ドイツ式の非抜歯矯正と
低侵襲なインプラント治療を提供
なまため歯科医院
(鎌倉市/大船駅)
最終更新日:2025/12/29
- 自由診療
高齢になっても自分の歯で食べ、しっかりと口から食事ができることは、十分な栄養摂取や脳への刺激などの面から心身の健康に役立つとされている。一方、歯並びや噛み合わせの不具合が全身の体調不良を招くことも考えられるなど、口の中の健康と全身の健康とは密接に関連しているといえる。こうした視点をもとに「なまため歯科医院」の生天目亮(なまため・りょう)院長は「全身の健康を見据えた歯科治療」をめざしている。特に「矯正のために健康な歯を抜くのは、抜歯による健康への悪影響を考えれば本末転倒だと考えています」と話し、ドイツ式の非抜歯での歯列・噛み合わせの矯正に取り組んでいる。またインプラント治療でも患者の体への負担軽減が期待できる「抜歯即時埋入法」を導入。生天目院長にそうした治療のメリットなどを詳しく聞いた。
(取材日2025年11月28日)
目次
自由診療を中心に「全身の健康まで考慮した先進の歯科治療」を検討
- Q歯並びや噛み合わせの治療には抜歯が必要と聞いたのですが。
-
A
▲正確な診断のために密な検査を行っている
決してそんなことはありません。むしろ、抜歯は全身の健康に大きな影響を与える可能性もあるので私は推奨しません。例えば、抜歯により歯の本数が減ると必然的に歯列のアーチが小さくなります。すると、口腔内の空間や舌の置き場も狭くなって舌を噛みやすくなったり、舌の付け根が喉の奥に落ちると気道も狭まって睡眠時無呼吸症候群やいびきを招いたりすることも考えられます。もし酸素が全身に行き渡らなければ、仕事や勉強、スポーツもしにくいはずです。また、抜歯後の炎症が顎関節にまで波及すると顎関節症につながる可能性も否定できません。非抜歯矯正の場合は口腔とつながる副鼻腔の拡張が図れ呼吸のしにくさや鼻詰まりの軽減も望めます。
- Q非抜歯でどのように治療するのか教えてください。
-
A
▲抜歯は全身の健康にさまざまな影響を与えるという
単に歯並びを整えるだけでなく、MRI画像を撮影して顎関節の位置も確認し、下顎を適切な位置に移動させることもめざした矯正を行います。これを非抜歯で実現するため、当院では上下の全歯を覆うマウスピース型装置を用いた矯正を基本としているのです。この方法は1日22時間、食事の時以外はずっと装置を装着し続ける必要がありますが、ほとんどのケースで非抜歯での歯並び・噛み合わせの矯正ができると考えています。注意点はしっかり長時間装着することと、虫歯や歯周病にならないよう歯磨きを徹底することです。当院では非抜歯矯正を数多く扱ってきましたのでも歯磨きやお手入れの方法も事前に丁寧にお伝えしますのでご安心ください。
- Qインプラント治療にも特色があるそうですね。
-
A
▲抜歯即時埋入法であれば治療期間や手術回数を減らすことができる
適応がある患者さんは、抜歯後にすぐインプラント体を埋入する「抜歯即時埋入法」による治療も選択肢になります。一般的なインプラント治療では抜歯後、歯茎や骨の状態が落ち着いてインプラント体を埋入するまでに数ヵ月待ちますが、その間は患者さんは歯がない状態で過ごさなくてはなりません。しかし抜歯即時埋入法は、抜歯の時に空けた穴を利用することでインプラント体の即時埋入が可能になります。当日に仮歯を作って装着すれば歯がない状態も避けられ、治療後のQOL向上に大きく貢献できるのも特徴です。治療期間と手術回数を減らすことが可能で、腫れや治療後の痛みも軽減がめざせるなど、低侵襲な治療法といえるでしょう。
- Qインプラント体を支える顎の骨が少ない人も治療できますか?
-
A
▲患者の負担を軽減できるようさまざまな手法を取り入れている
そうした患者さんでもインプラント治療がめざせる各種の手法を導入しています。例えば上顎の治療を行う際に顎の骨が少ない患者さんでは、鼻の周囲・上顎の近くにある上顎洞にドリルで骨を押し込む方式で対応可能な場合があります。大学病院などでは上顎の横を切開して人工骨を入れる手法が主流ですが、当院ではインプラント体を埋入する穴から入れる手法を主に用いるため、上顎洞の大がかりな手術をしなくて済み、患者さんの体への負担や治療期間の軽減が望めるのが特徴です。そのほか上顎・下顎のどこでも骨が少ない部分に対して、コラーゲンを使用した骨再生誘導剤による骨造成を行うことでインプラント治療の実施が期待できます。
- Q新たな治療法に積極的に取り組まれているのですね。
-
A
▲日々研鑽を続ける院長。患者に寄り添った診療を心がける
近年の歯科医療では新たな材料や治療法が次々に登場し、より低侵襲な治療がめざせる手法などが広まっています。私はそうした治療を多くの患者さんに受けていただきたく、私自身もあと10〜15年は治療の最前線に立ちたいとの思いから、現在も新たな材料や治療法の勉強を続けているのです。また口の中の健康が全身の健康とも密接に関連していることから、睡眠時無呼吸症候群や顎関節症などのリスクが懸念される抜歯を行わず、マウスピース型装置を用いた矯正を用いています。低侵襲なインプラント治療も患者さんの体のことまで考えているからです。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/44万円~、フラップレスインプラント/49万5000円~、骨増骨/7万7000円~、特殊な入れ歯を用いた治療/44万円~、CAD/CAMシステムを用いたセラミック治療/7万7000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/55万円~、歯周病治療/5500円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

