費用を抑えられ目立ちにくい
保険でできる白いブリッジ
山本歯科医院
(広島市中区/江波駅)
最終更新日:2026/09/29
- 保険診療
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歯を失った際、両隣の歯を支えにして橋渡しのように補う治療法「ブリッジ」。2026年6月から、5番・6番の1歯欠損に限り、目立ちにくい白い素材を使用したブリッジが保険適用となった。これまでの保険診療では銀歯が主流で、笑ったときに金属が見えることが気になるといった声もあったが、白いブリッジの登場で、患者の費用負担を抑えつつ自然な見た目をめざせる選択肢が広がっている。「100年続くクリニック」をめざす「山本歯科医院」の山本亮院長は、条件に合った場合に限り、新しい治療法を積極的に勧めている。「患者さんの負担を減らせる上、メリットもたくさんあります」と語る山本院長に、保険でできる白いブリッジの特徴や利点、治療時の注意点、日常の手入れ方法まで詳しく聞いた。
(取材日2026年9月15日)
目次
強度が高く、自然な見た目の新しい材質を早くから導入し、患者の負担を減らす
- Qブリッジとはどういった治療方法なのでしょうか?
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A
▲ブリッジは口の機能の回復を図る補綴治療の一種
ブリッジとは、歯を失った際に欠損部位の両隣の歯を削り、橋をかけるように3本の歯が連結したかぶせ物を装着して、お口の機能の回復を図る補綴治療の一種です。お口の中に固定されるため取り外しの必要がなく、入れ歯に比べて装着時の違和感が少ないのが特徴です。食事や会話の際に外れる心配も少なく、自分の歯に近い感覚で噛むことが期待できます。これまでは金属の銀歯を使ったブリッジが一般的でしたが、現在では自由診療も含めると、ジルコニアなどさまざまな材質の選択肢が存在します。
- Qどのような人に適していますか?
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A
▲費用を抑えられ、入れ歯よりも自然に噛めることが見込める
「治療費用はできるだけ安く抑えたいけれど、入れ歯のように、毎日の取り外しの煩わしさは避けたい」という方に適しています。高額になりがちなインプラントと比較して費用面でのハードルが低く、入れ歯よりも自然に噛めることが見込める点が魅力です。抜歯後は傷の治りを1ヵ月以上待ってから仮歯を入れて治療を進めますが、入れ歯やインプラントに比べると治療期間は短くなります。また、持病などで外科手術が受けられない方や、人前で話す機会が多く会話時の違和感を少なくしたい方にもお勧めの治療法です。
- Q保険で白いブリッジができるようになったそうですね。
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A
▲保険適用となった白いCAD/CAMブリッジ
これまで奥歯のブリッジは、保険診療では銀歯が一般的でした。しかし、2026年6月から、CAD/CAMブリッジ用材料が保険適用になりました。ただし、すべての歯ではなく、5番と6番の1歯のみの欠損に対してのみ適用されます。銀歯のように目立たない点が大きなメリットです。また、金属アレルギーや虫歯の再発リスクの抑制につながるという利点もあります。一方で、強度を維持するために歯を多く削る必要があり、場合によっては神経を取る処置が必要になることや、2年以内の保険再作り直しができないといった制約もあります。さらに、従来の銀歯に比べると割れや摩耗のリスクがあるため、慎重に扱う必要があります。
- Q先生のブリッジに対するお考えを教えてください。
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A
▲状態に応じ、適切な方法を一緒に考えていきたいと話す山本院長
制度が始まった当初は、耐久性などを慎重に見極めていましたが、目立ったトラブルが報告されなかったため、当院でも導入に踏み切りました。ブリッジは違和感が少ない、非常に優れた治療法です。現在、広島県内で、保険診療の白いブリッジに対応している歯科医院は一部にとどまりますが、当院では適用条件に合う患者さんには積極的に提案しています。もちろん、万能ではないため、お口の状態に応じて自由診療のジルコニアブリッジなども含め、適切な方法を一緒に考えていきたいと思います。気になる人は一度、当院に話を聞きに来てください。
- Qブリッジのメンテナンスについて教えてください。
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A
▲装着後は3ヵ月から半年に1回のペースで定期検診へ
装着後は3ヵ月から半年に1回のペースで定期検診に来てほしいですね。ブリッジの中央下部は構造上浮いているため、食べかすが挟まりやすく、放置すると両隣の支えになっている歯まで虫歯になってしまいます。ご自宅でのケアでは通常のフロスが通らないため、歯間ブラシやブリッジ専用のフロスをご活用ください。また、仮歯の期間はもちろん装着後も、ブリッジをしている箇所でわざと硬いものを噛むといった無茶な行為は、破損の原因となるため控えましょう。
自由診療費用の目安
自由診療とはジルコニアブリッジ/20万円~

