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生天目 亮 院長の独自取材記事

なまため歯科医院

(鎌倉市/大船駅)

最終更新日:2019/08/28

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交通事故で歯を失った経験をきっかけに歯科医師となり、生まれ育った大船の地で開業した「なまため歯科医院」生天目亮(なまため・りょう)院長。「長い目で見て、真の健康に資する治療を提供したい」という思いで歯科診療に取り組む。矯正治療やインプラント、入れ歯治療などあらゆる分野で新しい知識・技術の習得に余念がない生天目院長だが、日々の診療の中で最も力を入れているのは予防歯科と歯周病治療。「虫歯・歯周病の予防は歯のためだけではなく、全身の健康のためだと知っていただきたい」。にこやかな笑顔の中にも、医療に対する熱い思いが感じられる頼もしい先生だ。そんな生天目院長に、力を入れている治療法や歯科医師としての理念を聞いた。
(取材日2018年12月19日)

保険診療にとらわれず、将来と全身を考えた治療を提供

まず、歯科医師を志したきっかけを教えてください。

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小学校1年生の時に交通事故に遭い、上2本下1本の前歯をなくし、2年生の時には父に「歯医者さんになって自分で治したい」と言ったようです。その後、僕自身は父の測量会社を継ぐつもりでしたが、高校生時代、交通事故の傷痕の治療で入院した時に看護師さんに恋をして(笑)、やっぱり医療系もいいなあと思い、父の勧めもあり歯科医師の道に進むことにしました。ちなみに交通事故で歯を失ってから、成長期には歯が抜けたままでしたし、高校生からは入れ歯やブリッジを経験しました。ですから、歯のないことのつらさや、入れ歯やブリッジのデメリットも痛感しています。そんな思いも僕の歯科医師としてのベースになっているかもしれません。

実際に歯科医師になられていかがですか?

とても楽しいです。削って詰めるだけの歯科治療ではなく、僕は本当の意味で患者さんを治していく、普通とは異なる歯科治療をめざしているので楽しいのだと思います。新しい情報と知識を求めて、講習会に参加するなど大変な部分もありますが、それがより良い治療の提供につながります。開業当初は、こうした診療スタイルがなかなか受け入れられず弱気になることもありましたが、最近は理解してくださる患者さんも増え、少しは自信を持てるようになりました。また、僕は何でもできるようになりたいんです(笑)。最近は専門性が重視されますが、あまり特化してしまうと視野が狭くなることもあります。特に歯科医師は、部分部分の専門家になってしまったら、患者さん全体が診れなくなることもあると思うので、幅広い分野で勉強を怠らないようにしています。

診療をされる上で大切にされていることを教えてください。

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患者さんの将来を考え、全身の健康につながる歯科治療を提供することがライフワークだと思っています。そして新しい治療法を学び、常により良い治療を求め、自己実現に努め、患者さんに先進の治療という形で還元したいと考えています。例えば安易に歯を削り、銀歯を詰めると、その多くが10年以内に再発しやすく、それを繰り返すうちに歯を失うことになり、しかも銀歯は金属アレルギーの原因にもなります。今は人生80年、90年という時代。80歳になっても自分の歯でしっかり噛んでいただきたいという思いと、お口から全身の健康を守りたいという観点で、質の高い治療に努めています。保険外の自由診療になることが多く、それに見合うだけの治療費を提示させていただくことには申し訳ない気持ちもありますが、しかし長い目で見て良かったと思っていただける治療を提供したいと思っています。

歯を抜かない矯正治療やインプラント、入れ歯にも注力

特色ある矯正治療を手がけているそうですね。

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単に歯並びだけでなく全身の健康までを考えた、歯を抜かない矯正治療を行っています。上下左右4本の小臼歯を抜き、装置をつける一般的な矯正治療では、矯正後に顎関節症になりやすく、鼻づまりや自律神経失調症のような症状が出ることもあります。そこで、アメリカの歯を後ろに押していく矯正方法や、ドイツ式の顎を広げていく方法などを学び、「本来そこにあるべき歯を、あるべき場所に並べていく」矯正をめざしています。また歯並びだけでなく、呼吸や姿勢、噛み合わせ、寝相と顔のゆがみなども重視しています。子どものうちから舌の使い方や、口を閉じるなどのトレーニング、頬杖などの悪習癖や生活習慣の改善なども行います。その結果、抜歯をしなくても矯正治療ができる可能性にもつながります。

