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難波 正英 理事長の独自取材記事

難波歯科医院

(小田原市/小田原駅)

最終更新日:2020/04/15

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小田原駅東口から小田原城の堀に沿って南下する「お堀端通り」を歩いて6分ほど、城下町の風情を残す街並みの一画に「難波歯科医院」はある。創設80周年を迎えようとしている同院だが、10年ほど前のリニューアルを経て、まるでカフェのような雰囲気だ。ビル1階のクリニックに足を踏み入れると、しっくいの白壁にカーテン越しのやわらかな日差しが差し込む居心地の良い空間が広がる。柔和な笑顔で迎えてくれたのは、3代目にあたる難波正英理事長。「常に技術と知識のアップデートに努め、精度と質にこだわった診療で患者さんに応えたい」と話す難波理事長に、同院の特徴について教えてもらった。
(取材日2020年2月26日)

80周年を迎える城下町の歯科医院は幅広い診療を提供

歴史ある歯科医院と伺いましたが、そのなりたちと先生との関係について教えていただけますか?

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1941年に私の祖父が開院し、父が継承した当院をさらに私が受け継いだかたちです。開院以来ずっとこの場所で歯科診療を続けてきましたから、長く通っていただいている方や世代を超えてお付き合いいただいている方も多くいらっしゃいますね。私自身、小田原生まれの小田原育ち。歯学部時代と研修医時代、その後10年ほどの勤務医時代は地元を離れましたが、2007年に当院に戻りました。歯科大学を卒業し、勤務医を経て社会人になってから、さらに深く歯科に関わりたいとの理由で東北大学にて歯学博士号を取得しました。勉強会で発表するなど、幅広い分野で研鑽を積み、2011年に難波歯科医院を法人化して理事長に就任。同じタイミングで当院の改修も行いました。

クリニック全体がスタイリッシュな空間ですね。

ありがとうございます。建築家と話し合う中で、「いわゆるクリニック然とした空間にはしたくない」という点で意見が一致し、このようなかたちとなりました。白いしっくい壁を多層的に重ねたインテリアは建築家のアイデアですが、ポルトガルの教会をモチーフにしたそうです。私としてはプライバシーを保ちながら、快適に診療を受けていただけるようこだわりました。プライバシー重視で個室にしてしまうと、逆に圧迫感や不安感を感じてしまう患者さんも多いと聞きます。半個室という形で間仕切りを活用することで、他の患者さんの目線を遮り、圧迫感は避けながらもプライバシーは確保しています。奥まったところに設置されがちな手術室もあえて院内中央に配置しました。壁面をフロストグラスとすることで採光面もクリアし、恐怖感を感じさせにくいリラックス空間となりました。

診療での特徴について教えてください。

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お子さんからご高齢の方まで、幅広い層の患者さんにいらしていただいていますので、ご相談も多岐にわたっています。虫歯や歯周病の治療はもちろんのこと、矯正を専門とする歯科医師による矯正歯科、インプラント治療、噛み合わせを考慮した全顎的な治療まで広く対応しています。プロによる歯のクリーニングであるPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)や小児のシーラント、フッ素塗布など、予防にも力を入れています。

それぞれの歯科医師が専門性を生かして対応

幅広い診療を展開される中で、理事長が特に得意とされている治療はありますか?

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あえて挙げるとすればインプラント治療でしょうか。学生時代に父から「これからはインプラントが重要な時代になる」と言われ、研修医終了後はインプラント治療のエキスパートとしてご活躍の先生のもとで10年ほど研鑽を積みました。当時は日本におけるインプラントの黎明期で、情報が錯綜していた時期。ネガティブな意見もありましたが、素材や形状、技術にこだわった質の高いインプラント治療を20年以上追求してきました。当院では骨量が不足している方など難症例のインプラント治療も対応しています。「他院で難しいと言われて治療を諦めていた」という方にも積極的に対応していますので、ぜひお気軽にご相談いただきたいと思います。

矯正治療や全顎的な治療も行っていらっしゃるそうですね。

はい。月に一度、矯正歯科の先生による診療を行っています。また、私自身も矯正歯科について一通り学びましたから、急な装置トラブルなどにも対応することが可能です。当院には私以外に3人の先生が非常勤で勤務しており、それぞれが専門性を持って診療にあたっています。口腔外科を専門とし、大学病院でも診療している先生もいらっしゃるので、親知らずの抜歯や外傷などのご相談もお受けできます。また、噛み合わせの悪さは噛みにくさや顎の痛み、口の開閉困難などの症状が生じるだけでなく、繰り返す虫歯や歯周病の要因となっているケースもあるのです。当院では、特にこれといった症状をお持ちでなくても、すべての患者さんについて噛み合わせを診させていただいており、必要に応じてバランスを整えるための治療をご提案することもあります。

機材や設備のこだわりについても教えてください。

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精度と質にこだわった治療を実現するために、必要な設備は取りそろえてあります。当院ではすべての治療にルーペを用い、根管治療などより精密さが求められる治療においてはマイクロスコープを活用しています。また、歯科用CTなどインプラント治療に必要な設備も整えています。

常に技術と情報のアップデートを心がけより良い診療を

歯科医師として心がけていらっしゃることがあれば教えていただけますか?

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できる限り長持ちする治療をご提供するために、技術や情報のアップデートを欠かさないよう心がけています。歯科医師としてスタートを切った最初の勤務先が、駆け出しの歯科医師にとっては大きな負担となるセミナー代などを負担してくれる仕組みでしたので、こうした姿勢を身につけさせていただくことができました。よく言われることですが、歯学部卒業後の最初の数年が、その後の歯科医師人生を決める大切なものだと思います。そうした時期に、学ぶ癖をつけることができたのは幸いでした。新しい知識と技術を身につけて、患者さんにご提供することで喜んでいただける。その喜びがさらなる意欲につながり、新しい患者さんとのご縁にもつながるという良いサイクルでやりがいを感じることができています。

歯科医師をめざされたきっかけは?

父から特に強制されたことはないのですが、いずれはというのが当たり前の環境といいますか。幼い頃から細かい作業が好きで、そうした作業に没頭する姿を目にした周囲から「やはり将来は歯医者さんね」などと声をかけられて育ちました。子どもの頃は「折り紙博士」と呼ばれるほどで、5mm角の紙で折り鶴を作ることもできました。ピンセットを使って作るのですが、なぜか自宅にあった歯科用ピンセットを使って作っていましたね(笑)。

これまでの診療で心に残るエピソードがあれば教えていただけますか?

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インプラント治療をご希望でいらした患者さんから「私のこと覚えてる?」と聞かれ、お話ししてみると小学校の頃の図工の先生だったということがありました。当時は図工が大好きで、なかなか個性的な作品を生み出しては印象を残していたようで、「手先が器用だった難波君なら安心して任せられると思って来た」とのお言葉をいただき、非常にうれしかったですね。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

おかげさまで毎日幅広い患者さんを診療しています。より地域の方々の健康に貢献できるように、今後は新しい歯科医師もお迎えし、いずれは分院開設などにも挑戦していきたいと思っています。歯科診療では歯科医師目線で理想的な治療が、患者さんにとってのベストであるとは限りません。患者さんご自身にとってのゴールを一緒に考えながら導き出してくれる、そんな歯科医師であり続けたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/
フィクスチャー:30万円
アバットメント・上部構造:12万円
CT撮影・検査:1万円
静脈内鎮静法:5万5000円
矯正/1期治療:40万円
本格治療費:75万円

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