全国のドクター8,884人の想いを取材
クリニック・病院 161,496件の情報を掲載(2020年1月19日現在)

  1. TOP
  2. 千葉県
  3. 市川市
  4. 本八幡駅
  5. 医療法人社団愛悠会 もぎ矯正歯科医院
  6. 茂木 和久 院長

茂木 和久 院長の独自取材記事

もぎ矯正歯科医院

(市川市/本八幡駅)

最終更新日:2020/01/15

20200106 bana

本八幡駅から徒歩1分。駅前交差点に面したビルの4階に「もぎ矯正歯科医院」はある。出迎えてくれたのは、爽やかな笑顔が印象的な院長の茂木和久先生。千葉県における矯正治療のパイオニア的存在の祖父、そして先代の院長で茂木先生に大きな影響を与えた父と、3代にわたり、この地域で矯正治療に取り組んできた。矯正歯科を専門とする同院には、専門性の高い治療を求めて遠方からも多くの患者が訪れる。茂木院長は、診察券に自身の携帯電話の番号を載せ、診療時間外でも対応するなど、患者のことを第一に考えた治療を行っている。「治療を終えた患者が心から笑い、喜んでくれることが、何よりうれしい」と語る茂木先生に、さまざまな話を聞いた。
(取材日2019年6月4日)

矯正治療の専門クリニックとして、高度な医療をめざす

3代にわたり、90年近くこの地域で矯正治療を行ってきているそうですね。

1

1930年、祖父がここから10分ほどの場所に「茂木歯科医院」を開院しました。そして、父が「もぎ矯正歯科医院」を開院したのが1989年のこと。私が院長職を引き継いだのが2013年です。父の診療所も、もとは別の場所にあったのですが、駅直結のこのビルが完成した時に移転してきました。本八幡駅は総武線、都営新宿線、京成線の3線が乗り入れていますから、患者さんが通いやすいことと、駅前交差点の角にあるビルなので、目立ってわかりやすいことが決め手でした。矯正治療専門の歯科医院は、一般の歯科医院よりも数が少ないですから、地域の方はもちろん、専門性を求めて遠方からも患者さんが多くいらっしゃいます。他院では断られてしまった方や、セカンドオピニオンを求めていらっしゃる方も少なくありません。

患者さんの傾向を教えていただけますか。

お子さんや、10〜30代の女性が比較的多いですが、男性の患者さんもたくさんいらっしゃいます。見た目の問題や、将来の健康、お子さんの歯並びなどを心配して来院される方が多いですね。未就園のお子さんも来院されますが、実は矯正治療を始める時期は、早ければ早いほど良いというわけではありません。重要なのは、適切なタイミングで治療を始めること。早く始めれば早く終わるというわけではありませんし、誤ったタイミングで不必要な治療を行えば、かえって治療期間が長くなることもあります。また、年齢を重ねると矯正治療ができないと思われている方もいらっしゃいますが、全身疾患や歯周病などがなければ、基本的に年齢制限はありません。当院では、70代の患者さんもいらっしゃいます。若い方と比べて時間がかかることもありますが、年を取ってしまったからと諦めないでほしいですね。

こちらのクリニックならではの治療を教えてください。

20200107 2

当院は、保険適用の矯正治療を行うための施設基準を満たしています。通常、矯正歯科治療は保険が適用されない自由診療となりますが、必要な施設基準を満たしている施設に限り、唇顎口蓋裂などの先天性疾患に起因した咬合異常や、顎の外科手術を要する顎変形症に対する矯正歯科治療を保険診療で行うことができます。また、診察券には私の携帯電話の番号を載せてありますから、休診日や夜間の万が一のトラブルにも対応できます。

複雑な治療でも、患者に理解してもらえるよう説明する

幅広い矯正方法の選択肢を用意されているそうですね。

3

当院では、マウスピース型装置や裏側につける装置、表側でも目立ちにくい白っぽいワイヤーなど、見た目に配慮した装置をご用意しています。特にマウスピース型装置は、目立ちにくいことに加え、取り外しができるので虫歯や歯周病のリスクが軽減されますし、装着した時の違和感も少ないので、近年希望される患者さんが増えています。ただし、装置の装着時間をしっかり守らないと、矯正が計画どおりに進みませんので、患者さん自身による管理も必要になります。また、この装置だと向かないケースもありますので、専門的な知識・経験に基づく適切な判断が必要です。マウスピース型装置だけでは矯正しにくい場合、当院では、部分的にワイヤーなどを併用しながら矯正をすることもあります。いずれにしろ、お口の中の状況を精査し、患者さんのご希望やお考えを伺った上で決定していくことになります。

