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柄 慎太郎 院長の独自取材記事

柄歯科医院

(広島市中区/本通駅)

最終更新日:2022/11/15

柄慎太郎院長 柄歯科医院 main

広島市中区にある、東西に約577メートルの「本通り」と呼ばれるにぎやかなショッピングストリートのほぼ真ん中に位置する「柄歯科医院」。1979年の開業以来、40年以上にわたり地域に根差した診療を続けてきた。そんな同院において、2022年に父から院長職を引き継いだのは柄慎太郎(つか・しんたろう)先生。「患者さんが不安に思っていることやわからないことを相談しやすい雰囲気づくりに努め、一生のお付き合いができるような歯科医院をめざしたいです」と穏やかに話す。ラグジュアリーかつ洗練された空間で、父の代から通い続ける高齢の患者をはじめ、ビジネスパーソンや主婦など、さまざまな患者のニーズに応える同院。柄院長に患者と向き合う際に大切にしていることや同院の強み、今後の展望などについて話を聞いた。

(取材日2022年9月7日)

各分野の専門家が連携して口腔内の健康を支える

まずはクリニックについてご紹介ください。

柄慎太郎院長 柄歯科医院1

当院は1979年に父が開業し、今年で43年目になります。最初に居を構えた場所の隣に1980年代に祖父がビルを建て、現在はそのビルで診療をしています。2008年に、より患者さんが明るい気持ちでお越しいただける場所、そしてリラックスできるサロンのような空間をめざして院内を全面改装しました。また2022年8月には受付とユニットのリニューアルが完了。患者さんにとって居心地が良く、同時にスタッフにとっても動きやすくチームワークを発揮しやすいクリニックになったと思います。診療内容は、一般的な歯科治療はもちろん、予防歯科、審美歯科、インプラント治療、入れ歯治療など幅広く対応しています。各分野の専門家が連携して治療を行っており、当院でさまざまなニーズに対応できる点が強みですね。矯正治療に関しては、専門の医療機関をご紹介しています。

院長が歯科医師をめざしたきっかけをお聞かせください。

高校生の時、進路をどうしようかなと思って会社員になることを考えたことがあったんですが、近しい親戚に会社員が一人もいなかったんです。みんな、洋菓子店や酒店、芸術に関わる仕事など自営業が多くて。そして一番身近な父が歯科医師だったので、知らない職業にするよりは見知っている職業がいいかなと思ったのが、この仕事を選んだきっかけです。周りに後を継ぐようにと言われたことはないですし、東京や九州に行ってからも帰ってくるようにとは一言も言われなかったのですが、結局今こうしてここにいます。院長となった今、地域の皆さんに歯科治療を通じて少しでも恩返しができればという思いで毎日の診療に尽力しています。

院長のこれまでのご経歴を教えてください。

柄慎太郎院長 柄歯科医院2

東京歯科大学を卒業後に九州歯科大学大学院の口腔再建リハビリテーション学分野へ進みました。この分野はインプラント治療を行っているところなんです。長い歯科医師人生の中、この先ずっと歯科診療をやっていくならば、大学院で研究の道を歩んでみたいという思いがありました。さらにインプラント治療は、大学ではあまり習えなかった分野でしたし、当時注目され始めていたので、どこかで勉強するのだったら、4年間かけてたっぷり習得しようと思ったのです。大学院で勉強を続け、口腔再建リハビリテーション学分野の助教授も務めさせていただきました。その後当院に戻り、2022年から私が院長職を引き継いだ次第です。前院長である父、そしてスタッフたちと力を合わせて良質な診療の提供に努めてまいります。

対話を重視し、患者に寄り添う歯科医療をめざす

患者さんと接する際に大切にされていることは何ですか?

