慎重かつ丁寧な工程で
満足度の高いインプラント治療を追究
パラシオン歯科医院
(越谷市/越谷駅)
最終更新日:2024/10/21
- 自由診療
歯を失った際の選択肢の一つに「インプラント治療」がある。ほかの歯にほとんど負担をかけることなく治療でき、しっかり噛みやすくなることが望めるのが特徴だ。「パラシオン歯科医院」で診療医長を務める小山安徳先生は、事前カウンセリングを重視しながらインプラント治療を行っている。また、歯科衛生士の歯周病チェックをクリアしないと治療に進めないなど、治療を行う前にいくつものステップを設定。こうした慎重かつ丁寧な工程は、歯科医師と患者の双方が納得して治療を進めるためのものだという。料金設定も明確で、治療中に追加料金がかかることはない。「インプラントは万能ではありません。メリットもデメリットも患者さまにお伝えしています」と話す小山先生に、インプラント治療とはどのようなものか、また同院の治療の流れについて聞いた。
(取材日2021年10月26日)
目次
事前のカウンセリングが大切。歯科衛生士と歯科医師のダブルチェックで進める、丁寧なインプラント治療
- Qインプラント治療について教えてください。
-
A
歯を失った際の選択肢としては、入れ歯・ブリッジ・インプラントが挙げられます。このうち、ほかの歯にほとんど負担をかけないという特徴を持っているのが「インプラント」です。入れ歯は違和感や痛みが生じることも多く、ブリッジは周辺の歯を削らなくてはなりません。本来であれば虫歯や歯周病が悪化しないようケアをして、一生ご自分の歯で過ごせるのが良いでしょう。しかし歯を失ってしまった場合、上記の理由から「インプラント」を選ぶ患者さまが増えてきました。インプラントが普及し始めた頃は問題点もありましたが、現在では治療方法も進歩し、安全性の向上も図られています。
- Qインプラントは誰でも受けられる治療なのでしょうか?
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A
インプラント治療を希望されても、すべての方が満足できる結果になるとは限りません。歯科医師が「この状態ならばインプラント治療ができる・できない」を見極めることが大切です。口腔内や骨の状態によっては「治療はできるけれども、リスクが残る」というケースもあります。インプラント治療後のトラブルの中には、事前説明が不十分だったために起こるものもあるようです。インプラントは適合する方にはとても良い治療法なのですが、万能ではありません。ですので、当院では懸念点があれば事前に必ず説明しています。口腔内の状態や想定されるリスクをお伝えした上で、治療に踏み切るかどうかは患者さまの判断に委ねています。
- Q事前のカウンセリングはどのような内容なのでしょうか?
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A
まずは歯科医師と患者さまで「インプラントとはどういうものか」のすり合わせをします。患者さまが見てきた情報によっては、インプラントに対する認識が歯科医師と異なる場合もあるからです。次に今の口腔内の状態やリスクについて説明します。インプラントは費用や時間のかかる治療ですし、治療後のメンテナンスも必要です。なぜメンテナンスが必要なのかを理解してもらわなくては、治療後に良い状態を保てません。インプラントに関するメリットもデメリットもお伝えすることは、患者さまに今一度しっかり考えていただく機会にもなります。
- Qこちらのクリニックでの、治療までの流れを教えてください。
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A
当院では「インプラント治療ができる・できない」を歯科医師が判断する前に、歯科衛生士が虫歯や歯周病をチェックし「口腔内がインプラント治療ができる状態か否か」を確認しています。歯科衛生士が「できる状態」と判断できなければ治療には進みません。当院がインプラント治療をご提供するのは、歯科衛生士のチェックをクリアし、骨の状態も問題がなく、リスクや料金面についても確認でき、メンテナンスの重要性もご理解いただき、そして私が「問題なし」と判断した場合のみです。慎重すぎるかもしれませんが、お互いが納得して治療に進むために必要なステップだと考えています。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療(1本)/30万円