患者さんと接する際に心がけていることを教えてください。

矯正治療はとても複雑で専門性が高いので、なかなか細かく説明することが難しいのですが、なるべくわかりやすくお伝えするようにしています。特に、患者さんは治療中、口の中で何をされているかよくわかりませんから、事前にしっかり説明するようにしています。また、患者さんが緊張せず気軽に話していただけるように心がけています。矯正治療では、患者さんとの関係が数年と長きにわたるので、コミュニケーションをしっかりとることによって、信頼関係築き上げていきたいと考えています。

患者さんとの印象深いエピソードを教えてください。

20191223 4

膠原病を患い、歩くのもままならない10代の女の子の矯正治療を行ったことがあります。膠原病は全身疾患で、矯正治療をするにはリスクが高く、その方は当院を訪れる前に地元や都内の病院から断られていたそうです。当院でも最初に、かなりリスクが高く、相応の覚悟が必要であるため、よく考えてから決めていただくようお伝えしました。それから約1年後に再度来院され、当院での治療を希望されました。治療が始まり、すべて終わった後、お母さんが「こんなに丁寧に、全身的な管理までして治療してくれるところは他になかっただろう」と泣いてお礼してくださったんです。お母さんとしては、娘さんが全身疾患で大変な思いをしているので、せめて歯並びや見た目の部分をきれいにしてあげたいという思いがあったそうです。でもどこも断られてしまって、やっとの思いでしてあげることができた。その喜びが伝わってきて、この時は本当に、私自身もうれしかったです。

父の後を追い歯科医師を志し、自らの意志で矯正の道へ

プライベートな時間はどのように過ごされますか?

20191009 5

休日は、治療の準備をしたり、学会や市の歯科医師会の地域事業に参加したりすることもあります。ゆっくりできる時は、娘たちと過ごして癒やされていますね。あとは、小学生の頃からサッカーを続けていて、体を動かしていることがストレス解消や健康維持になっています。試合がある時は、家族が応援に来てくれることもありますよ。

先生が歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

私自身も小学生の時に父の矯正治療を受け、その頃から漠然と歯科医師になることを意識していました。父の後を追って歯学部に入りましたが、矯正の分野を選んだのは、父の影響以上に自分自身が興味を持ったからでした。矯正治療は、物理学的な力のかかり方や、生物学的な生態の反応などを組み合わせて治していきます。そうしたロジカルな点に面白みを感じましたね。選んだ道が父の専門だったという点はラッキーだったのかなと思います。実は私が20歳の時に、父が肝臓がんで余命3ヵ月の宣告を受け、私の肝臓を移植したんです。突然のことでいろいろと不安でした。しかし移植後、父は10年も生きることができ、私が大学病院で学んで帰ってきた後、亡くなる少し前の短い期間でしたが同じクリニックで診療ができました。歯科医師として大先輩にあたる父から多くのことを教えてもらえたあの貴重な時間があったからこそ、不安なくクリニックを引き継げました。

最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。

20191223 6

矯正治療は、費用の面や治療期間の面など、ハードルが高いと感じていらっしゃる方がとても多いのですが、治療することによって得られるものは大きいです。当院では、皆さんが感じている高いハードルをなくして、1人でも多くの方が矯正治療を受けやすいように、環境を整えています。例えばトリートメントコーディネーターによるカウンセリングもありますし、夜間のトラブルにも対応できます。それから目立ちにくい矯正装置も用意していますので、気になっている方はあまり構えることなく、相談にいらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

成人の部分矯正/25万円~、成人のマウスピース型装置を用いた矯正/90万円~、小児矯正/35万円~、ワイヤー矯正/70万円~、裏側矯正/上下120万円、ホワイトワイヤー矯正/75万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access