柄慎太郎院長 柄歯科医院3

その方のお口の現在の状態がどうなっているか、歯が欠けたのならどうして欠けたのか、単に虫歯で欠けたのか、そうであればどうして虫歯になったのか……と患者さんと対話しながら原因を突き詰めていきます。虫歯の原因は患者さんの食生活にあるのかもしれませんし、歯磨きの仕方がそもそも間違っているのかもしれません。例えば、歯磨き粉の代わりに塩で歯を磨くと歯茎のマッサージになるという話を聞いて実行し、歯茎の状態が余計に悪くなってしまったという方も。そういったことは細かく話を聞いていかないとわからないところですから、患者さんとの対話は重視していますね。一歩も二歩も踏み込んでお話を聞いて、そばに寄り添えるような歯科医療を提供したいなと思います。

カウンセリングの時間も大事にされているそうですね。

患者さんとの信頼関係を築く上で、治療前のカウンセリングはとても大事です。私は治療した歯が長く持つように治療計画を立案するのですが、今からどんな治療をして、どれぐらい期間がかかって、治療費がトータルでどれぐらいになるのかということを具体的に提示しながら、全体の治療計画をお伝えしています。そして納得して理解していただいた上で治療に取りかかります。治療というのは、私たちが治すだけではなくて、患者さんにも積極的に参加してもらうことが大事な要素の一つだからです。

歯科衛生士さんは担当制だとお聞きしました。

柄慎太郎院長 柄歯科医院4

当院には歯科衛生士が9人在籍しており、メンテナンスで来院する患者さんについては担当制でケアをしています。そうすることで深い信頼関係が生まれ、歯科衛生士側も患者さんにより親身になって寄り添うことができると思うからです。例えば、患者さんは歯科医師には言えないことでも「ここ本当は治したかったんだけど、先生に言えなくて……」と、歯科衛生士には言えたりするんですよね。後から「実はあの患者さん、こう言われていましたよ」と歯科衛生士が伝えてくれる情報は、診療する上でとても役立ちます。患者さんと歯科医師の間をつなぐのは、歯科衛生士にしかできないことなんじゃないかなと。そのために、担当制というのは大事だと思いますね。

患者の生活のプラスにつながるような歯科診療を

患者さんは、どういった方々が来られていますか?

柄慎太郎院長 柄歯科医院5

40年以上続いている歯科医院なので、やはり父がずっと診てきた患者さんが多いです。一番ご高齢の患者さんは98歳の方で県外から来られています。私が当院の診療に加わって2022年で4年目になりますが、20代や30代の患者さんも少しずつ増えてきました。時間帯では、朝は高齢の方が多くて、お昼時になると主婦層の方が多くなってきて、夕方になると会社勤めの方が一気に増えるような形です。当院は本通りのほぼ真ん中にあるので買い物ついでに立ち寄られる方も多いですね。口腔内の健康を通じて患者さんの人生に少しでも関われることに一番のやりがいを感じています。

今後の展望をお聞かせください。

父は院長職を退きましたが歯科医師の仕事が好きですし、「父じゃないと」と言ってくださる患者さんもいますので、今も当院で診療を続けています。父は私にとっても大きな存在で、当院の診療の大枠は父の意思を引き継いでいくつもりです。ですが時代によってニーズが変わってくる部分もあるでしょうから、そこは柔軟に対応していきます。また歯科医院としての組織化を進め、求職者に対しても当院の魅力を伝えられるようにしたいですね。「当院に勤めれば、数年後に歯科医師・歯科衛生士としてこれぐらいのレベルにスキルアップすることが期待できますよ」と、胸を張って言えるような組織を今度は私がつくっていかないといけないなと思っています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

柄慎太郎院長 柄歯科医院6

当院では歯の健康維持をサポートすることはもちろんですが、私たちが治療したことによって、それが患者さんの生活に少しでもプラスになるといいなと願っています。例えば、患者さんから「旅行に行って、こんなおいしい料理を食べたよ」「孫がお盆に来てすごく楽しい時間を過ごしたの」と聞くことができたなら、直接でなくとも私たちの治療が患者さんの生活に少しでもプラスに作用したのかなと思えてとてもうれしいですし、励みにもなりますね。今後も「ここに来て良かった」と言ってもらえるような歯科医療を提供し続けるのが私たちの使命だと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/(1本)42万円~、ジルコニアクラウン/6万5000円、オールセラミッククラウン/11万5000円

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