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生天目 亮 院長の独自取材記事

なまため歯科医院

(鎌倉市/大船駅)

最終更新日:2021/06/02

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大船駅から徒歩7分。「なまため歯科医院」の生天目亮(なまため・りょう)院長のモットーは、「長い目で見て、真の健康に資する治療を提供すること」だ。生天目院長が考える「本当に良い治療」を提供するため、ほとんどが自由診療だという同院。その診療内容は予防歯科・歯周病治療をベースに、矯正歯科、インプラント治療、義歯治療、詰め物の交換など多岐にわたり、歯科用マイクロスコープによる精密治療をモットーとしている。熱い想いを胸に真摯に治療に取り組む、生天目院長に話を聞いた。
(取材日2020年11月16日)

マイクロスコープによる精密治療で、10年先の健康を

クリニックをリニューアルしたばかりとお聞きしました。

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インプラントの手術室とスタッフルームを新たに設けました。手術室には性能にこだわった空気清浄機を入れ、より衛生的な環境で手術を行えるようにしています。また、水道管の大元に水を除菌するシステムを取りつけ、除菌された水がクリニック全体で使用できるようになりました。さらに、より精密な治療ができるようマイクロスコープも導入しています。今回のリニューアルでは衛生的な環境づくりに焦点を当てていますが、当院では25年前より患者さんに使用する器具はすべて滅菌し、ヘッドレストのカバーを毎回交換する、ライトも毎回丁寧に掃除するなど、徹底した衛生管理で院内感染防止に努めてきました。これは、医療に携わる者としてのポリシーです。

先生の治療におけるモットーを教えてください。

患者さんの将来を考え、全身の健康につながる歯科治療を提供することがライフワークです。そのため、ほとんどの治療にマイクロスコープやライトつきルーペを使用し、0.1ミリ単位の精密治療を心がけています。また、多くの勉強会に参加することで新しい治療法を学び、患者さんに先進の医療を還元することも大切です。例えば安易に歯を削って銀歯を詰めると、10年以内に虫歯が再発するリスクが高まります。そうして治療を繰り返していくと、いずれ歯を失うことになりかねません。しかも、銀歯は金属アレルギーの原因にもなり得ます。患者さんがご高齢になっても自分の歯でしっかり噛んでいただきたいという想いと、お口から全身の健康を守りたいという観点で治療に臨んでいます。目先のことだけでなく10年以上先の歯の健康を考えた場合、保険診療にこだわらず、より良い治療法を選択することが必要なんです。

自由診療が多いのは、そういう理由からなのですね。

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エックス線検査といった基本的な検査のみなどの場合は保険診療で行いますが、現在は8割が自由診療です。日本人は、80%が歯周病の可能性があるともいわれています。日本にはコンビニの倍近い数の歯科医院があるのに、こんなに歯周病が多いのは、「治らない医療」が多いためだと考えています。それは歯科に限りません。僕は仕事がとても楽しいのですが、それは「ちゃんと治す」ことをモットーとしているからです。僕が持っている技術を駆使して、お口の状態で困っている方をなんとかしてあげたい。求めてくれる方のために残りの人生を費やしたいと考えています。その治療をしようとすると、保険診療の枠をどうしても超えてしまうため、当院ではほとんどが自由診療です。

こちらには、デジタルで型を採って詰め物を作製する機器もありますね。

CAD/CAMシステムを使うと、デジタルで型を採り、それにぴたりと合うセラミックの詰め物が作れます。保険診療ではやわらかい素材を使って型を採りますが、それでは型そのものを正しく採るのが困難です。さらに詰め物に使う銀は膨張・収縮するため、きちんと合う詰め物になりにくいのです。また、金属アレルギーの問題もあります。当院では患者さんと対話を重ねて理解していただいた上で、歯を含め体に負担をかけないメタルフリーの素材を詰め物に使用しています。

歯周病治療、歯を抜かない矯正や入れ歯にも注力

どんな治療に力を入れていますか?

