医療法人社団麗明会 麗皮フ科・形成外科クリニック

医療法人社団麗明会 麗皮フ科・形成外科クリニック

大地麗院長

医療トピックス

自己判断での治療は要注意
皮膚科で受けられる正しい診断と治療法

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保険診療

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最近では、皮膚疾患に対して市販薬を買って治療をしようとする人も増えているようだが、気軽にできる反面、危険もあるので注意が必要だ。皮膚疾患は目に見える症状だけでどの疾患なのかを判断することが難しく、間違った薬を使ったことによって症状が悪化し、慌てて皮膚科に駆け込む患者も多いという。同じ症状でも原因はさまざまで、それに応じて治療法や使うことができる薬も変わってくる。皮膚科での正しい診断をもとに、適切な治療を受けることが大切なのである。大学病院での診療経験もある「麗皮フ科・形成外科クリニック」の大地麗院長は、「自己判断で市販薬を買う前に、まずは皮膚科を受診してほしい」と話す。特にニキビやアトピー性皮膚炎での皮膚科受診の重要性について、詳しく教えてもらった。(取材日2016年11月15日)

症状からだけでなく、適切な検査や診察で疾患を特定。正しい診断によって治療の精度向上も

ちょっとした症状でも皮膚科を受診した方がよいのはなぜですか?

 ▲大学病院勤務経験を持つ、大地麗先生 正しい診断をするためには、皮膚科できちんと診察をしてもらう必要があります。例えば、かぶれだと思っていても実はカビの症状だったり、皮膚疾患を見た目で判断するのは難しいもの。かぶれの薬にはステロイドが入っており、そうした薬を使用すればカビを繁殖させてしまうことにもなります。手軽だからと市販薬を使ってしまうとかえって症状が悪化する危険性があるんです。ニキビや顔の湿疹などは、特に注意が必要です。塗っているうちにどんどん悪くなって、慌てて病院に来る方も多いですね。皮膚科では症状だけで判断するのではなく、発生の過程や原因を検査で特定した上で診断をします。正しい診断ができれば、治癒率は非常に高くなります。

ニキビはどのように治療するのでしょうか?

 ▲レーザーも完備されている 小学校高学年くらいから、ニキビができやすい肌質のお子さんは症状が出始めます。初期の段階では、まずスキンケアをきちんとすること。クリニックで扱っているニキビ肌用の石鹸や化粧水で、洗顔の仕方などを指導しながら治療をしています。よくニキビには敏感肌用のものを使えばよいと誤解をされているのですが、ニキビになる方は敏感肌ではありません。敏感肌用の油分を取り除く力が弱い洗顔料を使うと、皮脂が毛穴に詰まり、ニキビができやすい状態になってしまいます。中学生、高校生くらいからの膿疱ができるニキビには、スキンケアだけでなく内服薬や外用薬、漢方を併用し、それでも症状の改善がなければケミカルピーリングを行います。

ケミカルピーリングとレーザー治療について教えてください。

 ▲症状に合わせてピーリングも行う ケミカルピーリングは肌にフルーツ酸を塗り、古い角質を剥がし、細胞の生まれ変わりを促すものです。角質層までの剥離ですので、酸を塗るといってもやけどのようになることはありません。ニキビの角質の中に溜まっている膿などを排出しやすくする効果があり、くすみやシミなどがとれる効果も期待できます。皮膚表面がとても滑らかになるのです。肌をきれいにするために当院ではレーザー治療も行っていますが、一つは炭酸ガスを使った皮膚の深いところに働きかけるもので、隆起したイボや根の深いほくろなどを除去するときに使います。もう一つは色素に働きかけるレーザーで、ニキビやシミの改善、脱毛などの治療で使用します。

アトピー性皮膚炎も皮膚科を受診した方がよいでしょうか?

 ▲院内は通いやすさを意識した、バリアフリー設計だ はい。アトピー性皮膚炎は症状をコントロールしながら、長く付き合っていかなければならない疾患。まずはそのことを認識していただき、信頼できる皮膚科の医師のもとで治療を受けることが大切です。アトピー性皮膚炎の方は皮膚のバリア機能が弱く、乾燥や細菌、汗や天候などの環境因子で症状が変化します。その中でどのようにご自分の肌と付き合っていけばよいのか、また症状を診ながらどのように薬を減らしていくか、医師の診断は欠かせません。自己判断で薬の使い方を誤ると、湿疹が長く続き、皮膚のバリア機能はどんどん壊れてしまいます。色素沈着したり、慢性化すると全身の皮膚に症状が出ますので、そうなる前に皮膚科を受診しましょう。

自己判断せずに、まずは皮膚科で相談することが大切なのですね。

 ▲予防の大切さを話す麗先生 皮膚疾患で多いのが、症状が少し良くなったときにご自分の判断で薬を塗ることをやめてしまうこと。急性湿疹の場合は1週間以内に治療が終わることもありますが、慢性湿疹で1ヵ月以上続くものは再発しやすいので、また症状が出る可能性は高くなります。症状が出なくなったからといって必ずしも治ったわけではありませんので、処方した薬をきちんと塗らなかったり、塗り方を間違えてしまうと完治しません。強い薬からだんだんと弱い薬に変えていけるように治療計画を立てていますので、医師の診断通りに薬を使うことが大切なのです。ニキビでも、症状が出なくなった後にケアを続けて、良い状態を維持していくことが予防になります。

ドクターからのメッセージ

大地麗院長

常にご自分の皮膚に関心を持っていただき、大事にケアをしてもらえればと思います。皮膚に関することで何か悩みがありましたら、小さなことでもご相談ください。ご自分の判断で間違った方向に進んでしまって後悔するよりも、どんな小さなことでも遠慮せずに受診し、早めに対処すればそれだけ回復も早くなります。悪性腫瘍など、重大な疾患の症状が皮膚に出るケースもありますので、ほくろやイボなど気になるものは、刺激を与えたりせずに診断を受けましょう。高齢化社会で寿命が長くなれば、QOLを高めて楽しく美しく長生きしたいという方がますます増えていくでしょう。そうしたニーズに応えるために、当院では美容分野にも力を入れています。

記事更新日:2016/11/29
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