自衛隊中央病院

千先 康二病院長

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陸上自衛隊三宿駐屯地内に位置する「自衛隊中央病院」は防衛省が設置する陸・海・空三自衛隊の共同機関であり、29診療科500床を有する総合病院だ。1956年に自衛官及びその家族のための職域病院としてスタートした後、1993年に保険診療機関化、地域住民も利用できるようになった。2016年には二次救急指定病院に、2017年4月には第1種感染症指定医療機関の指定を受け、地域医療はもとより、国民全体の健やかな生活を支える高度急性期病院として、質の高い医療を幅広く提供している。自衛隊の特性を生かした災害医療も得意分野の一つで、首都直下地震やテロ等に備え万全の体制を整えている。「自衛隊を支える病院として、地域に貢献する病院として、多くの人から信頼される病院でありたい」と語る千先康二病院長。地域の医療機関との連携も盛んで、一般の患者の数も年々増加。現在は外来・入院患者の約半数が一般の利用者で、地域の中核病院としての認知度も上がっている。設立から60年、常に時代のニーズを受け入れ進化を続けてきた同病院の基本理念や日々の診療、災害時への取り組みなどについて話を聞いた。
(取材日2017年6月23日)

自衛隊の特性を生かし地域医療にも貢献

―はじめに、病院の基本理念についてお聞かせください。

私どもは、活気に満ち、信頼される病院の創造という思いを胸に、一致団結し日々医療を行っております。当院は16ある自衛隊病院の最終後送病院としての位置付けであり、医療の質、スタッフのレベルともに高い水準を誇ります。それを維持するとともに、全国の国立病院が独立行政法人化される中、国の病院として、さまざまな事態に対処するという任務を担っております。国際平和協力活動等、あるいは首都直下地震のような自然災害に対する取り組み、また、地下鉄サリン事件のような特殊災害、感染症アウトブレイクのような事態のほか、当然、有事にも対応していかなくてはいけないということもあり、まさに医療における危機管理の万全を図るということに尽力しています。

―病院として力を入れている分野はありますか?

心臓血管外科や脳外科の手術、透析治療、循環器のアブレーションなど、平時においてもレベルの高い医療を日々提供していますが、やはり自衛隊の医療という特性もあり、救急医療に力を入れています。二次救急指定医療機関の認定を受けてからは救急車の受け入れ台数も格段に増え、全診療科で救急体制を整えているほか、都内では4番目になる第一種感染症指定医療機関として、感染症対策にも万全を期しております。また当病院は災害にも強く、免震構造により、震度6から7の地震も震度3から4程度に減衰することができます。屋上には、大型ヘリコプターが到着できるヘリポートがあり、災害時に多くの患者さんや大量の物資を運ぶことが可能です。これらと備蓄、バックアップ電源等と日常の訓練を合わせて、災害時にはハードとソフトの両方の強みを生かせるのではないかと思っております。

記事更新日:2017/10/04

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