インプラント治療には、どのような特徴がありますか。

インプラントは30年以上前から手がけ、歯科用CTも使って精度と安全性に配慮した治療を心がけています。また超音波を使った骨切削器具も導入したことで、上顎洞の骨がない場合など難症例のインプラント治療もできるようになりました。そして当院では歯周病を治療してからインプラント治療を始めるので、長持ちしやすいのが特徴です。歯周病を治せない歯科ではインプラント治療はできないというのが私の持論です。高額な機器を導入しているのでインプラントはある程度の費用がかかりますが、長持ちしやすいのでゆくゆくは患者さんに還元できるかと思います。

歯科医師の立場から気になることなどがありますか。

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保険診療と自由診療のジレンマについては、ずっと悩んできました。例えば歯を削って銀歯を詰めるという保険診療での虫歯治療は、60年前と同じなんですよ。医科の世界ならば、もっと良い治療が開発されているのに60年前の治療をそのまま行うことはまず考えられませんよね。時間がかけられないのも保険診療のデメリットです。5分や10分で患者さんの大切な歯を削りたくない。ですから、当院では1人1時間以上かけて丁寧に治療します。自由診療と保険診療は、治療費が高い安いという問題ではなく、その患者さんに適した治療かどうかの違いだと思っています。私は、自分自身や家族にしたくない治療は、患者さんにもしたくありません。だから、自由診療中心になることを理解していただきたいです。

歯と口腔から、全身の健康を守る歯科治療をめざす

お忙しい日々ですが、プライベートな時間の過ごし方は?

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大学時代は軟式テニス部に所属していました。卒業してからは硬式テニス、スキー、スノーボード、ゴルフなどさまざまなスポーツに取り組んできました。鎌倉の歯科医師会の野球部では ピッチャーを10年やっていましたが、脊柱管狭窄症になってしまい2年半苦しみました。今は症状もよくなり、ウインドサーフィンやサップで日頃の疲れを癒やしリフレッシュしています。最近はウクレレとドラムを始め、4月から音楽学校に通う予定です。月に3回ぐらいはインプラントや矯正の講習会へ参加して診療の更なる充実に努めています。

今後の展望について、お聞かせください。

歯科医師の使命として、最も重要なのは予防の大切さを伝えていくことだと考えています。特に歯周病の予防は歯のためだけでなく、全身の健康にも関わります。歯周病が心筋梗塞や脳梗塞、誤嚥性肺炎、糖尿病などの原因にもなるといわれていますから、歯科医院でのメンテナンスと正しい日常的ケアで、歯周病を予防することの大切さを広めていきたいです。当院では、お口の中の細菌を顕微鏡でお見せしたり、出血の状態をお見せすることで、患者さんのモチベーションを高めております。また、短時間でセラミック治療ができるCAD/CAMシステムも導入しています。こうした患者さんの健康や快適性に貢献する治療には積極的に取り組みたいです。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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目先のことだけを考えて、虫歯を削って銀歯を詰める治療ではなく、80歳90歳まで歯を残すことを考えた歯科治療を受けていただきたいです。矯正治療もただ歯並びを治すのではなく、お子さんの将来や全身の健康も考えた治療を選んでいただきたいです。診療方針や診療技術も見極めて歯科医師を選んでください。僕も歯だけを診て穴を埋め、歯並びだけを治す歯科医師ではなく、頭の先から全体を診て治していく歯科医師でありたいと考えています。今、来てくださっている患者さん、当院の診療方針を理解してくださる方々をファミリーと思い、歯科医師としての残りの人生も精いっぱい、仲良く楽しく治療していきたいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/35万円~、入れ歯/35万円~、CAD/CAMシステムを用いたセラミック治療/6万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/38万円~、大人の矯正/85万円~、子どもの矯正/38万円~
※すべて税抜きの価格

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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