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生天目 亮 院長の独自取材記事

なまため歯科医院

(鎌倉市/大船駅)

最終更新日:2025/12/22

生天目亮院長 なまため歯科医院 main

「長い目で見て、真の健康に資する治療の提供」を掲げ、患者の口腔内はもちろん全身の健康まで考慮した治療をめざすのが「なまため歯科医院」の生天目亮(なまため・りょう)院長だ。同院の診療範囲は予防歯科や歯周病治療、矯正歯科、インプラント治療、義歯治療、詰め物の交換まで幅広く、そのほとんどは自由診療だ。これは自身の知識・技術を駆使して「ちゃんと治す」ことを考えたからだという。では自らを「職人」と称する生天目院長が考える「本当に良い治療」とは何か。使命感と熱意に満ちた生天目院長の言葉に、口腔の悩みを抱える人々への真心が垣間見えた。

(取材日2022年11月19日/情報更新日2025年11月28日)

口腔内も全身も健康になれる歯科治療をめざす

先生が目標とされるのはどんな治療ですか。

生天目亮院長 なまため歯科医院1

歯科医師と聞くと、虫歯を削って詰め物を詰めるのが主な役割と思われるかもしれません。ひとくちにセラミックといっても、精度が合っていなければ何の意味もありません。当院では必要な治療にはマイクロスコープやライトつきルーペを使用し、ミクロン単位の精密治療を心がけて虫歯などの取り残しがないよう努めてきました。歯の詰め物一つとっても、髪の毛1本の隙間も見逃さずに上下左右ぴったりしたものを作ることが重要です。いわば歯科医師は「職人」なのです。実は歯周病菌が歯肉から血管に入り込むと、動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞・糖尿病、誤嚥性肺炎といった全身疾患のリスクにも関連することが近年わかってきています。歯の健康が全身の健康にも関連していることを知っていただきたいです。

自由診療をメインで扱われている理由は?

歯科医師は30年前から経営的には厳しい状況に立たされています。その下請けの歯科技工士たちはさらに厳しい状況のままです。最近病院の7割が赤字という報道もありますが、保険では歯科医院経営を成り立たせるのは厳しい状況です。薄利多売、1時間に多くの患者さんを診ないと赤字になるシステムなのです。僕は歯科医師の仕事にとてもやりがいを感じていますし誇りを持っています。なぜなら「ちゃんと治す」ことをめざしているからです。僕が持っている技術を駆使して、お口のことで困っている方をなんとかしてあげたい。求めてくださる方のために残りの人生を費やしたい。一生使う大切な歯にしっかりと時間をかけて精度の高い仕事をしたいので、自由診療の治療を行っています。

先生はとても患者さん思いなのですね。

生天目亮院長 なまため歯科医院2

僕自身も顎関節症でつらい思いをしましたし、その改善のためにすべての歯を削ってかぶせ物にしました。なので患者さんの気持ちはよくわかります。歯は単に虫歯がなければいいというものではありません。例えば噛み合わせが悪いと頸椎や脊椎にゆがみを与えることも。頸椎に負担がかかれば首や肩の凝り、手のしびれや腰痛も招くかもしれません。また噛み合わせが低くなれば難聴やいびき、睡眠時無呼吸症候群を引き起こすのではと考えます。上顎と下顎の神経は三叉神経につながっており中脳に直結しているので、噛み合わせの異常はうつ病や自律神経失調症、アルツハイマー病の発症にも関連すると思っています。木を見て森を見ずといいますが、歯の問題は全身の問題と深く関わっており、歯の治療は他のいろいろな病気と密接に関係しているのです。

非抜歯矯正、負担軽減を図るインプラント治療に尽力

「矯正はドイツ式の非抜歯で行うべき」とのお考えだと伺いました。

生天目亮院長 なまため歯科医院3

矯正のメリットより抜歯をするデメリットが大きいと考え、当院では非抜歯の矯正のみを行っています。そう考えるのは、当院の矯正は歯だけを見ていないからです。早くから全身のバランスや日常の習癖にも着目し、顎関節にアプローチする矯正に努めてきました。抜歯矯正後の炎症は顎関節症を招きやすいと思いますが、当院は治療前と治療後にMRI画像を撮影。顎関節の位置が適切なことを確認しています。一方、一般的な歯列矯正では第一小臼歯4本の抜歯を行うことがあります。これはアメリカ式の「便宜抜歯」と呼ばれ、見た目のために抜くものです。ですが第一小臼歯は歯根膜を通じて脳にも刺激を与える大切な歯。それを抜くというのには賛同できません。もし抜歯矯正を望まれるようでしたら、他のクリニックをご紹介するでしょう。一度抜いてしまった歯は二度と元に戻りませんし、患者さんにおつらい思いをさせたくないからです。

