あい内科クリニック

あい内科クリニック

柳本昌子 院長

11131 df 1 main 1375262305

こどもの国駅から徒歩5分。「あい内科クリニック」は、いつも温かく居心地のいい優しい雰囲気に包まれている。エントランスグリーンをはじめ、ゆったりとしたソファーの置かれた待合室など、院内は細やかな気遣いでいっぱい。「子どもたちでもこわがらずに通える、病院っぽくないクリニックにしたかったんですよ」と柳本昌子院長は穏やかに微笑む。一般内科を中心に幅広く診療。専門の頭痛外来には遠方から足を運ぶ患者も少なくないという。大らかなお人柄で、そっと包み込んでくれるような柳本院長は常に笑顔を絶やさない、とても素敵な方。「青葉区のあおばより、あいのほうが50音順で先でしょ!」と、クリニック名の由来を語るお茶目な一面も。そんな、たくさんの愛にあふれる柳本先生に、これまでの診療で感じた思いや心がけていること、医師を志した理由や休日の過ごし方などプライベートなお話まで、じっくりと伺った。
(取材日2013年6月12日)

頭痛治療の高い専門性を生かしつつ、地域に根付いて幅広く診療

―とても温かい雰囲気のクリニックですね。

ありがとうございます。開業して、もう11年経つんですよ。もともと田園都市線沿線のあざみ野に住んでいたこともあり、近隣で開業したいと思っていたところ、こちらにご縁があったんです。当時、このあたりはまだ何もなくて。この10年間で「これ以上建てられないのでは?」というくらいマンションも増え、町の様子もずいぶん変わりましたね。でも、クリニックの雰囲気だけはずっと変わらないまま。比較的若い世代の方が多く住んでいらっしゃいましたので、小さなお子さんもこわがらずに通える、居心地のいい、できるだけ病院っぽくない雰囲気を心がけました。玄関先や院内を飾るたくさんの植物やお花も、開業のお祝いでいただいたものが、そのまま毎年咲き続けているんですよ。私もすっかりガーデニングが趣味のようになってきてしまいました(笑)。

―これまで診療されてきて変化を感じられることはありますか?

患者さんのほとんどはお近くにお住まいの方なんですが、もう長く通ってくださる方も多くて。つい先日も、いつものように「○○君」と名前で呼んだら180センチもあるような大きな男の子が入ってきて、思わず笑ってしまったんですよ(笑)。本当に時の流れを実感します。大きくなると病院にかかることも少なくなりますが、例えば使ってきた薬など、これまでの受診記録がすべて残っていますからね。そういうところで安心感を持って通っていただけているとうれしいなあと思います。診療面から言えば、柔軟に対応することの必要性をより実感している、というところでしょうか。新型インフルエンザであったり、震災後はめまいなど震災に関係するからだの不調を訴えられたり、毎年違う、その年々で流行する病気があるもの。それにいかに迅速に対応していかれるかがとても大切だと思うんです。「何かあったら内科に」という方も多いですしね。当院のように身近なクリニックが一番最初に関わることになるので、「今までこの時期にインフルエンザは流行っていないから検査しない」というような先入観を持っていては、見落としてしまうこともたくさんあります。いろいろな情報を集めたり近隣の動向を見極めるなど、常にアンテナを張り、『「いつもと違う」というときにはとくに気をつけて診なければ』と、日々、実感しながら診療させていただいています。

―先生は頭痛を専門にされていると伺いました。

はい。頭痛外来の診療もしており、そちらは口コミなどで少し遠方から足を運んでくださる方も大勢いらっしゃいます。頭痛を我慢されている方は本当に多いんですよ。薬を飲んで仕事や家事をするのが当たり前になっていたりしますからね。病院を受診しなければならないほどひどい頭痛で一番多いのは片頭痛ですが、そのうち3分の1の方は市販の薬を使っても自然によくなり、あとの3分の1が現状維持。残りの3分の1の方は、そういう治療をしていると年齢と共に序々に悪くなり、自然に治ることはありません。「悪化している」と感じる方は重症化する前に早めに受診いただいたほうがいいと思いますね。ただ、私は頭痛専門で診療していますから「その頭痛はもう治療を始めたほうがいい」「こういう薬を使ってみて」とアドバイスできますが、頭痛に関してはドクターの中でも認知度がとても低いのが現状。なかには「脳に異常がないので大丈夫」と言って帰されてしまうこともあり、そうなるとその方の頭痛治療はそこで終わりになってしまいます。「痛み止めをもらったけれどなかなか効かない」となると、次はもう病院に行こうとはなかなか思われなくなってしまうでしょう?そういった患者さんのニーズに応えられていないというのは、私たち医師側にも大きな責任があると痛感しています。

記事更新日:2016/01/24


Access