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新海 誠 院長の独自取材記事

医療法人優萠会 新海歯科医院

(上尾市/上尾駅)

最終更新日:2019/08/28

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上尾駅からバスに乗り、停留所「愛宕神社前」下車目の前。開業して13年の「新海歯科医院」には、地域住民はもちろん他院からの紹介で来院する患者も多い。院長の新海誠先生はインプラントと根管治療の専門家。刻一刻と変わる医療業界に対し、さまざまな講習会に頻繁に参加して日々研鑽を積んでおり、患者に「自身のできる限り最良の医療を届けたい」という熱い思いを持つ歯科医師だ。より精度の高い治療を行うためにマイクロスコープを4台導入するなど設備も充実させ、スタッフ一丸となって、どんな治療でもハイレベルな医療を提供するための努力を惜しまない。地域の歯科医師たちとの勉強会を行うなど、地域医療の向上にも貢献する新海院長に話を聞いた。
(取材日2018年7月17日)

高い技術力を提供できるように研鑽に努める

先生の経歴を教えてください。

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東京歯科大学歯学部を卒業後、神奈川県川崎市にある歯科に5年勤務しました。その後、この上尾の地で当院の前身である「第二団地歯科医院」を開業。11年ほどそちらで診療し軌道にも乗ってきた頃、より広い土地が空いたということで新しく当院を設立しました。もともと歯科をめざしたのは、祖父も父も歯科医師だった影響が大きいですね。2人とも開業していて、とても威厳のある人だったので、その姿を幼い頃から間近でずっと見ていたことで自然と「かっこいい」と憧れるようになりました。

どんな患者が来院されますか。

患者さんの層は本当にさまざまです。矯正歯科もやっているため小さいお子さんから、お口に悩みを抱える高齢者の方まで、幅広い年代の患者さんがいらっしゃいます。また、インプラントや根管治療は他院からの紹介の患者さんも多いですね。私はインプラントと根管治療のスペシャリストをめざしているので、そういった点を評価していただいていることをうれしく思っています。歯の根の治療に関するあらゆる講習会に参加して常に新しい情報を学び、充実した設備のもと、高い技術力を提供できるように最善を尽くしています。他院で1年通院しても治らないという方が、悩んだ末に当院にご相談に来られるというケースもあるんですよ。

設備について教えてください。

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治療箇所を最大20倍まで拡大して見ることができるマイクロスコープを4台導入しています。根の治療やインプラント、口腔外科などさまざまな治療で使用できるのですが、一般歯科での普及率はまだ10%程度といわれているので、4台も導入している歯科医院は珍しいのではないかと思います。マイクロスコープがあるかないかでは明らかに治療の精度が変わってきますので、当院には欠かせない機器です。そのほか歯科用CTや根管治療用の器具、根の中をきれいに拡大するエンジンモータ―も多数用意して多様な症例に対応できるようにしています。インプラントの際は治療内容をコンピューターでシミュレーションできるシステムや、接着を良くする光機能化装置を導入し、位置のずれなどを極力軽減できるように努めています。また、滅菌にも力を入れていますね。汚いレストランで食事したくないのと一緒で、歯科医院は清潔じゃないと行きたくないと思いますから。

根管治療は、歯科医師の技術と知識が問われる

根の治療やインプラントの設備がとても充実しているのですね。

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現在、当院の患者さんが訴える一番多い悩みは根の治療です。根の治療は優しさや思いやりでは治りません。確固たる技術と知識を持ち、世界のゴールデンスタンダードであるエビデンスをもとに、しっかりとした機材があってこそ治療できると思っています。ですから当院では保険診療には重きを置かず、自由診療を選択される方も多いですね。より良質な材料を厳選して使っており、3人いる私たち歯科医師側も、常に勉強をして研鑽を積み、ハイレベルな治療を提供していると自負しています。保険適応外の治療とはなってしまいますが、だからこそ患者さんが納得して治療に臨めるよう、徹底した情報開示と、患者さんに理解してもらえるように説明をするための工夫も惜しみません。

