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奥村 健仁 院長の独自取材記事

奥村歯科室

(名古屋市中区/伏見駅)

最終更新日:2019/11/08

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伏見駅5番出口から徒歩1分程度の、伏見通りに面したビルの6階にある「奥村歯科室」。40年以上の歴史があるクリニックは清潔感が漂い、待合室は応接室のような落ち着きで重厚感のある雰囲気。受付カウンターも木製で高級感が感じられる。診療スペースは低い壁で囲まれた半個室のような作りで、他の患者を気にすることなく安心して治療が受けられる。診療台にはモニターが設置され、患者一人ひとりに対して丁寧な説明を行っている。さらに技工室も併設し専任の技工士が常駐しているという。院長の奥村健仁先生に取り組みと想いについて取材した。
(取材日2018年12月10日)

歴史あるクリニックに新しい技術を取り入れて

長く歴史のあるクリニックですね。

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1974年10月に父が開業し、40年以上経つ診療所です。内装は変わりましたが、昔からずっと同じビルで診療を続けています。父が籍を置いていた名古屋大学にも近かったのもありますし、地下鉄が1路線完成間近だったので、アクセスが良い場所になるというのがわかっていたんでしょうか。実際、開業後から今まで、地域密着ではありますが、わざわざ通ってきてくださる患者さんが多いと感じます。開業当時は大学から紹介された患者さんが多かったようです。現在はオフィス街なので、近隣でお仕事されている方が仕事の途中で来ることが多いですね。地域柄、子どもや高齢者の患者さんは少ないですが、以前から通われている方や、そのお子さん、お孫さんなどご家族の方も来てくださいます。

施設のこだわりを教えてください。

建物は開業当時と変わりませんが、歯科用CTを導入したり、患者さんに説明するためのパソコンが入ったりと、設備を刷新してきました。待合室は応接室のような雰囲気に、焦げ茶色の木のぬくもりとグリーンを基調として、落ち着けるようにしています。重厚感があると言われますね。診療室は半個室で、他の人の目が気になりにくいように設計しています。診療台は空間を広々使えるようになるべくシンプルなものを選びました。家具はすべてオーダーメイドで、空間に合わせて使いやすいものをイメージして製作してもらいました。

クリニックの特徴を教えてください。

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歯の治療の精度にこだわる上で、わかりやすい特徴が技工室があることです。やり取りが密にでき、時間的な制約も融通がきくので、いろんな製作物を、早く、高いクオリティーで製作できます。内容によっては翌日にでもでき上がることがあるので、必要性に応じて対応しています。あとは、できるだけすべてのステップを歯科医師がやるようにしています。自分で全工程を診たいですし、歯科医師が変わると患者さんも不安になるでしょうから。これは私の父も大切にしているクリニックの伝統的な姿勢ですね。だからどのステップも自信と責任を持てますし、絶対に手を抜くこともありません。

常に患者が納得し、満足のいく治療を心がける

先生のご専門は何ですか?

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大学病院時代に特に専攻していたのは歯周病や根の治療です。歯周病や根の治療とは、とても基本的な治療です。虫歯などを治した後、歯や歯茎の上に歯を補う処置がありますが、いくら高価な歯をいれても、基礎がしっかりしていなくてはダメになってしまいます。それを根本的に解決するために、この分野を選びました。また、所属していた講座の教授が尊敬できる先生だったということも大きな理由のひとつです。

診察で心がけていることは何ですか?

誠意をもって診療させていただくことですね。私は、患者さんがもし自分なら? 自分の家族なら? と考えながら治療をご提案しています。詰め物一つとっても多様ですし、特に歯を削ったりするような後戻りできない治療内容のときは、より慎重に考えています。最終的には患者さんの意思で治療を進めていきますが、患者さんが決断できるよう、選択肢とできるだけたくさんの情報を提供させていただいています。そういった姿勢なので、私はよく話す歯科医師じゃないかと思いますね(笑)。また、自分で予防ができるように患者さんの意識を変えていくことも仕事だと思っています。そのためには、いかに納得してもらえるかが重要。パソコンでサンプルの画像を見せたり、エックス線写真を見せたり書き込んだりして理解いただけるようにしています。長く歯を残すために、できる限り歯を削らない、神経をとらないようにしたいと思っています。

