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未病の今だからこそ始めたい
自身の健康を守るための生活習慣改善

港北ハートクリニック

(横浜市都筑区/センター南駅)

最終更新日:2022/08/05

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  • 保険診療

おそらく積極的に病気になりたい人はいないだろう。その一方で、健診で数値が高めであることを指摘されたり体の不調を感じていたりしていても、それが軽度であればあるほど、放っておいたり様子見をしてみたりして、結果悪化させて病気になってしまうという人は多い。実はその健康と病気の間の期間である「未病」の状態にこそ病気になることなく健康に長生きするための秘訣があるという。「港北ハートクリニック」の長橋達郎院長は、循環器の医師として命の瀬戸際の現場で活躍してきたからこそ、重篤な疾患になる前に医師として患者にアプローチすることの重要性を訴え、未病の段階での生活習慣の改善による病気になりにくい体づくりを提唱している。自らの経験をもとにしたアプローチ方法について詳しく聞いた。

(取材日2022年6月16日)

健康と病気の間の時期こそ重要。生活習慣を改善して健康で長生きしよう

Qどういった訴えの患者さんが来院されていますか?
A
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▲胸部症状や健診での指摘などで来院する患者が多い同院

当クリニックは循環器内科も標榜していますので、やはり胸の痛みやつかえ、動悸がする、気持ちが悪いなど、胸周りに異常を感じておられる方や、健診などで指摘されて来院される方が多いですね。私としては、どこに行けばわからなくても不安や気になることがあれば、どんな方でもウェルカムです。例えば「むくみ」一つとっても、原因は貧血や心不全、心臓弁膜症だったり、肝臓や腎臓にあったりします。喉のつかえが、狭心症や不整脈のせいだったりします。よく放置すると怖い症状は?と聞かれることがありますが、放置して良い症状なんてありません。高血圧の状態で放置して悪化すると動脈硬化が進んで脳・心臓血管病の元になります。

Q調子が悪い、気になる症状が出たときこそ受診すべきですか?
A
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▲軽い症状でも医療機関を受診したほうが良いと話す長橋院長

総じて患者さんはどんな症状でも甘く見ないほうが良いでしょう。血糖値が高い状態を放置すれば糖尿病になってしまいますし、不整脈を放置していいはずがないのは皆さんご存じかと思います。ちょっと具合が悪いという状況の時にこそ、しっかり医療機関でチェックしてもらいましょう。きちんと検査をして何もなければそれでいいわけですし、もし病気に少し近づいているようなら、それはいわゆる「未病」の状態。できるだけ病気にならないで済むよう、今の生活習慣を見直してみると良いでしょう。健康で長生きをするためにできることはたくさんあって、未病の時こそ取り組んでいただきたいのです。そして取り組んで後悔することはないはずです。

Q未病の状態の時に医療にアクセスするメリットは何でしょう?
A
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▲症状を放置せず、専門家のもとで正しい指導を受けよう

健診などで血圧、コレステロール、血糖値、心電図の異常を指摘されて来院される方も多いのですが、来院される方が多い一方で放置される方も多いようです。生活習慣病で怖いのは、悪化させると動脈硬化につながるからです。動脈硬化は心筋梗塞や脳梗塞といった重篤な疾患にもつながっていきます。更年期障害を含む自律神経失調症、脂質異常症(高脂血症)、睡眠時無呼吸症候群、閉塞性動脈硬化症、狭心症、心不全、心筋梗塞、脳梗塞など多くの症状や疾患は未病の時に正しい方向へ生活習慣を改善することで予防が見込めます。その時に注意したいのは、専門家のもとで正しい指導を受けること。自己流ではなく医療機関を受診することをお勧めします。

Q食、運動、睡眠、瞑想の4分野の習慣改善を提唱されています。
A
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▲患者に合わせたアプローチで生活習慣の改善に導く

来院された方にはまず訴えに応じて検査などを行い、どこに問題があるのか調べます。その上で、治療のことだけでなく、患者さんの生活習慣の何をどう変えていけばよいか話し合います。私自身が健康オタクでさまざまなアプローチを試し、自信をもってお勧めできる方法をたくさん紹介できます。症状が軽度な方でもご本人が気にされていれば、健康維持のために一緒に取り組みます。また血圧や糖尿病の薬は一生飲み続けなくてはならないと思っている方も多いのですが、生活習慣を改善できれば場合によっては減薬や離脱も期待できます。当クリニックでは薬に過度に頼ることはしません。患者さんのペースや習慣を踏まえ、着実に対応していきます。

Q自律神経にもアプローチするため、ヨガ教室を開いているとか。
A
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▲眺めの良いヨガルームも備える同院

絶対的な正解はないので、生活習慣の改善に向けて患者さんができることをしっかりやっていくことが大切です。できる限り自分の力で、というのが当クリニックのテーマでもあります。さまざまな取り組みを通し自己治癒能力を高めていただきたいのです。自律神経は本来自己コントロールできないものですが、呼吸を通じてアプローチできます。そこで当院では、自律神経のバランスを整えるための方法の一つとしてヨガ教室を実施しています。患者さんごとに適切な目標を立てますからセルフトレーニングにも適しています。心臓疾患を気にされる方には、負担の少ないプログラムもあります。無理なく続けられるようにしていますので気軽にご相談ください。

ドクターからのメッセージ

長橋 達郎院長

自分もそうでしたが、50代になると急に衰えを感じる方は多いと思います。筋力も低下してきて、健診でいろいろな指摘を受けるようになり、生活習慣病を発症し始めるのもその頃。でもまだ大丈夫と自分を過信してしまう気持ちもわかります。しかしできればその前に、元気なうちに自分の生活習慣を見直して、少しでも健康的な状態へ近づけるようにしましょう。レースでいえばピットイン、船でいえばドック入り。健康そうに見えるから大丈夫ではなく、ここで一旦、本当に健康かどうか確認しておきましょう。そして、少しずつできるところから、生活を改善していくことが大切です。小さなことでも気になることがあればお気軽にご相談ください。

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