説明の時間を重視しているんですね。

患者さんには、説得ではなく、納得してもらえるような嘘偽りのない説明をするよう心がけています。初診の場合には1時間ほど説明の時間を取ることもありますし、私の治療は1時間に1人、1日6人までとして時間にゆとりをもたせています。きちんと納得してもらえるような説明をするのも歯科医師の重要な能力。小手先の話術などではなく、世界基準の根拠を提示し、メリット、デメリットをしっかりと説明した上で最終的には患者さんに選択していただいています。インフォームドコンセントは歯科医師として当然の義務だと思っていますから。また、自由診療についても絶対に無理には勧めません。経済的な事情などもあると思いますので、たとえ今さまざまな理由でその治療ができなくても、その方の将来を考え最善を尽くして、状態を良くしていくことを患者さんと一緒にめざしています。

先生の熱い思い、向上心はどこから来ているのでしょう。

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私はこの仕事が大好きなので、自分の仕事に誇りを持っています。だからこそ、ちゃんとした医療を提供したい、患者さんに認められたいという気持ちが一番にあります。医療というのは日進月歩で毎日新しいことが登場します。新しいことがすべてとは言いませんが、知らないのはプロとして失格。講習会も単発のものから1年コースのみっちりとしたものまで積極的に参加しています。加えて、向上心の高い地元の歯科医師で集まって月1回、地域の方により良い医療を提供したいと勉強会を開いています。知らなかったことを知る、それを患者さんに提供して喜んでいただけるのは本当に面白いんです。ほかにも、尊敬するスタディーグループの恩師たちから患者さんに対する姿勢を学んだことも大きいと思います。勤務医である平栗先生と松本先生も毎月必ず研修に参加しており、医院全体で知識と技術の向上に努めています。

歯科医師間で連携し地域歯科医療の質を上げたい

地域の勉強会など院外の活動にも積極的ですね。

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上尾地域の多くの先生方の中には尊敬する方も多く、月1回の勉強会では本当に良い刺激をもらっています。また、若い歯科医師にも自分の知識は惜しみなく伝えています。若い先生に教えるためには、自分が内容を理解していないといけないため自身の学びにもなりますし、まだまだ負けたくないのでさらに頑張ろうと励みになります。そうやって後続の人間と技術や意見を共有することによって、地域全体の技術力アップや、上尾の歯科医療のクオリティーの向上につなげていきたいですね。そのうち「マイクロスコープの街上尾」「虫歯のない街、根の治療の街、上尾」「インプラント治療なら上尾」といわれるようになるのが私の夢です。

これまで印象に残っている患者はいますか。

インプラント治療を始めて最初の頃、糖尿病の数値がとても高い患者さんが来院されたのですが、当時50代後半で歯が4本しかなく、物が食べられないという状況でした。病気のことにも配慮しながら試行錯誤し400万円近い金額をかけてインプラントを入れ、現在もメンテンナンスで通ってくださっていますが、「今思えば本当に安い買い物をした。15、6年たっても物が噛めるのがとてもうれしい」と仰ってくださり、私自身も大変うれしかったことを覚えています。痛みをとってあげるのは歯科医師として当たり前のこと。いかに患者のQOL(生活の質)を上げてあげられるかが私の使命だと思っています。

今後の展望や、読者にメッセージをお願いします。

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引き続き根の治療の分野で研鑽を積み、インプラントや入れ歯になる人が少なくなるように努めていきたいですね。不幸にも歯を失ってしまった方は、残っている歯を守るためにもインプラントをお勧めします。その精度を保つために、今後も勉強を続けていきたいと思います。また、特にお子さんのいる方はメンテナンスでぜひ歯科に定期的に通ってほしいですね。日本は、高齢になっても自分の歯が残っている割合が過度に低いといわれています。例えば80歳で残っている歯の平均はスウェーデンは20本、アメリカは15本、そして日本は7本というデータもあります。この出発地点は、子ども時代に虫歯を銀歯にすることから始まると考えています。だからこそ予防が必要。自宅の歯磨きでは完璧に予防することはどうしても難しいので、しっかりプロにかかってほしいですね。今後は地域の医師と協力して0歳からの予防システムをつくっていきたいです。

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