治療内容によって費用も変わりますし、納得するということは治療を進める上で重要なのでしょうね。

保険診療でできることもありますが、病態などによっては、自由診療も含めて選択肢を用意する必要があると思っています。高額なイメージを持たれがちな自由診療ですが、私は「質の高い治療を追求できるもの」だと考えています。保険診療はたいへん素晴らしい制度ですが、使用する素材や順序などが細かく設定されており、決して自由度は高くありません。「歯を守る」という観点では、その枠組みの中で高みをめざすのには限界があるともいえます。先ほど申し上げた通り、歯科診療では歯を削るなど「後戻りのできない治療」があります。そんな責任ある治療を、自由診療では制約にとわられず、技量と時間を最大限に活用し、精度の高い治療めざすことができます。そのことを理解し、「歯を守る」ために何が最良なのかを第一に考え、責任を持ってご提案していくのが私の役割ですね。

予防治療にはどのように取り組んでいらっしゃいますか?

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歯がうまく磨けていない人には、きちんとできるように指導を行います。しかし中にはある程度きちんと磨けているのに、虫歯になってしまったり、歯周病になってしまう人も。唾液の性質や、細菌への抵抗力、ストレス、歯ぎしり・くいしばりなども虫歯や歯周病に関係します。同じような生活をしても病気になる人とならない人がいることと基本的には同じですね。きちんとした歯の手入れや、食習慣・生活習慣の改善でリスクを減らせるので、そうしたことをできるだけお伝えしています。また痛みがないと自覚できないものも多いので、半年や1年おきでも、できるだけ定期的に通院してもらうようにしています。ご希望の方にはお手紙もお出ししています。

院長が変わっても、一生安心して通えるクリニックに

患者さんと接する際の工夫を教えてください。

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不安そうな人には、いきなり診察を始めずに先に余談をするなど、場を和ませるようにしたりしています。スタッフにも、介助する立場として、患者さんにできるだけ優しくするようにと伝えています。歯医者に来る患者さんは基本的にドキドキしています。僕らはいつでも患者さんの味方で、危害を加えたいわけではないということが伝わるといいなと思っています。優しく接することで、緊張して言いづらかったことも言ってもらえるように心がけています。治療する際には、必ず自分だったらどういう治療を受けたいか、患者さんの気持ちと要望に応えられるように努力しています。

歯科医師として大切にしていることはありますか?

現状維持では必ず衰退してしまいます。治療のレベルに関しては常に上をめざしていかないといけないと思っています。学会には毎年必ず参加するようにしていて、新しい知識を得たり、ほかの先生がどんな診療をしているかを聞き、刺激を受けています。自分自身のモチベーションアップにもなっていますね。あとは、患者さんのためにこんな機材を入れられるようにしたいなあ、などは診療時間以外にも考えることが多いです。また、私だけでなく歯科衛生士の存在も重要です。技術的なことはもちろんですが、しっかりあいさつができたり、患者さんとコミュニケーションをとってくれるような人間性を重視しています。誠実に医療に向き合ってくれる方と信頼し合って、患者さんのために一緒に働いていきたいなと思っています。

2017年から院長を継がれました。展望をお聞かせください。

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施設や診療内容が大きく変わることはありませんし、父も勤務は継続します。ただ、患者さんに「院長が変わったからもう行かない」とは思われないようにしたいと思っています。昔のカルテと違って、電子カルテはなくなりませんから、父が完全に引退しても、私がデータを引き継いで、患者さんの一生の歯を見守りたいです。かかりつけの歯医者さんが変わらずあるというのは、内科も歯科も同じく大事です。当診療所は駅から1分と便利ですが、近いからという点だけでは選んでほしくありません。技術的な部分で患者さんから信頼を得て、選ばれるクリニックをめざしていきたいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/32万円~、ホワイトニング/2万5000円~、
精密入れ歯/金属床義歯:20万円~、マグネット義歯:20万円~、
(費用についての詳細などはお問い合わせください)

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