して原因を突き止め、さらに詳しい検査が必要と判断したら、各科の先生にも相談しています。

かかりつけ医院でもあり、「小さな大学病院」でもある

こちらのクリニックの特徴をお聞かせください。

周東佑樹院長、周東宏晃先生 医療法人健身会 南越谷健身会クリニック3

【佑樹院長】診療範囲の幅広さとチーム医療が挙げられるでしょう。当院では、循環器内科・呼吸器内科・消化器内科・神経内科・膠原病内科・整形外科・皮膚科など、各分野の専門の医師が診療にあたっています。医師の大半は大学病院でも診療を行っており、当院で病気を発見した後、同じ医師が各大学病院で手術を行うケースもあります。医療機器の充実にも力を入れています。高画質・短時間の撮影が可能な先進のMRI、2波長のレーザー光源を搭載した内視鏡、マルチスライスCT、骨密度検査機器、マンモグラフィを用意。院内で多彩な検査が受けられます。当院は地域のかかりつけ医院でもあり、いわば「小さな大学病院」でもありたい。地域の皆さんが気軽に相談できる雰囲気を心がけ、そのお悩みに専門的に対応できる診療体制を整えています。

多くのドクターがクリニックを支えているのですね。

【佑樹院長】ドクターだけではありません。看護師・事務スタッフ・リハビリスタッフなど、各ポジションのスタッフの力が不可欠です。例えば放射線技師は撮影技術に長け、CTやMRIといった画像精度の高い機器を使いこなせる技量を持ち合わせています。臨床検査技師はエコーや超音波検査の他、睡眠時無呼吸症候群の機械の設定なども担当しています。また私の専門の糖尿病治療では、管理栄養士による食事指導が重要な役割を担っています。共有事項は各々が電子カルテに記録し、皆で確認できるようにしています。
【宏晃先生】内視鏡検査の際も、スタッフの存在が患者さんの不安を和らげています。ベテランの看護師による呼吸のアドバイスや声がけ、背中をさする温かい手。それによって患者さんは安心し、リラックスして検査を受けることができると思うのです。

印象に残る、患者とのエピソードはありますか?

周東佑樹院長、周東宏晃先生 医療法人健身会 南越谷健身会クリニック4

【佑樹院長】私が診療した女性の患者さんの例ですが、その方は動悸や倦怠感に1年以上悩まされていました。階段の上り下りや、椅子から立ち上がるのもつらいほどの症状です。そのうち仕事にも行けなくなり、頭痛が長引いたのが受診のきっかけでした。診療で目や甲状腺の異常もあり検査をしたところ、バセドウ病だとわかりました。元の生活に戻れるように治療しました。
【宏晃先生】がんの治療後は5年をめどに定期検査を行いますが、多くの場合それ以降は任意です。私が大学病院で執刀したご縁で、5年経過後も当院で定期検査を受ける患者さんもいらっしゃいます。がんの再発が見つかった場合は、大学病院との連携で根治的な治療につなげます。1人の方の例ではありませんが、このようなケースは多いですね。

これまでの歴史を大切に、患者と時代のニーズに応える

レストランやラウンジなど、院内施設も充実していますね。

周東佑樹院長、周東宏晃先生 医療法人健身会 南越谷健身会クリニック5

【佑樹院長】当院はクリニックであると同時に、地域の皆さんが気軽に通える場所。院内にはリハビリテーション施設や健康づくりをサポートする会員制の「健康ひろば」を設けています。健康ひろばやレストランで、仲間に会うのを楽しみに通われる方も多いんですよ。適度な運動で筋肉量の減少を防ぎ、おいしい食事を楽しみ、いきいきとした毎日を送るお手伝いができれば何よりです。

働き世代に向けて、健康上のアドバイスを頂けますか?

【佑樹院長】動悸や息切れが続いたら、我慢せず一度検査を受けましょう。特に倦怠感が強かったり、日常生活に支障が出たならばなおさらです。これらの症状はホルモンの乱れや内臓疾患、メンタルの不調から現れることもあります。忙しい日々を送る働き世代は、健康管理が後回しになりがちです。しかし中には急を要する病気が隠れていることもありますから、まずは内科で検査することをお勧めします。
【宏晃先生】消化器の病気は自覚症状が出にくいのが怖いところ。胃がんも大腸がんも、働き世代の罹患は決して少なくありません。職場の制度などを利用し、年に一度は健康診断や人間ドックを受けるようにしましょう。毎年受ければ変化に気づきやすくなります。「毎年この月は健康診断を受ける」と時期を決めておくといいですね。

最後に読者へメッセージをお願いします。

周東佑樹院長、周東宏晃先生 医療法人健身会 南越谷健身会クリニック6

【宏晃先生】当院では健康上の悩みに幅広く応えられるよう、設備と体制を強化しています。最近ではメディアで取り上げられることが多いせいか、膵臓の病気を心配されている方も多いですね。膵臓の状態を確認するためには、造影剤を使ったCT検査や、MRIの検査が有用です。当院ではどちらも対応しています。検査の結果、何もなければ安心できますし、病気も早期発見できれば悪化する前に治療を始められるのです。気になることは何でもご相談ください。
【佑樹院長】患者さんの症状を「気の持ちよう」と安易に考えず、常にあらゆる可能性を意識しながら診察をしています。当院が開業して約20年、医療法人健身会としては祖父の代から今まで続いています。これまでの歴史を大切に、患者さんと時代のニーズに応えられるよう努めてまいります。

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人間ドック/4万4000円
脳ドック/3万8500円

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