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歯を抜かない非抜歯矯正
ワイヤー・マウスピース型装置でも可能

なまため歯科医院

(鎌倉市/大船駅)

最終更新日:2023/07/12

なまため歯科医院 歯を抜かない非抜歯矯正 ワイヤー・マウスピース型装置でも可能 なまため歯科医院 歯を抜かない非抜歯矯正 ワイヤー・マウスピース型装置でも可能
  • 自由診療

不正咬合を調整するための方法の一つに歯列矯正があるが、正しい歯列をつくるためには健康な歯を抜かなくてはいけないと聞いたことがある人は多いのではないだろうか。中には「歯を抜くのは嫌だから、矯正を受けづらい」と悩んでいる人もいるかもしれない。確かに歯列矯正には抜歯が必要となるケースもあるが、「歯を抜かない歯列矯正」をモットーに掲げる歯科医院もある。鎌倉市にある「なまため歯科医院」もその一つ。生天目亮(なまため・りょう)院長に、同院が行っている歯列矯正について詳しく話を聞いた。

(取材日2022年11月18日)

歯を抜かない「非抜歯」の歯列矯正に注力。マウスピース型装置による矯正か、ワイヤー矯正か選択も可能

Q歯を抜かなくても歯並びを整えることはできますか?
A
なまため歯科医院 正確な診断のために密な検査を行っている

▲正確な診断のために密な検査を行っている

日本で一般的に行われている歯を抜く矯正はアメリカ式で、大学ではこの方法を教えています。しかしドイツをはじめとしたヨーロッパやオーストラリアは歯を抜かない歯列矯正が主流で、歯を後ろへ移動させていく方法や顎を広げる方法で歯が並ぶスペースの確保を図ります。自分は顎が小さいから歯を抜かなくてはいけないのではないかと心配される方もいらっしゃいますが、当院では歯列矯正をスタートしてから約30年、すべての矯正を非抜歯で行っていますので、不適応なケースはほぼない、ほとんどの人が非抜歯で歯列矯正ができると考えています。ただし親知らずだけは抜歯が必要となります。

Q歯を抜かない歯列矯正のメリットを教えてください。
A
なまため歯科医院 各治療のためのパンフレットも用意し、患者への説明に用いている

▲各治療のためのパンフレットも用意し、患者への説明に用いている

歯が並ぶスペースをつくることをめざす非抜歯矯正は、口腔内とつながっている副鼻腔も広がりやすくなり得るため、鼻詰まりが軽減したり呼吸がしやすくなったりということにもつながることが期待できるのがメリットと言えるでしょう。一方、歯を抜いてしまうと、一時的にではありますが抜歯による腫れや痛みが出ることがありますし、口の中のスペースが狭くなり、呼吸に影響を及ぼす可能性があります。また、歯を抜く矯正では抜歯でできた空間に歯が倒れる形で歯が動くのですが、一度倒れた歯は安定性が悪く、後からまた歯が重なってしまうといった歯並びの問題を起こしやすいという問題もあります。

Qマウスピース型装置を用いた矯正でも非抜歯矯正はできますか?
A
なまため歯科医院 口腔内スキャナーの導入によりデジタルでの精密な矯正が可能に

▲口腔内スキャナーの導入によりデジタルでの精密な矯正が可能に

当院では表側のワイヤー矯正とマウスピース型装置を用いた矯正を行っていますが、どちらの矯正でも非抜歯で行っています。ただし、マウスピース型装置を用いた矯正は1日22時間、食事のとき以外はずっと装置を装着し続けなくてはいけません。きちんと22時間装置を装着できる人であればマウスピース型装置を用いた矯正が選べます。当院の矯正は基本的に、元の歯並びによって「ワイヤー矯正しかできない」「マウスピース型装置を用いた矯正しかできない」という制限はしていません。

Q矯正期間中、日常生活で注意することはありますか?
A
なまため歯科医院 患者に寄り添い、じっくり時間をかけて診療を行う

▲患者に寄り添い、じっくり時間をかけて診療を行う

マウスピース型装置を用いた矯正はしっかり長時間装着すること、それから虫歯や歯周病にならないように歯磨きすることが大切です。歯磨きやお手入れについては事前に当院で丁寧にお伝えします。そのほか、頬づえやうつ伏せ寝といった日頃の癖があると、顔が曲がってしまい左右バランスがずれていきます。当院では顔がゆがんでしまう癖や体がゆがみやすい癖をお持ちの方には、それを改善するためのアドバイスをしています。アドバイスをきちんと実行できるかは個人によりけりですが、若い女性は外見への意識も高く、自分で気をつけて努力される方が多いので、歯列矯正もよりスムーズに進むのではないかと思っています。

ドクターからのメッセージ

生天目 亮院長

僕の家族も歯列矯正を受けましたが、家族の健康な歯を抜くことに抵抗があったんです。そこで歯を抜かずにできる矯正はないかと調べ、現在提供している「歯を抜かない」矯正にたどり着きました。歯を抜く矯正は口の中を狭くしてしまうため、舌を噛んでしまったり、呼吸に悪い影響を及ぼして睡眠時無呼吸症候群やいびきなどの弊害が出たりする恐れがあります。何より80歳になった時に自分の歯を20本残すという8020運動がありますが、若い時に矯正のために歯を4本も抜いてしまったら、8020どころではありません。自分の歯を残したまま歯並びを整えたい方は、ぜひ非抜歯矯正に力を入れている当院にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/41万8000円、大人の矯正/93万5000円~、子どもの矯正/41万8000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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