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胃・大腸内視鏡検査で
疾患の早期発見、早期治療を

新百合山手福本内科

(川崎市麻生区/新百合ヶ丘駅)

最終更新日:2020/01/14

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  • 保険診療

胃や大腸の疾患の早期発見に役立つ内視鏡。胃の内視鏡には経口内視鏡と経鼻内視鏡の2種類あるが、喉への圧迫が少なくという経鼻内視鏡が注目を集めている。新百合が丘駅から徒歩約3分のクリニックモール2階に位置する「新百合山手福本内科」の福本院長は、これまでに、約3万件もの内視鏡検査を行ってきた。自身も「一患者」の立場で内視鏡検査を受ける経験を重ね、患者の気持ちに寄り添いながら、丁寧でストレスの少ない検査に努めている。福本院長に、胃・大腸内視鏡検査で発見が可能な病気や受けるメリット、検査の流れなどについて聞いた。(取材日2019年12月6日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q胃の内視鏡検査では、どのようなことがわかるのですか?
A

胃の内視鏡検査では、胃だけでなく、食道や十二指腸を観察することができます。胃がん、ピロリ菌感染の有無、食道がん、逆流性食道炎、十二指腸潰瘍などさまざまな疾患の早期発見や確定診断に役立ちます。喉にも管を通すため、咽頭がんなど喉の疾患の発見につながる場合もあります。バリウム検査は、造影剤とレントゲンにより胃の粘膜の凹凸からでしか診断ができませんが、内視鏡検査は、先端にカメラがついた管を使い、カメラのモニターを見ながら観察できるため、バリウムに比べ精密な検査が可能です。また、その場で組織を採取でき、くわしく検査することも可能。当院では、喉への圧迫が少ない経鼻内視鏡で検査を行っています。

Q大腸の内視鏡検査では、どのようなことがわかるのでしょうか。
A

大腸の内視鏡検査は、先端にカメラがついた管を肛門から挿入し、大腸の内側を観察します。検査により、がんやポリープ、出血、炎症などの状態がわかり、大腸がん、急性腸炎、虚血性腸炎、潰瘍性大腸炎、クローン病などさまざまな疾患の早期発見や確定診断に役立ちます。検査前日から、下剤、腸管洗浄液による前処置を行い、腸の中をきれいな状態にした上で、肛門から内視鏡を挿入して調べていきます。検査は数十分で終了し、画面を見ながらその日のうちに検査結果をご説明します。

Qどのような方が検査を受けるべきなのでしょうか。
A

胃の内視鏡は、胃痛、胃もたれ、胸焼け、喉の違和感などなんらかの不調がある方は、必要に応じて検査を受けていただきます。症状がなくても、内視鏡検査を行うことが、がんの早期発見につながります。がんは、早期発見することで、治療することが可能です。川崎市では、内視鏡による胃がん検診を受けられるのは40歳以上の人ですが、2020年4月からは50歳以上の方が対象となります。大腸内視鏡は、血便、便秘と下痢を繰り返すなどの便通異常の方にお勧めです。とくに血便の場合、時間がたってしまうとどこからの出血かが判別できず、疾患の発見が遅れてしまうこともあります。必要に応じ、その日に検査をすることもあります。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診・説明

内視鏡検査の経験の有無、既往歴、服用している薬、アレルギーなどについて問診し、検査の流れを説明される。患者からの質問にも応じているため、気になることがあれば些細なことでも質問しておくといいだろう。胃内視鏡は、原則予約制で午前中に行っているという。

2検査前の準備

鼻腔に薬剤を噴霧し鼻腔を広げる。その後、鼻の中にゼリー状の麻酔が入れられ、やわらかい麻酔用チューブが鼻腔内に通されていく。鼻の麻酔は約1分ずつ2ステップで行われる。麻酔が効いてくると、喉の辺りに「ひりひりとした感覚」が出てくるそうだ。その「ひりひり感」の有無を確かめてから検査を行うという。

3内視鏡検査

患者はベッドで安静にし、医師と対面するように横を向く。通りの良い鼻のほうから内視鏡を挿入し、検査が行われていく。経鼻内視鏡は舌のつけ根を通らないため、吐き気を感じにくいそう。検査中の会話も可能で、医師に質問などもできるという。通常の場合は6、7分程で検査が終了となる。必要に応じて組織採取を行う場合は、多少延長するという。

4休憩

検査が終わった後は、薬の影響や緊張感から、血圧の変動、ふらつきなどが現れることがあるという。その場合は、別室で休憩する。検査後約1時間は飲食が禁止。また、その日は強く鼻をかんだりこすったりすることは、なるべく避ける。

5結果説明

診察室で、検査画像を確認しながら検査結果の説明が行われる。検査画像はプリントアウトし、患者に渡される。検査の結果、より精密な検査が必要な場合、専門的な治療が必要な場合は、患者の希望も取り入れながら、病院への紹介も行っているという。

ドクターからのメッセージ

福本 学院長

胃・大腸の内視鏡検査は、気になる自覚症状がある人はもちろん、自覚症状がない場合でも、検診制度を利用して受けることで、疾患の早期発見に役立ちます。早期発見・早期治療ができれば、健康寿命を延ばすことにもつながります。当院では、胃の内視鏡検査は経鼻をお勧めしていますので、今まで経口内視鏡検査がつらくて、しばらく検査を受けていないという方は、ぜひご相談いただければと思います。大腸の内視鏡も、機器の進歩により、改良されてきています。大腸がんの患者数は今後も増えると予想されていますので、早めの検査をお勧めします。

Dr
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