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向井 優真 院長の独自取材記事

向井歯科医院

(広島市南区/段原一丁目駅)

最終更新日:2022/05/23

向井優真院長 向井歯科医院 main

比治山を望み、広島駅や市街地にもほど近い段原地区にある「向井歯科医院」。父である先代が1986年に開業して以来、30年以上にわたって地域の歯科医療を担ってきた。現在は2代目院長に就任した向井優真先生が治療にあたる。患者は近隣住民を中心に、長年通い続けている人も多く、今ではその子どもや孫の代までが訪れるといい、まさに地元に根差した歯科医院として親しまれているようだ。「これからは父から教わった丁寧な診察に加え、設備や技術面をさらに充実させて、私なりの新しい体制で頑張っていきたい」と意欲を見せる向井院長。フレンドリーで気さくな性格も父親譲りだそうで、始終やわらかな物腰で思いを語ってくれた。今回は同院の歴史や歯科医師になるまでの道のり、治療に対するこだわりなどを聞いた。

(取材日2022年4月21日)

工学部卒業後に、歯科医師への道を決意

段原地区に根差した歯科医院とお聞きしました。

向井優真院長 向井歯科医院1

当院は父が1986年に開業しました。実は、向井家とここ段原地区のご縁は長く、もともとは1956年に祖母が小児科医院を開いたことに始まります。振り返ってみると地域の医療に従事して半世紀以上、3世代にわたって続いているわけですから私も身が引き締まる思いです。建物は10年ほど前に再開発で立ち退き、同じエリア内に移転開業して現在に至ります。私は大学進学で一旦地元を離れたのですが、当時に比べて周囲は新しい住宅地といった雰囲気に様変わりしました。ですが当院の患者さんは、以前昔からのなじみの方々が多くいらっしゃいます。最近では、皆さんお子さんやお孫さんを連れてきてくれたり、新しい患者さんを紹介してくれたりして、地域に支えられていることを実感します。本当にありがたいですね。

先生が歯科医師を志したのはなぜですか?

正直、歯科医師になる気持ちはありませんでした。高校生の頃は、東京に憧れて私立大学の工学部に進学し、就職活動をして企業の内定までもらっていたんですから。でもちょうどその頃に、両親から長崎大学歯学部に編入制度があることを聞き、初めて悩んだんです。このまま東京に残って会社勤めをするか、地元へ帰って歯科医師になるのか。今思えば、そこで改めて自分を見つめ直し、将来について考えることができたのが、この道に進むきっかけとなったように思います。歯科医師って患者さんと一対一で向き合い、会話をして治療をして、最終的には喜んでいただける。なかなか魅力的でやりがいのある仕事ですよね。編入試験に合格し、結局8年間も大学へ通うことになりましたが、少しは親孝行できたのかなと思っています。

卒業後は勤務医として働き、その後にご実家であったこちらを継がれたそうですね。

向井優真院長 向井歯科医院2

今は歯科医院も経営を考えなければ生き残りができない、厳しい時代に直面しています。さらに医療面においても日進月歩で進んでいますので、私は独り立ちするにあたり、新しい技術を積極的に取り入れている病院で修業をしたいと考えていました。そこで大学の先輩にあたるのですが、山口県宇部市で歯科医院をされている先生を紹介してもらい、3年間ほど働かせていただいたんです。聞いていたとおり、たいへん勉強熱心で厳しい先生でした。それだけに、現場ならではの学びに満ちた、充実した毎日であったと思います。そして実家へ戻り副院長として1年ほど父とともに働き、引き継ぎを終えた後の2020年、院長となりました。

理想は地域で信頼され続ける歯科医院であること

お父さまから受け継いだことや、今後こうしていきたいといったことがあれば教えてください。

向井優真院長 向井歯科医院3

父は親しまれやすいタイプで、偉そうにしないというか、誰に対してもフレンドリーなところがあり、そこは私も似ているかなと思います。現在は当院の顧問に就任して、午前中に1〜2時間ほど診療を担当しています。というのも患者さんの中には今も父に診てほしいと要望される方がいらっしゃるんですよ。そんな姿を目にすると、私も父のようにいつまでも皆さんから信頼される歯科医師でありたいと感じます。また一方で歯科医療の進歩に伴い、この業界も転換期を迎えていると感じています。デジタル化も加速している昨今、地域の方々のかかりつけ医として、全力で治療にあたっていくと同時に、私自身もスキルアップに励み、新しい技術を採用することで、治療の選択肢を増やしていけたらいいですね。

