全国のドクター8,912人の想いを取材
クリニック・病院 161,010件の情報を掲載(2021年12月04日現在)

  1. TOP
  2. 千葉県
  3. 佐倉市
  4. 京成臼井駅
  5. 医療法人社団麗明会 麗皮フ科・形成外科クリニック
  6. 自己判断で対処するのは注意が必要皮膚科で受ける診断と治療法

自己判断で対処するのは注意が必要
皮膚科で受ける診断と治療法

麗皮フ科・形成外科クリニック

(佐倉市/京成臼井駅)

最終更新日:2021/10/12

Main Main
  • 自由診療

最近では、皮膚疾患に対して市販薬を買って対処しようとする人が増えているようだが、気軽にできる反面、危険もあるので注意が必要なのだそう。大学病院での診療経験もある「麗皮フ科・形成外科クリニック」の大地麗院長によると、皮膚疾患は目に見える症状だけでどの疾患なのかを判断することが難しく、間違った薬を使ったことによって症状が悪化するケースもあるという。同じ症状でも原因によって治療法や使うことができる薬が変わることもあり、皮膚科での適切な診断をもとに、治療を受けていくことが大切なのだそう。「自己判断で市販薬を買う前に、まずは皮膚科を受診してほしい」と話す大地院長に、皮膚科受診の重要性やニキビ・アトピー性皮膚炎の治療について、詳しく教えてもらった。

(取材日2021年7月16日)

症状からだけでなく診察や検査を行って疾患を特定していく。適切な診断が症状を改善させていくために大切

Qちょっとした症状でも皮膚科に行ったほうが良いのはなぜですか?
A
1

▲大学病院勤務経験を持つ、大地麗先生

正しい診断をするためには、皮膚科で診察をしてもらう必要があります。例えば、かぶれだと思っていても実はカビの症状だったり、皮膚疾患を見た目で判断するのは難しいもの。かぶれの薬にはステロイドが入っており、そうした薬を使用すればカビを繁殖させてしまう場合もありますし、手軽だからと市販薬を使ってしまうとかえって症状が悪化する危険性があるんです。最近では「マスク生活」に伴う肌トラブルが増えていますが、皮膚科では症状と併せて、発生の過程や原因を検査で特定した上で診断をしています。自己判断で対処せず、まず皮膚科にご相談ください。

Qニキビはどのようにケアするのでしょうか?
A
2

▲レーザーも完備されている

初期の段階では、まずニキビ肌用の石鹸や化粧水でスキンケアをきちんとすること。よくニキビには敏感肌用のものを使えばいいと誤解をされているのですが、ニキビになる肌は敏感肌とは異なるんです。敏感肌用の油分を取り除く力が弱い洗顔料を使うと、皮脂が毛穴に詰まり、ニキビができやすい状態になってしまいます。思春期に多い膿疱ができるニキビには、スキンケアだけでなく内服薬・外用薬・漢方を併用し、それでも症状の改善がなければケミカルピーリングを行います。小学校高学年から成人するまでが、ニキビのお悩みの多い年代です。特に小さいお子さんはコンプレックスになりやすいので、早い段階から治療を始めるのがいいでしょう。

Qケミカルピーリングとレーザー治療について教えてください。
A
3

▲症状に合わせてピーリングも行う

ケミカルピーリングは、古い角質を剥がして再生を促していくものです。角質層までの剥離ですので、やけどのようになることはありません。ニキビの角質の中にたまっている膿などを排出しやすくする働きが期待できます。また、当院ではレーザー機器を診療に活用していまして、1つは炭酸ガスを使って皮膚の深いところに働きかけるもので、隆起したイボや根の深いほくろなどをケアするときに使います。もう一つは色素に働きかけるレーザーで、しみのケア、脱毛を目的として使用しています。

Qアトピー性皮膚炎も皮膚科を受診したほうがいいのでしょうか?
A
4

▲院内は通いやすさを意識した、バリアフリー設計だ

はい。アトピー性皮膚炎は症状をコントロールしながら、長く付き合っていかなければならない疾患。まずはそのことを認識していただき、信頼できる皮膚科の医師のもとで治療を受けることが大切です。アトピー性皮膚炎の方は皮膚のバリア機能が弱く、乾燥や細菌、汗や天候などの環境因子で症状が変化します。自己判断で薬の使い方を誤ると、皮膚のバリア機能がどんどん壊れてしまうこともあり得ます。また医師が薬を処方しても、指定されたとおりに使ってもらえなければ、想定していた変化は見られないかもしれません。そのため、アトピー性皮膚炎の場合は、医師の診察と同じくらい、ご本人の継続に対する努力が不可欠といえるでしょう。

Q自己判断せずに、まずは皮膚科で相談することが大切なのですね。
A
5

▲予防の大切さを話す麗先生

皮膚疾患で多いのが、症状が少し良くなったときにご自分の判断で薬を塗ることをやめてしまうこと。急性湿疹の場合は治療が一週間程度で済む場合もありますが、慢性湿疹で1ヵ月以上続くものは再発しやすいので、また症状が出る可能性は高いでしょう。症状が出なくなったからといって必ずしも治ったわけではなく、処方した薬をきちんと塗らなかったり、塗り方を間違えてしまうと完治しないこともあります。強い薬からだんだんと弱い薬に変えていけるように治療計画を立てていますので、医師の診断どおりに薬を使うことが大切です。ニキビでも、症状が出なくなった後にケアを続けて、良い状態を維持していくことが予防につながっていきます。

ドクターからのメッセージ

大地 麗院長

皮膚科には慢性疾患が多く、治療に時間のかかるケースも多々あります。焦るあまりにご自分の判断で間違った方向に進んでしまっては、症状は良くなりません。どんな小さなことでも遠慮せずに受診し、早めに対処すればそれだけ早期回復も期待できます。肌トラブルは心の健康にも影響するもの。常にご自分の皮膚に関心を持っていただき、大事にケアをしてもらえればと思います。当院ではアトピー性皮膚炎やニキビといった皮膚科の慢性疾患のほか、しみ・しわなど美容分野のお悩みも幅広くお聞きしています。皮膚に関するお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

・ケミカルピーリング 1回/7700円・レーザー脱毛/両わき 1~5回目9900円 ・炭酸ガスレーザー/顔首・イボ 1回/1mm 1100円(すべて税込み)

Access