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中井 康壽 院長の独自取材記事

中井歯科医院

(八尾市/久宝寺口駅)

最終更新日:2020/11/13

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近鉄大阪線の久宝寺口駅より南へ徒歩3分。洋菓子店や昔ながらの喫茶店が建ち並ぶ商店街を抜けて進むと、八尾街道沿いに「中井歯科医院」が見えてくる。1991年の開院以来、25年以上もの間、地域住民の口の健康を守ってきた中井康壽(やすひさ)院長は、一般歯科診療に加え、専門の歯科口腔外科、そして小児歯科、矯正歯科など幅広く診療に取り組む。2つある入り口のうちの1つは、入り口から診療室までバリアフリー仕様で、車いすに座ったまま治療を受けることもできる。また、通常の治療のみならず、5つある個室で1人の患者に対して45分かける衛生指導や、患者の要望からスタートした訪問診療も。同院の造りや診療スタイルにも人柄がにじみでる中井院長に、診療に対する思いなど、興味深く話を聞いた。
(取材日2018年5月11日)

20年、30年先の未来を考え、快適な歯科医院に

まずはこれまでのご経歴について教えてください。

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私はもともと愛知県出身で、大阪大学歯学部を卒業した後に、地元に戻り名古屋大学医学部口腔外科学講座に入局しました。その後、名古屋第二赤十字病院歯科口腔外科に勤務し、そのまま地元での開業も考えましたが、私の妻の父親がこの場所で外科医院を営んでいたことや、大阪には大学時代に親しく過ごした知人も多かったので、1991年に外科医院の隣に当院をオープン。それから、妻の父親が高齢となり外科医院を閉院するタイミングであった2007年に、この場所へ移転しました。勤務医時代は治療に専念することが一番でしたが、開業医になってから治療はもちろんのこと、人事や管理、患者さんへのアピール活動など、勤務医時代には味わえない経験をたくさんできたのが思い出深いです。そして当院では3名の歯科医師が在籍していますが、実は全員大阪大学出身なんです。それぞれ得意分野が異なるため、さまざまな症状に対応できるのが当院の特徴です。

2007年の移転時に、設備面でこだわった点があるそうですね。

そうですね、当時もいらっしゃいましたが、今後、車いすで来院される患者さんが増えると予想してバリアフリー仕様にしました。正面玄関には段差がありますが、裏は段差がないので車いすやベビーカーのまま入れますし、車いすの方はそのまま診察を受けることも可能です。実際に多くの患者さんたちから、喜びの声が届いているのですよ。バリアフリーの歯科医院を探して、来院される患者さんも。また、当時はまだ予防歯科が普及されていませんでしたが、これからは予防歯科が求められる時代が来ると思ったので、患者さんが治療後も当院に通い、個室でゆったりとメンテナンスを受けられるように、歯科衛生士専用の2つの予防ルームを設置しました。

どのようなメンテナンスを行っているのですか。

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まず特徴的なのが1人の患者さんに対して45分かけて、じっくりと衛生指導を行うことです。当院では6名の歯科衛生士が中心となって、予防ルームで定期検診、ブラッシング指導、歯石除去などの処置を行います。落ち着いた雰囲気で、プライベート感もしっかり保たれている空間なので、ほかの患者さんの目も気になりませんし、普段は聞きにくいことでも遠慮なくご相談いただけます。予防歯科を受診するペースは、特に症状がない方や軽度の歯周病の場合は3~4ヵ月に1回、歯周病は進んでいる場合は1ヵ月に1回の受診をお勧めしています。しかし、患者さんごとに生活環境や家庭的な問題があるので、こちらの理想を押しつけることはありません。そのため、歯科衛生士が事前にカウンセリングを行い、患者さんのバックグラウンドなどを含めて細かくヒアリングした内容をカルテに記入し、スタッフ全員で共有してスムーズな治療に取り組んでいます。