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口腔環境を整えるためには土台が大切ですから、当院の治療は基本的に歯周病治療からスタートします。歯周病治療はとてもシンプルです。きちんと検査をして検査結果を伝え、正しい歯磨きの仕方、デンタルフロスの使い方などをお伝えし、患者さんが自助努力できるように導きます。それには「今どうなっているのか」を丁寧に伝え、現状を理解していただくことが大切です。当院では歯周病が改善して初めて次の治療に進みます。例えば、インプラント治療も歯周病が改善しているかがとても重要です。せっかくインプラントを入れても、土台がしっかりしていないと長持ちしませんから。

歯を失い、入れ歯やインプラントを希望され来院される方も多いとか?

僕自身、小学生の時に交通事故で複数の前歯をなくし、成長期も歯がないままでした。高校生からは入れ歯やブリッジも経験し、これらのデメリットや歯のないつらさも痛感しています。当院で扱う入れ歯は、小さいため違和感が少なく、金属もほとんど見えません。着脱方向が上下ではないので、粘着質の食べ物も食べられるというメリットがあります。多くの人が感じる入れ歯によるストレスが少ないこの入れ歯は、歯が1本でも残っていればつけることができますし、見た目にも入れ歯だとは気づかれにくいでしょう。それだけ自然だということですね。また、インプラントは30年以上前から手がけ、歯科用CTも使って精度と安全性に配慮した治療を心がけています。超音波を使った骨切削器具もありますので、上顎洞の骨がないといった難症例のインプラント治療も可能です。

歯を長持ちさせるためには歯列矯正も大切だといわれていますが、こちらの歯列矯正の特徴を教えてください。

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日本では健康な歯を抜いて矯正を行うケースもありますが、僕はどうしても健康な歯を抜くことに違和感があるんです。そこで、アメリカやドイツで行われている、歯を後ろに押していく方法や顎を広げる方法を勉強し、歯を抜かない歯列矯正を実施しています。僕がめざすのは、「本来そこにあるべき歯を、あるべき場所に並べていく」矯正。歯を抜かずに矯正をすると、口腔内と副鼻腔が広くなることが期待できるので、鼻詰まりが軽減したり呼吸がしやすくなったりといったことも望めると考えています。また当院では、歯並びだけでなく、呼吸や姿勢、噛み合わせ、寝相と顔のゆがみなども重視し、生活習慣や体癖についてのアドバイスも行っています。

患者は家族。「家族にしてあげたい治療」を提供

保険診療ではなく、自由診療中心に取り組まれる想いをお聞かせください。

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保険診療と自由診療のジレンマについては、ずっと悩んできました。例えば歯を削って銀歯を詰めるという保険診療での虫歯治療は、60年前と同じです。医科の世界ならば、新たな治療が開発されているのに60年前の治療をそのまま行うことはまず考えられませんよね。時間がかけられないのも保険診療のデメリットです。5分や10分で患者さんの大切な歯を削りたくない。ですから、当院では1人1時間以上かけて丁寧に治療します。自由診療と保険診療は、治療費が高い安いという問題ではなく、その患者さんに適した治療ができるかどうかの違いだと思っています。僕は、自分自身や家族にしたくない治療は、患者さんにもしたくありません。そういう背景があり、自由診療中心となっています。

特定の治療に特化せず、幅広い治療が受けられるのもそこに通じていますか?

僕は何でもできるようになりたいんです(笑)。最近は専門性が重視されますが、あまり特化してしまうと視野が狭くなることもあります。特に歯科医師は、部分部分の専門家になってしまったら、患者さん全体を診られなくなることもあると思うので、幅広い分野にアンテナを広げています。インプラント治療や歯列矯正などの歯科分野はもちろん、マクロビオティックや生活空間に潜む有害物質についてなど、気になるものはとことん勉強しています。

読者へのメッセージをお願いします。

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歯周病は感染症や心筋梗塞、大腸の病気など全身の健康に関連していることがわかってきています。また、歯列矯正においても、口の中が広くなることで呼吸がしやすくなることが期待できるなど、歯は全身の健康に関連していますので、皆さんが健やかに過ごせるよう、僕が持てる知識と技術で尽力していきます。そして、当院に来てくださっている患者さん、当院の診療方針を理解してくださる方々をファミリーと思い、歯科医師としての残りの人生も精いっぱい治療に取り組んでいきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/44万円~、特殊な入れ歯を用いた治療/44万円~、CAD/CAMシステムを用いたセラミック治療/7万7000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/41万8000円~、大人の矯正/93万5000円~、子どもの矯正/41万8000円~

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