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小笠原 延郎 院長の独自取材記事

中野歯科医院

(小田原市/小田原駅)

最終更新日:2020/04/01

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東海道本線の小田原駅東口より、徒歩2分。にぎやかな商店街入口に位置するビルの3階に「中野歯科医院」はある。開院は1967年。当時は歯科に対する予防という認識がほとんどなかったそうだが、同院では開院時から予防歯科に取り組んできたという。現在院長を務めるのは小笠原延郎(おがさわら・のぶお)先生。創設者である先代院長から、2014年に同院を引き継いだ。主にインプラント治療を担当しており、その他にも歯科口腔外科と矯正歯科、予防歯科などを専門領域とする複数の歯科医師が在籍している。「ゆっくり、優しく、丁寧に」をモットーとしている小笠原院長に、同院の成り立ちや診療体制、専門のインプラント治療について、詳しく語ってもらった。
(取材日2020年2月17日)

予防を中心に、専任の歯科医師が幅広く対応

長い歴史のある歯科医院だそうですね。

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私が院長として当院を継承したのは2014年ですが、開院は1967年です。先代院長である中野和幸が開院しました。当時は、もう少し駅から離れていたようですが、患者さんの利便性などを考えて駅から近い現在の場所に移転したと聞いています。小さなお子さんや若い方、ご高齢者まで幅広い年齢層の患者さんが通院されています。開院当時から通院されている方もいらっしゃいますので、長年の信頼にお応えできるように日々の診療にあたっています。

開院当時から、予防に力を入れてきたと伺っています。

当時は予防歯科という認識がほとんどなく、虫歯を削って、かぶせ物をするのが歯科医師の仕事、という感じでした。けれども先代院長はその頃から予防歯科に取り組んできたのです。1990年代には、当時の日本ではまだほとんど知られていなかったPMTCを導入しました。現在でも口腔内の健康維持、促進のために、予防を中心に一般歯科をはじめとして幅広い治療を行っています。私はインプラント担当ですが、予防歯科、矯正歯科、審美歯科、口腔外科など、専門領域を持つ歯科医師が在籍し、チーム体制で治療をします。患者さんごとに症状もご要望も違いますので、より専門的な治療を、それぞれの歯科医師が担当するのです。また歯科衛生士は、患者さんごとの担当制になっています。同じ歯科衛生士が担当することで、お口の中の環境の微妙な変化にも、すぐに気づくことができるからです。

院内に技工室もあるのですね。

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当院の技工物、かぶせ物や入れ歯のほとんどを、院内の技工室に常住する専属の歯科技工士が製作しています。ですから完成までの期間が短く、微調整にもすぐに対応することが可能です。例えば入れ歯の修理は外注だと1週間くらいかかりますが、当院では翌日にお渡しすることもできます。また、患者さんの歯やお口の周辺を直接見てお話しし、色合いをはじめとしたご要望をお聞きすることで、より満足いただける技工物のご提供につながると思っています。

入れ歯治療の問題をインプラント治療で改善したい

先生がインプラントを専門領域にした理由を教えていただけますか。

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私は大学卒業後に約5年、母校の大学病院に勤務していました。歯科補綴学にいたので、入れ歯の製作と調整をしていたんです。ところが、どんなにうまく型採りして、どんなに噛み合わせをうまく調整しても、どうしてもダメだという症例がある。入れ歯が合わなくなってまた作り直しをして、という繰り返しだったんです。そんなときに知ったのが、インプラントでした。例えば、マグネットのインプラントを入れて、マグネットの入れ歯をつければ動きも少ない。また顎の骨が薄くて、入れ歯がガタガタ動いてしまうような人でも、安定しやすくなる。さらにマグネットだと横に滑るので、歯ぎしりをしてもインプラントに負担がかりにくいというメリットがある。そういった意味で、マグネットのインプラントの入れ歯というのは、良い治療法だと思ったんです。