歯科から歯科口腔外科、訪問診療まで幅広く取り組む

こちらの治療方針について聞かせてください。

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特に大切にしているのは、痛みの少ない治療を心がけること、できる限り歯を残すことです。歯科恐怖症の方にも安心して治療を受けていただくために、音や痛みが出やすいタービン・エンジンはなるべく使用しないことに。ほかにも、痛みや不快感の軽減が期待できるレーザーを取り入れて、麻酔の注射針を打つ前に歯茎の表面麻酔を塗り、細い針で注射を打つことで痛みの軽減に努めています。また、一生ご自身の歯で過ごしてもらいたいので、さまざまな治療方法を取り入れて「組織を温存する、 神経を取らない、歯を抜かない、なるべく削らない」治療方法を取り入れています。このような考えに至ったのも、開院当初、患者さんの歯を抜かざるを得ない状況に遭遇し「もっとなんとかできないか」と思ったからです。今では開業当初からの患者さんにも、歯を残せて良かったと喜ばれています。

通院されていた方の訪問診療も行っているそうですね。

はい、以前から当院に通院されていた患者さんがご高齢になり、家から出られなくなったり、施設に入られた場合に訪問診療へ伺っています。施設に入られた場合、多くの場合はその施設指定の歯科医師さんがいますが、患者さんが「中井先生にしか口の中を見せたくない」ということで訪問診療へ伺うようになったことも。特に訪問日時は決まっておらず、患者さんから連絡をいただいた時には、その日中か翌日など、なるべく速やかに伺えるように努めています。普段の診療のお昼休み中を利用したり、診療後に訪問診療へ行くなど、患者さんとお互いの都合を調整しているんですよ。今後も通院している患者さんがここに足を運べなくなった時には、訪問診療に切り替えられたらと思っています。

先生は歯科口腔外科の治療を専門とされているそうですね。

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はい、一般歯科の治療はもちろん大切ですが、普通の科では難しい悪性腫瘍なども診療できるようになり、全身を診られる歯科医師になりたかったので、大学病院勤務時代から口腔外科を専門にしていました。そのため、難しい親知らずの抜歯や腫れもの、歯性感染症、腫瘍などの歯科口腔外科治療も得意ですね。患者さんの負担が少なくなるように痛みを軽減し、治療後も腫れにくいように処置していますので、お困りの方はぜひ相談していただきたいです。また、より専門的な治療が必要な場合は、その症状に適した医療機関をご紹介しますので安心してください。

子どもたちの将来を見据えて、予防歯科に尽力

お子さんの治療に力を入れるため、キッズクラブも設立されたようですね。

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私は10年以上、八尾市内の小学校の学校歯科医や幼稚園の園医などの活動に取り組んでいます。お子さんたちと接する中で、小さい頃から予防の概念を身につけることで、将来的に虫歯なしで生活できるように、ご両親たちの意識も高めたいと思い、キッズクラブを設立しました。4ヵ月ごとに定期検診はがきを送付したり、定期検診ごとにフッ素塗布をし、お子さんの年代に合わせて口腔内を中心とした健康情報もお伝えしています。入会は無料ですので、ぜひ気軽に入会してもらえたらと思います。また、当院にはキッズスペースも完備していますので、小さいお子さんも、ぜひ連れて来てくださいね。

先生の休日の過ごし方や趣味を教えていただけますか。

当院にはもう2名歯科医師がいますので、私は木曜日と日曜祝日にお休みをいただいています。しかし、地域の歯科医師会などさまざまな活動に参加していますので、木曜日は会議に出席していることが多いですね。日曜祝日は講習会に参加することもありますが、体を動かすことが好きなので、学生時代からやっているテニスを楽しんだり、ロードレーサータイプの自転車に乗って1人で気ままに走ることも。地図を見ながらルートを決めて、時には名古屋まで行くこともありますよ。外の空気に触れることで身も心もリフレッシュします。

最後に今後の展望について聞かせてください。

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これから特に力を入れていきたいことは3つ。まず高齢化が進んでいますが、歯を残すことに力を入れている時代なので、必然的に歯周病の患者さんが増加傾向にあります。副院長が日本歯周病学会歯周病専門医なので、歯周病の治療に力を注ぎつつも、お子さんの頃から予防歯科に対する意識を高められる啓発活動に力を入れていきたいですね。次にどうしても歯を抜く場合は、インプラント治療などを取り入れて、できる限り噛めるようにしていきたいです。そして最後に、歯並びが乱れると、体の歪みが生じ全身が不健康になってしまうので、噛み合わせ治療にも力を入れていきたいと思っています。できる限り幅広い症状を診られるように努めているので、ぜひご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント:25万円~(1歯)
マウスピース型装置を用いた矯正:60万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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