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雨宮 啓 院長の独自取材記事

藤沢歯科ペリオ・インプラントセンター

(藤沢市/藤沢駅)

最終更新日:2019/08/28

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藤沢駅近くにある「藤沢歯科ペリオ・インプラントセンター」は、歯周病とインプラントを中心とした専門性の高い治療を提供してくれるクリニック。清潔感あふれる院内は半個室となっており、プライバシーを重視しつつも、開放感のある空間を実現している。2018年1月には同じビル内の別フロアに予防歯科に特化したスペースをオープン。歯周病ケアに詳しい歯科衛生士によるカウンセリングをリラックスした雰囲気の中で受けることができる。大学院で歯科麻酔学を学んだ雨宮啓院長は、インプラント治療を得意とし、併せて日本歯周病学会の歯周病専門医資格も持つ歯科医師。やわらかい物腰と気さくな語り口で、患者の気持ちを第一に考えた診療を実践する雨宮院長に、同院の診療方針や今後の展望を聞いた。
(取材日2018年1月5日)

地域に頼られる歯周病とインプラントの専門医療機関に

こちらのクリニックの特徴を教えてください。

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当院の特徴は3つあって、まず最初に歯科医師全員が日本歯周病学会の専門医を取得しているということが挙げられます。歯周病に対する専門的なアプローチで歯を保存する、あるいはインプラント治療で口腔内の咀嚼機能を回復させます。インプラントに関しては、この地域で歯周病とインプラントの信頼の置ける治療を受けたいという方の受け皿となる専門医療機関でありたいと思っています。もう一つは、大学院で学んだ歯科麻酔学の専門を生かし、静脈内鎮静法を用いた痛みを抑えるための点滴麻酔で治療するということです。患者さんからのニーズも非常に高く、当院の患者さん全体の3分の1はこの点滴麻酔を希望されますね。痛みに対して恐怖を感じる方や合併症を持つ高齢者の方もリラックスして治療を受けることができますから、当院では外科処置の際は点滴麻酔のもとで治療を行っています。

この1月に新しいフロアを開設されたと伺っています。

従来のフロアでは、歯の保存に重きを置いた治療を行い、新しいフロアでは当院の3つ目の特徴である治療後の口腔内のコントロール、予防歯科をメインに診療を行っていきます。治療によって回復した咀嚼機能の維持や、そもそも重度の歯周病にならないための方策というのはいろいろありますが、当院には歯周病のケアの専門知識を持つ歯科衛生士が、歯周病治療をマネジメントしています。治療をするのは歯科医師だけれども、長いお付き合いになるのは歯科衛生士です。アメリカなどでは「健康のためには良いデンタルハイジニスト(歯科衛生士)を持つことだ」といわれるぐらい、自分の歯をわかってくれているかかりつけの歯科衛生士は大きな存在ですが、日本ではまだまだ知られていないのが現状です。

歯科衛生士の仕事に対してイメージが変わるお話ですね。

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歯の健康増進には、ただ歯磨きをするというだけでなく、食生活も関係してきます。近年、ホルモンが関係するがんが男女ともに増えていることも食事との関連が大きいといわれています。炎症が口腔内に出れば歯周病になるし、肝臓や腎臓に出れば肝炎や糖尿病になる。心臓に出れば狭心症、それがたまたま口腔内に出たという話であって、歯周病だけ治しても食生活によっては繰り返すと考えられます。歯周病は全身疾患に影響することが医学的にもわかってきたので、歯周病の先の生活習慣病を予防できる食事はどうしたらいいのか。それを理解できる歯科衛生士を当院で育て、患者さんにはいつまでも健康で食べられる機能を維持してもらいたいと思います。

歯科衛生士とのチーム医療で実践する予防歯科

ところで、先生が歯科医師をめざしたきっかけは何だったのですか?

