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吉江 誠 院長の独自取材記事

吉江歯科医院

(川崎市高津区/武蔵新城駅)

最終更新日:2020/04/01

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JR南武線・武蔵新城駅から歩いて5分の場所にある「吉江歯科医院」は、半世紀にわたって診療を続けるクリニックだ。父に続く2代目となる吉江誠院長は「最高の治療ができる最高のクリニック」をめざして日々の診療にあたっている。院内にはマイクロスコープや歯科用CTといった先端機器を備えており、難しい症例でも精密に検査を行って改善できるよう可能性を探る。根管治療にも力を入れており、吉江院長は海外の勉強会などにも積極的に参加し、知識・技術の向上に力を入れている。「今まで治せなかったものが治せる可能性が高まり、歯科医師として大きな喜びを感じています」と話す吉江院長に、診療への思いや取り組みについて聞いた。
(取材日2018年5月21日)

最高の治療ができる最高のクリニックをめざす

まずは同院の成り立ちと現在の患者層についてお聞かせいただけますでしょうか。

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当院は約50年前に僕の父が立ち上げたクリニックです。今でも父の代から診ている患者さんがいらっしゃいますし、中には遠方に引っ越した患者さんが「やっぱりここがいい」と引き続き通ってくれてもいます。海外に転勤になった患者さんが帰省する際に来院されたり、地方に越された方がご当地の名産を送ってくださったりするのはうれしいですよね。ホームページを見て訪ねてくれる方もいらっしゃいますが、どちらかと言うと患者さん同士の紹介でいらっしゃる方の方が多いですね。現在は3週間から1ヵ月先の予約が埋まっている状況で、当院を支持してくれる方が多いことがありがたい一方、希望される方をすぐに診療できないことがあるのは心苦しくも感じています。

院長職を継承してから、先生はどんなクリニックをめざして来られたのでしょうか。

“最高の治療ができる最高のクリニック”でありたいと考えています。“最高の治療”と言うのは抽象的でわかりづらいかもしれませんが、要は患者さんを治すことができる、患者さんの悩みを解消することができる治療のことを言います。最高の治療を行うためには、機器と人の2つの側面が重要で、診断力の高い先端的な機器を備えつつ、歯科医師としては質の高いエビデンスを参考にしながら研鑽を積み、治療技術を高めることが必要です。その一方、「最高のクリニック」というのはまた意味が違っていて、最高の治療を行えるだけでは不十分なんですね。

では、先生が考える最高のクリニックとはどんなものなのでしょう。

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それは、患者さんが「吉江歯科医院に来て良かったな」と満足して帰られるクリニックでしょう。患者さんがそのクリニックに対してどんな印象を持つかは、歯科医師の治療だけに左右されるわけではないですよね。患者さんがクリニックに足を踏み入れた時にまず最初に接するのは受付のスタッフですし、虫歯や歯周病の予防のためのケアを行うのは歯科医師ではなく歯科衛生士です。ですから、彼女たちの対応や気配りも非常に重要。クリニックの清潔感もそうで、掃除をするスタッフの仕事ぶりも関わります。そういった総合力が高いクリニックが最高のクリニックであって、僕がめざすところでもあります。

先端機器と技術を駆使して歯を守る

備えている機器について教えてください。

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先端的な機器としては、マイクロスコープと歯科用CTの2つが代表例です。マイクロスコープとは対象物を約20倍までに拡大できる顕微鏡の一種で、ピンポイントで状況を細かく確認することができるようになります。歯科用CTは3次元の立体画像を撮影する機器で、2次元の平面画像に留まるレントゲンに加えて、3次元になるわけですから、情報量が増えます。中でも当院が使っている歯科用CT機器は0.2mmの管球焦点距離を備えており、一般的な歯科用CTよりも神経の細部まで調べることができます。この他、顎の運動を三次元で観察・記録できる顎運動記録装置や患者さんの顎の模型を作製できる3Dプリンターもあります。

歯科医師としての技術を高めるために、どんな研鑽を積んでこられたのでしょうか?

臨床経験を増やすほかに、休診日には積極的に勉強会に参加していますね。直近ではカナダのトロント大学が主催する根管治療の勉強会にも参加していました。この勉強会の期間は長かったのですが、歯科医師としての技術をさらに高めたいと一念発起して参加したんです。参加して本当に良かったですよ。根管治療というのは虫歯が進んでしまったために神経を除去して歯の中の汚れを取り出すものですが、神経は非常に小さく細かく分岐していますから、歯科治療の中でも難易度が高いのです。根管治療が成功しないと歯を抜くことになってしまうことにもつながりますから、患者さんの歯を守るためにとても大切な治療なんですよ。

参加して良かったとのことですが、どのような勉強会でしたか?

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今までよりも、知識や治療技術について見識を深めることができました。歯科診療で治せないと思っていたものが、治せる可能性が高まったんです。歯科医師としては本当にうれしいことですよ、これは。例えば、虫歯が進んでしまって歯の根の先に大きな膿ができている状態だと、治療が困難で抜くのが第一選択でした。そんな状態でも歯を残せる可能性が高まったわけです。マイクロスコープと歯科用CTを活用してどのように診断を行い、どのように治療を行えば治せる可能性が高まるのかということが学べたんです。実際に、他院で根管治療を受けたけど改善しなかった患者さんが、当院を頼りにしてくれることもありますね。

人が治せないものを治すことがプロ

ところで、先生はなぜ歯科医師を志されたのですか?

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父が歯科医師だったから何となく、というのが率直な理由です。ですから歯学部に進んで2年ほどは自分が本当に歯科医師になりたいのかわかりませんでした。そんな意識が変わったのは大学で実習が始まってからですね。周囲の学生が大変そうにしているのに比べて、僕はそれほど苦には感じなかったんです。例えば4回で次のステップに上がれるところを3回で合格して、余った時間は遊んだりしていました。実習を重ねることで自分の手先の器用さに自信が出てきました。「もしかしたら歯科の仕事に向いているんじゃないか」という思いが「好きだ」に変わるまではさほど時間はかかりませんでしたね。

お忙しい中、休日はどんな風に過ごされていますか。

僕はアウトドア派で、子どもが小さい時は一緒にキャンプに行くのが楽しみでした。今は3人ともだいぶ大きくなって相手にされなくなりましたから、今は専らゴルフです。大学の時に少しやってたんですね。1年ほど前から同業者を含めて、いろいろ友人に連絡を取ってラウンドするようになりました。ゴルフは自己責任なので僕の性に合ってるんでしょう。歯科医師としてもなるべくすべての治療を自分でやりたくて、当院では矯正治療やインプラント治療も行っています。そう、それとプライベートという点では息子が僕の母校でもある日本歯科大学に特待生として入学したんです。親ばかかもしれませんが、大したものだと思いますよ。

最後に、改めて読者にメッセージをお願いします。

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患者さんにとって、かけがえのない歯を守れる歯科医師でありたいと思います。噛み心地が良く、周囲の歯への負担が少ないインプラントは歯を失った際の治療としては素晴らしいものです。しかしながら、天然の歯が最も優れていることは、変わりません。歯は健康の入り口であり、おいしく食べ物を食べられることは人生を豊かにします。僕は先端機器と歯科医師としての技術を駆使して、今まで抜かないといけなかった歯を少しでも抜かずに残したいと考えています。人が治せないものを治して患者さんに喜んでもらう。言ってしまえばシンプルなことですが、それがプロフェッショナルだと思うのです。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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