いなみ小児科

いなみ小児科

稲見 誠院長
頼れるドクター掲載中

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「いなみ小児科」の最大の特長は、地下1階から地上3階まで、述べ800平米の広さの中に、クリニック、病児保育施設など子どものための施設が集まっているという点だろう。院長の稲見誠先生は、快活な笑顔が印象的なベテランドクター。小児科医としての長きにわたる治療経験だけでなく、発達障害などの悩みを抱える親子へのカウンセリングや、講演会にも注力し、地域になくてはならない存在となっている。同院には稲見院長を含め、常勤の小児科医が3人在籍しており、専門性の高い治療にも対応する。病児保育室「ハグルーム」などの子どものための施設への思いなど、稲見院長の小児科医としての考えを聞いた。
(取材日2011年7月13日、再取材日2015年10月2日)

病児保育施設やカウンセリングルームなど、子どものための複合施設

―近隣から移転されたと聞きました。

2015年3月に移転したばかりで、50mほど渋谷寄りになりました。移転してきたビルは、2階が診療を行う医院になっていて、3階は病児保育施設「ハグルーム」。地下1階には検査室やカウンセリングルームがあり、建物全体で子どもと親をサポートする体制です。現在1階はエントランスホールですが、今後は大型遊具を入れ広場として開放し、子どもを遊ばせながら親御さんたちのコミュニケーションの場として利用してもらえたらと思っています。

―2階の医院にはすでに大型遊具が置かれていますが、2ヵ所にわかれている理由は?

トンネルやすべり台になっているこの遊具、結構目を引くでしょう。これは子どもたちの年齢に応じた遊具をわけて導入しています。はいはいができるくらいの年齢なら、低いすべり台のあるほうへ、走り回るくらいだったらトンネルがついて、高いすべり台のあるほうへ、といったようにわけ、子どもたちみんなが年齢に左右されることなく楽しめる場を作っています。ここまでの大型遊具を有している医院ってそうはありませんから、子どもたちから大好評で、名前を呼んでもなかなか診察室に来られないなんてこともしばしばあります。ですが、当院には私のほか常勤医師が2人いますので、心にゆとりを持って診療にあたれていますよ。

―小児医療の専門家が3人そろっているのは心強いですね。

単純に人数がいるというのではなく、それぞれが各得意分野・専門性を発揮して治療にあたっているのが特長ですね。そのため診療中に自分の専門外の疾患があったとしても、とても身近に相談できる先生がいる。医師としても安心して診療にあたれる環境です。当院は発達障害や小児神経などにも対応していて、一般疾患の診療と同じフロアであらゆる症例への対応が可能です。

―クリニック開院から現在の場所へ移転するまで、さまざまな思いが詰まった27年だったと思います。開院当時の思い出は?

そうですね。開院当時、この地域に小児科専門クリニックは、僕の医院のほかにもう一軒あるだけでした。だから、患者数がすごく多かったんです。ひとりで1日300人の子どもを診察したこともありました。スペースも狭かったこともあって、待合室の患者さんがすぐいっぱいに。真冬でも表に並ぶくらいの状況でした。だからクリニックを始めた頃は、毎日子どもたちを診るので精一杯。とても他のことを考える余裕なんてなかったんです。その後、もう少し広い場所を求めて、以前の場所に移転したのが1995年のことでした。その頃から、だんだん気持ちの上でも少し落ち着くようになってね。そこで小児科医として子どもたちの病気を診ることだけじゃなくて、お母さん方が求める育児支援にも、もっと力を入れていきたいと思うようになったんです。

―そして病児保育施設を開設されたのですね。

2003年、世田谷区の委託事業として「ハグルーム」という病児保育施設を立ち上げました。働くお母さんたちが一番に悩む問題、それは「子どもが病気になった時どうするか」なんです。でもここで間違って欲しくないのは、この「ハグルーム」は、あくまでもお母さんたちの就労支援が主な目的ではないのです。本当はすべての会社で、みんなが平等に子どもの看護休暇を取れれば、こんな施設は必要ないと思うのですが、残念ながら現実的に日本はそういう社会ではない。でももし「ハグルーム」のような施設がなければ、お母さんたちはどうするかっていうと、朝、熱のある子に座薬を入れて熱を下げて保育園に連れて行ったり、病 気のことを何も知らない知人に子どもを預けて出社したりするわけです。そうすると子どもというのは、病気の上に母親から離されて、すごくストレスを感じてしまう。さらに病気によっては状況が急変することもありますから、安全性という点でも問題がある。僕が「ハグルーム」を始めたのは、病気の子どもたちがそういう状況に置かれないように、まずは子どもに安心と安全を与えてあげるための病児保育の必要性を感じたからなんです。あくまでそれに付随した形でお母さん方の就労支援があるわけです。



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