便宜抜歯のアメリカ式の矯正と先生のドイツ・オーストラリア式の矯正はどう違うのでしょう。

抜歯は全身の健康に影響を与えるともいわれます。例えば便宜抜歯で歯列のアーチが縮小すれば、口腔内の空間や舌の置き場が狭くなって舌を噛みやすく鼻も詰まりやすくなると考えられます。さらに舌の付け根が喉の奥に落ち込むと気道が狭くなることも。すると睡眠時無呼吸症候群やいびきなども招きかねません。酸素が脳へ行き渡らなければ、仕事や勉強にも集中しづらく、お子さんの発育にも影響すると考えます。しかし、ドイツ式の非抜歯矯正で口腔内の空間を狭めることなく歯の並ぶスペースをつくることができたなら、口腔内とつながっている副鼻腔の拡張も図れて、呼吸のしやすさだけでなく鼻詰まりの軽減も期待できます。僕が診療にあたれるのも、あと10~15年が限度でしょう。もう時間がないんです。僕の歯科医師人生が終わる前に、日本の歯科治療の常識を「非抜歯の矯正が当たり前」へと変えなければいけない。そんな気持ちで日々取り組んでいます。

インプラント治療ではどんな点を重視されますか?

生天目亮院長 なまため歯科医院4

「痛みや腫れが出る手術になるのでは」と心配される必要はありません。当院では患者さんの身体的・時間的・経済的負担の軽減がめざせる、抜歯即時埋入法によるインプラント治療とフラップレスインプラント治療に注力しています。一般的なインプラント治療は、抜歯後に傷口が治癒するのを待ってから再度インプラントの埋入が必要です。しかし、抜歯即時埋入法であれば抜歯直後にインプラントを入れられるため、手術回数の低減や治療期間の短縮が見込めます。一方、フラップレスインプラントは歯茎の切開や剥離などを行わない方法です。手術時間も1本につき20分程度なので、腫れ・出血・痛みなどの軽減が期待できるでしょう。その他、上顎の骨が薄いなどの難症例に対応することもできます。その場合、上顎洞に骨を増やすための骨造成手術を行ってインプラントを埋入します。

患者は家族。「家族にしてあげたい治療」の提供を

患者さんと接する際、どんなことを心がけていますか?

生天目亮院長 なまため歯科医院5

自分の家族にしてあげたいと思える診療を提供することですね。例えば、当院では治療前後の状態をカメラで撮影して必ず患者さんにお見せしながら治療を進めます。もし虫歯の取り残しがあったとしても、患者さんには知るすべがありませんからね。また保険診療ではなく自由診療中心で取り組んでいるのも、「家族にしてあげたい治療か」を突き詰めた結果です。自由診療と保険診療の違いは治療費に対するサポート制度の問題ではなく、その患者さんに適した治療を提供するための選択肢の幅の違いだと思っています。

特定の治療に特化せず、幅広い治療をされているのもそこに通じていますか?

そうですね。何でもできる歯科医師が僕の理想なんです(笑)。最近は専門性が重視されますが、あまり特化してしまうと視野が狭くなることもあります。特に歯科医師は部分部分の専門家になってしまうと患者さん全体を診られなくなることもあると思うので、幅広い分野にアンテナを広げてきました。歯列矯正やインプラント治療などの歯科分野はもちろん、栄養学についてや生活空間に潜む有害物質についてなど、気になるものはとことん勉強していますよ。

読者へのメッセージをお願いします。

生天目亮院長 なまため歯科医院6

皆さんはご自身の歯を90歳、100歳まで保っていける自信はありますか? 僕は30年以上前から初診の方にこう問い続けてきました。ですが、実際は多くの方が自分事として捉えていらっしゃらないようです。歯を磨くのはなぜかと問われれば「お口の中が気持ち悪いから」と答える方もいらっしゃるかもしれませんね。ですが、虫歯や歯周病はもちろんお口から脳梗塞・心筋梗塞・肺炎など全身疾患の予防が図れるとしたらどうでしょう。歯の大切さに今一度気づいていただけたらうれしいです。これからも皆さんが健やかに過ごせるよう、持てる知識と技術をフル活用しながら治療に取り組んでいきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/44万円~、フラップレスインプラント治療/49万5000円~、骨造成手術/7万7000円~、入れ歯/44万円~、CAD/CAMシステムを用いたセラミック治療/7万7000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/55万円~、歯周病治療/1万1000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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