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私は3歳から藤沢市に住んでおり、今もずっとこちらで生活しています。このクリニックは、父が開業したクリニックを移転した時に私が院長として引き継ぎました。歯科医師になったきっかけは、父の背中を見ていたことが大きく影響していると思っています。中学生の時に顎関節症になった私を父が治療してくれて、「こういう治療もできるのか」と感動したことも医療の道に進みたいと考える大きなきっかけとなりました。父の母校である東京歯科大学に憧れたというのも理由の一つです。

インプラント治療も先生のご専門の一つだそうですね。

東京歯科大学歯科麻酔学講座の大学院に進み、そこで点滴の方法や、麻酔に伴う患者さんの不快感への対応方法などを学びました。その中で、歯科麻酔のエキスパートとして、大学病院でしかできないような高度な治療をクリニックでも提供できれば、地域医療に貢献できるという実感がありましたね。歯の根の治療やインプラント治療については勤務医になってから勉強しました。大学院修了後、大学院で3年間研究をお手伝いした白鳥清人先生が新規開業された歯科医院に勤務したのです。白鳥先生はインプラント治療に精通した歯科医師で、そのクリニックは1年に数多くのインプラント治療をする大規模なクリニック。6年間勤め、インプラント治療はもちろん、歯科医療のさまざまなことを学ばせていただきました。白鳥先生はまさに僕のメンターですね。

どのような患者さんが多いのですか?

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30~70歳まで幅広い年齢層の患者さんがいらっしゃいます。しっかりと歯周病を治療したいという方が3分の1くらい、審美的治療やインプラント治療、虫歯治療が目的の方が3分の1くらい、あとは歯科に強い恐怖心があってやっと受診できたような方が3分の1です。歯周病治療に関しては強い殺菌力が期待できるレーザーを使用しています。北欧で開発された除菌水を使用するなど、今までの治療を踏まえつつ新しい治療も取り入れています。メンテナンスで来られる方も多いですよ。その他、前立腺がんの患者さんで、口腔内の炎症を取りたいと2ヵ月に1度来院される方がいるのですが、いつも腫瘍マーカーの数値を教えてくれて「先生、数値が下がってきたよ」などと状況を報告してくださいます。こういう話を聞くと、僕たちは口腔内をきれいにしているのだけれど、健康な生活の維持にも関係するなと思います。今後は、こういう患者さんも増えていくと思いますね。

常に勉強を重ね、信頼できる医療情報を患者に提供

診療の際に心がけていることを教えてください。

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患者さんの悩みを聞くことを大事にしています。その上で患者さんにあれもできる、これもできると言うのではなく、専門家として説明をし、その場合の治療についてできることをしっかりと説明するようにしています。治療の際には、口腔内の写真を大きなモニターで見ながら、メリットとデメリットをお話しするよう心がけていますね。歯科に関する情報の中には、不確かなものもあります。僕だけでなく、歯科衛生士も一緒に学会のセミナーに参加するなどして学び、医療人として本当に良いものを患者さんに提供していくことも大切だと思っています。

お忙しい毎日の中、講演会活動なども行っていると伺っています。

白鳥先生のところに勤務させていただいた当時、僕は28歳で、白鳥先生は41歳。それから14年が経過し、自分が当時の白鳥先生の年齢になった。ふと立ち止まって考えたとき、白鳥先生が僕に継承したものを今度は僕が次世代に渡さなくてはいけないと考えました。ちょうどその頃、4年に一度開かれる日本歯科医学会の総会でシンポジストの一人に選ばれ登壇したことをきっかけに、いろいろなところで講演の機会をいただくようになりました。「恩送り」といいますけれども、そういう時期にきたのかなという思いもあり、講演や先ほどお話しした歯科衛生士の育成、あとは後輩育成の一環として、歯科麻酔のスタディーグループをつくり、歯科麻酔を専門とする歯科医師と歯科医院を結ぶマッチングサイトを立ち上げ運営しています。

最後に今後の展望をお願いします。

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新しくオープンした予防歯科専用のフロアでは、歯周病治療をマネジメントできる歯科衛生士による予防歯科を行い、治療と予防の良い循環をつくっていきたいと思います。「インプラントと歯周病について治療するならば、ここに来れば大丈夫」と頼りにされるようなクリニックでありたいですね。歯科の技術として良い治療というのはあるのだけれど、患者さんがどうしても抜きたくないというならば、抜かないことも必要だと思っています。専門性だけが大事なのではなく、患者さんに寄り添った治療が大切なので「この歯科医師だから安心して任せられる。この歯科医師に治療してもらいたい」そう思ってもらえるよう、スタッフとともに向上できればと考えています。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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