先生が得意としている分野と治療で心がけていることについて教えてください。

セラミックのかぶせ物など補綴治療です。その際、色味が真っ白で不自然にならないよう気をつけていますし、例えば審美歯科においても、ただ歯が白く見えるようにするというのではなく、健康的で美しい仕上がりをめざし、口元やお顔のバランスを考えながら治療を進めています。また心がけていることとしては、「親身な治療」でしょうか。これは勤務医の時にお世話になったクリニックが掲げていたもので、常に自分の親や家族と思って患者さんと接するようにという師匠の教えでもあります。そしてもう一つ。私は歯科医療の専門家として、ベストな治療法を提案いたしますが、それが患者さんにとって最善ではない場合もあります。皆さんそれぞれ都合や事情がありますから。ですので、その方が今どんな状況で、何を考えているのかきちんと把握し、治療が一人よがりにならないよう注意しています。

その他こだわりなどがあれば教えていただけますか?

向井優真院長 向井歯科医院4

当院ではできるだけ再治療とならないよう、なぜ悪くなってしまったのかその原因をしっかりと探り、お口全体を診る「包括的歯科診療」に取り組んでいます。「木を見て森を見ず」ではありませんが、痛みや腫れなどの不具合に対し、そこだけをピンポイントで治療するだけでは、根本的な原因の解決とならず、結局はその繰り返しとなってしまうケースがあるためです。治療には多少時間がかかるかもしれませんが、そうしたお口のトラブルを逆にタイミングと捉え、これを機に症状を改善し、お口を健康な状態にリセットできるよう努めています。もちろん患者さんが望まれる治療が第一ですし、こちらも押しつけにならないよう、丁寧にお話しするなどなど気配りは忘れません。

若い世代の人にこそ気軽に来院してほしい

院内の設備や感染症対策はいかがですか?

向井優真院長 向井歯科医院5

より正確で安全な診断、診療を行っていくため、医療機器に関しても歯科用CTなど、時代に沿ったものを導入するようにしています。その機器の進歩たるや私も目を見張るものがあり、そこは父の代ではできなかった、新しい取り組みであると感じています。しかしながら、そうした設備だけに頼ることがないよう、私自身を含めたスタッフ一同、知識と技術を向上するべく日々努力をしています。また感染症対策につきましても、安心して皆さんにお越しいただくために、細部にわたって徹底して行っています。院内各所のアルコール消毒をはじめ、治療器具の滅菌や定期的な換気、また空気清浄器もウイルス対策に特化したものを選ぶなど、清潔で衛生的な空間づくりをめざしています。

ところで、先生は休日をどのようにお過ごしですか? 

実は私、インドア派だったんです。土日に出かけるといっても、新型コロナウイルス感染症の流行前は、歯科医療の講習会や勉強会に参加していたため、休日はほとんど勉強に費やしていました。しかしコロナ禍になり、それもなくなりましたので、昨年から長崎大学時代にやっていたゴルフを再開しました。全然うまくなりませんが(笑)。また時間があれば、ジムに泳ぎに行くこともあります。水泳は子どもの頃からやっていて大学でも泳いでいましたが、今はもっぱらダイエット目的になっていますね。あと、コロナ禍でお店へ行く機会も減ってしまいましたが、好きなお酒を休日前に自宅で飲むのも楽しみの一つです。

最後に読者へメッセージをお願いします。

向井優真院長 向井歯科医院6

私は今30代ですが、この世代はまだ若く、お口のトラブルは少ないものの、「歯の着色汚れが気になるな」「歯茎の状態は大丈夫なのかな」など何かしらの兆候が出始める年代でもあります。またご自身でなくても、例えば親になりお子さんの虫歯や歯並びが心配だという方もいらっしゃるでしょう。そうした不安をお持ちでしたら、どんな些細なことでも結構ですので気軽に来ていただいてお話しください。そして健康な歯をキープするには、定期検診も大切です。小さなお子さんから20〜50代の働く世代の皆さんまで、症状の有無に関わらず歯科医院に通う習慣づけをお勧めします。歯磨き粉の選び方などからのご相談もお気軽にしていただきたいなと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックのかぶせ物/9万9000円~

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