入れ歯治療をしていたからこそわかる、インプラント治療のメリットですね。

そうですね。ただ専門分野が義歯からインプラントというのは、真逆に近いので悩みました。でも、「今、ここで関わらないと、ずっとインプラントはできないかもしれない」という思いから、大学病院を辞めたのを契機にインプラント専門の歯科医院に就職し、経験を積みました。皆さんにお伝えしたいのは、歯周病の症状、噛み合わせの状態を改善してからインプラント治療を行うことが大切だということです。またインプラントを快適に長く使うためには、インプラント部分の歯だけではなく、お口全体のメンテナンスが欠かせません。インプラントは虫歯にはなりませんが歯周病と同じような状態にはなりますし、残った歯が虫歯や歯周病になればトラブルにつながりますから。当院ではインプラントの周りの消毒とインプラント以外の歯のメンテナンスのために、3ヵ月に1回の検診をお願いしています。また糖尿病と喫煙も影響しますので、注意が必要です。

糖尿病や喫煙は、インプラント治療にどのような影響があるのですか。

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糖尿病の合併症で、足を切断することがあるのはご存じでしょうか。糖尿病は悪化すると血管がボロボロになってしまって、栄養が運ばれず、免疫を司る細胞も減少するので壊死してしまうのです。その状態は、お口の中でも起こります。インプラントだけではなく、天然の歯の周りも同じような状況になるので、血糖値のコントロールが重要なのです。そのため、ヘモグロビンA1cが7%以下になるようにコントロールされていない方は、インプラントをお断りすることもあります。またタバコを吸うと、ニコチンの作用で、血管が細くなって血液の流れが悪くなる。これもインプラント治療に、大きく影響します。インプラントは歯がなくなった部分の骨に人工の歯根を埋入する治療方法で、インプラントと骨の間に十分な血液がないと固定が難しいのです。ですからインプラント治療を希望される方が喫煙しているなら、「まず、禁煙をしてください」と言っています。

「ゆっくり、優しく、丁寧に」納得できる治療を提供

診療の際は、どのようなことを心がけていらっしゃるのでしょう。

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研修医のときから意識しているのは、「ゆっくり、優しく、丁寧に」ということです。当院のスタッフにも、歯科医師にも、このことを心がけてもらっています。また、患者さんに納得のいく治療法をご提案するために、丁寧なカウンセリングを心がけています。「なかなか治らないので、悩んでいる」という患者さんでも丁寧に話をお聞きすることで、不安や疑問を取り除きながら診療を行い、無事に治療ができたこともあります。非常にうれしいですし、やりがいを感じますね。

お忙しい毎日だと思いますが、休日はどのようにお過ごしですか。

患者さんにより良い治療を提供するために、少なくとも月に1回はセミナーや勉強会に行っています。それ以外は、自宅でのんびり過ごしています。趣味もあまりないので(笑)。ただ、野球観戦が好きで、時間が許せば毎日のように見ています。最近はインターネットで、いろいろな試合を観ることができますから。お酒を飲みながら野球を見るのが一番楽しい、リラックスできる時間ですね。

では最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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インプラント治療は、噛み合わせが悪いとインプラントだけに負担がかかってしまいます。ですから矯正で噛み合わせを整えてインプラントを入れるのが理想的です。残った歯に負担をかけないというメリットもありますので、結果的に残った歯とインプラントが共生し、長く持つことが望めるのです。「年をとったら矯正はできないんじゃないか」と思っている方もけっこういらっしゃいますが、矯正に年齢制限はありません。これらの治療に関して敷居が高いと思われるかもしれませんが、当院ではインプラントと矯正の治療相談は無料ですので、1度ご相談ください。インプラントに限らず、歯科医院は、どうしても「痛そう」とか「怖そう」というイメージがあって、通いにくいと思いますが、私たちはそういうことがないように心がけています。何か困ったことや悩み事があれば、いつでも気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

表側矯正/80万円~100万円、舌側矯正/110万円~150万円、インプラント手術/20万円(1本)、上部構造体(かぶせ物)/17万円(1本)

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