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歯科医師が技工にまで携わる
患者一人ひとりに合わせた入れ歯治療

えびす歯科

(名古屋市中村区/中村公園駅)

最終更新日:2020/01/16

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  • 保険診療

入れ歯が必要になった時、自然歯のようによく噛める義歯を誰もが望むだろう。しかし、痛みや違和感を持ちながら我慢して使用している人は多いという。高齢化の進む地域の口腔内健康を支える「えびす歯科」の黒木豊院長は、入れ歯治療をひとすじに研鑽してきたエキスパート。「性能の高い入れ歯製作には歯科医師と歯科技工士の経験と技術が何よりも大切」だと語り、自らが技工にまで携わる職人気質だ。完成後も患者が納得いくまで微調整を繰り返し、日常的によく噛める違和感の感じない入れ歯をめざす。また、残っている歯のメンテナンスを歯科衛生士とともに行い、歯周病ケアにも力を入れる。長年、入れ歯治療に情熱を注いできた黒木院長にとって本当に良い入れ歯とは何だろうか。そんな疑問を解消するべく話を聞いた。(取材日2019年12月19日)

豊富な経験をもとに細部にこだわる職人技。技工にまで歯科医師が加わることで性能の高い入れ歯製作を追求

Q貴院で入れ歯を作るメリットは何でしょうか?
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▲入れ歯のメリットを語る院長先生

歯科医師が入れ歯製作に至るまで深く関わっていることだと思います。基本的な入れ歯治療では、診断して型を採るまでは歯科医師が行い、その後を歯科技工士が継ぎ入れ歯を完成させます。ただ、歯科医師と歯科技工士がいくらコミュニケーションを取っても完璧とならないのが現状。長年携わってきた中で、自分で作らないと問題点がうまくいかなかった経験もあるんです。開業準備の段階から、自分で臨床をとった歯は基本的には自分で作ろうと決めて、勉強会で学びながら技工室や機械をそろえ、四苦八苦しながら研鑽してきました。もちろん当院にも腕の立つ歯科技工士はいますが、私も時間を捻出しながら一緒に製作に加わっています。

Qこちらでは保険診療での入れ歯製作に力を入れているそうですね。
A
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▲補綴物の精度の高さにこだわり

入れ歯で困っている患者さんの中には、高価な物を求めている方ばかりではないですし、患者さんとの出会いを継続していかないと自分の腕も上がらないのであまり敷居を高くしたくないんです。種類や材料、方法など多様にありますが、患者さんにフィットするかはそのことだけでは決まりません。また、金属製やプラスチック製などいくら高価な材料を使っても作り手側の技術力によってうまくいかないことがあります。患者さんの適応能力や条件が違いますし、歯科医師と歯科技工士の能力が大きく問われるのが入れ歯治療です。多くの患者さんと関わってきた症例の経験によって、保険診療内でも満足できる入れ歯製作は可能でしょう。

Q入れ歯は作って終わりでなく、後のケアが重要だとか?
A
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▲一人ひとり丁寧な診療を進める

部分入れ歯の場合は、残っている歯をいかに長持ちさせるかが大切で、入れ歯を作った後もメンテナンスが必要です。当院には、歯周病治療の得意な歯科医師もいますし、経験豊富な歯科衛生士に、患者さんへのフォローやケア指導を安心して任せています。入れ歯のいいところは、トライアンドエラーといって、もしもできあがった入れ歯が合わなければ、きちんと使えるようになるまで手を加えて調整をしていけること。かぶせ物であればセメントで固定してしまえばそれを使うしかありませんからね。入れ歯の状態を定期的にチェックしたり、入れ歯自体をきれいに保つために磨いたりして、口腔内の環境を整えていくためのフォローにも力を入れています。

Q訪問歯科診療では入れ歯治療も多く求められるそうですね。
A
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▲訪問診療でも外来と変わらないクオリティーの治療を提供

訪問診療では入れ歯で困っている方が多く「うまく使える、噛める、食べられる」入れ歯を求められます。また、摂食嚥下といって、寝たきりで機能が落ちてくると飲み込みが難しいケースも少なくありません。口腔ケアの機能訓練を得意とする歯科衛生士や、気道や食道の境目をスコープで診査する専門の先生に協力してもらい、機能回復のための計画を立てていきます。口腔内をきれいにするだけでなく、筋肉のリハビリテーションやマッサージなどで機能回復をしてから、やっと入れ歯治療に取りかかることができるんです。訪問診療では、入れ歯製作だけでなく機能回復ケアにも積極的に取り組み、外来と同様な治療をきっちり行うことを心がけています。

Q入れ歯治療で感じる喜びややりがいは何ですか?
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▲入れ歯で悩む患者を助けたいと語る院長先生

開業以来「入れ歯で悩んでいる患者さんに一人でも多く出会いたい」という思いがあります。入れ歯治療は、うまくいかないと思いながらしていても、ある程度続けているとある日突然できるようになることがあり、そういう瞬間が素朴に楽しいんです。「骨が減ってしまっている、口があまり開かない」など、難しい患者さんの症例では、解決するために自分なりにいろいろチャレンジして、患者さんに喜んでいただいた時はやはりうれしいですね。また、いろんな苦労をして追求している先生のやり方を知ったり、自分のオリジナルで工夫してみたり、そういうことの積み重ねの結果、患者さんに少しでも還元できたらと思っています。

ドクターからのメッセージ

黒木 豊院長

入れ歯は、歯茎への接着面が「食べた時に力がどのように伝達されて加わって、どの程度沈むか」といった繊細なことを考慮して、均等に沈んだ状態を再現しないといけません。特に、総入れ歯の場合は、仮入れ歯で実際に使いながら調整し、本来の入れ歯を完成させていきます。そして、粘膜と同じように弾力のあるやわらかい材料を使うことで違和感のないよく噛める入れ歯を作っていきます。いろんな歯科へ通ったけど、どうもうまく噛めない、こんなものだとあきらめている方も多くいらっしゃると思います。そんな方は気軽に相談してくださいね。症例の難しい方、我慢して困っていらっしゃる方こそ大歓迎で、出会いを楽しみにしています。

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