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岩瀬 啓介 院長の独自取材記事

西山歯科

(名古屋市名東区/星ヶ丘駅)

最終更新日:2020/04/01

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地下鉄東山線の星ヶ丘駅からバスに乗り6分、西山小学校バス停で下車して歩いて3分の「西山歯科」は閑静な住宅街の一角にある。6台駐車できる専用駐車場が完備されているので、自家用車でのアクセスも便利だ。2016年5月に、岩瀬啓介先生が2代目院長に就任したのに合わせて全面改装したばかりなので、真新しいレンガ造りの外壁と入り口の緑化壁面が目に映える。まるでおしゃれなカフェか雑貨屋と見まごうような雰囲気があふれる院内で、院長としての今後の抱負やクリニックの特徴をじっくりと語ってもらった。
(取材日2016年12月2日)

「歯科だけど歯科じゃない」くつろぎの空間を実現

2016年春に2代目院長に就任し、医院を全面改装したそうですね。

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初代院長が、当クリニックをこの地に開業したのは1978年のことですから、そろそろ足かけ40年という節目も近づいています。この間、多くの地域の皆さまの温かな後押しをいただきながら地域の健康維持に尽力してきましたが、建物や設備の老朽化も進んできたため、私が2代目院長に就任するタイミングに合わせて全面的にリニューアルしました。改装のコンセプトは「歯科だけど歯科じゃない。気軽に来院しやすい環境」です。これまでは昔ながらの歯科医院という風情でしたが、私自身が思い描いている治療や、地域の皆さんと共有したい思いを具体的なイメージで形にしたかったものですから。建物や敷地の制約の中で自分の表現をするのは難しかったのですが、満足の出来映えだと思っています。

リニューアルにあたって、特にこだわった点などはありますか?

東海地方に伝わる「お茶の文化」を意識し、待合室はカフェのイメージにしました。そして、患者さんへのメッセージはスタッフが手書きでボードに書いてお知らせする工夫もしています。患者さんからは「温かみがある待合室で、くつろげます」という言葉をいただきとても好評です。診療スペースは白と青を基調とし、明るさと清潔感を強調。4台の診療台にはそれぞれ大きなモニターを設置し、ゆったりとしたスペースでベビーカーや車いすでも入れます。診療スペースの一角には個室のカウンセリングルームもあります。この地域は高齢者層と若いファミリー層が混在していますので、院内すべてバリアフリー仕様です。診療室まで土足で入れるので、小さな子どもや年配の方、体の不自由な方も楽に受診することができます。

院長就任までの経歴と、就任にあたっての思いをお聞かせください。

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先代院長である父がこの場所で開業し、私自身もこの地で育ちました。母も姉も歯科医師という歯科医師一家で、私も歯科という学問が大好きだったので、地元の朝日大学歯学部に進学しました。大学で学ぶことは、実習なども含めてすべてが新鮮で興味深く感じましたね。特に、臨床では充実感を覚えたものでした。大学卒業後は、岐阜市の歯科医院に5年間勤務し、1年半で分院長になりました。そこで人を動かす大変さや、女性が多い職場で協力しながら仕事をするコツなども修得することができました。当院の院長就任にあたっては、名東区の区の花である「ナデシコ」をあしらったロゴマークを作成しました。地域のさまざまなお口の悩みを抱えた人々が当院に集まり、 元気になっていってほしいという私の思いを込めたものです。

医師3人と衛生士4人、技工士1人の診療体制

患者層には地域的な特性などがありますか?

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実はここ名東区の西山地区は全国でも子どもが多い地域として知られています。当クリニックがある代万町は閑静で落ち着いた住宅街ですが、星ヶ丘駅周辺は商業施設やビルも多く、活気にあふれています。また、文教エリアでもあり、転勤族にも人気の高い地域なのです。おしゃれな店や緑も多く、ヤングファミリー層では住みたい街としての人気が近年高まっています。こうした地域の特性に、この地に根付いて38年という当クリニックの歴史を加味すると、患者層も高齢者層から子どもまで、とても幅広いものがあります。当クリニックはもともと保険医療を中心としていましたが、私の就任に伴い患者さんの幅広いニーズにお応えしたいとの観点から診療科目を広げ、矯正歯科やインプラント治療にもフィールドを広げています。

診療にあたっては、どのようなことを心がけていますか?

まず最初にカウンセリングを行い、患者さんの希望を聞いてそれを優先します。そして、口腔内写真を撮影し「現状はこうで将来こういうことが起こる可能性もありますよ」と正確な診断情報を伝え、治療のオプションを詳しく説明します。医師としては、対応できる範囲を広くしておきたいと思っています。それが、患者さんのニーズをくみ上げることにつながりますし、患者さんにとっては治療の選択肢が広がることになります。きちんとした情報を伝えることで、患者さんからわからないことに対する質問や、「歯が汚れているようなので、白くしたいのですが」といったお問い合わせが増えています。歯科医療は日々進化しているので、患者さんの質問やニーズに応えていけるよう常に新しい情報を取り入れたいと心がけています。

クリニックの設備面、またスタッフ構成などで強調したいのはどんな点でしょうか?

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設備面では、私の就任時に新型のCT装置を導入しました。一般のレントゲンでは確認できない歯の状態まで立体的に視覚化することができ、顎関節や広い範囲の骨の状態を立体画像で確認できるので、より精密な診断をすることが可能になりました。ほかにも、副鼻腔の状態や歯根と副鼻腔の関係も確認できます。CTを使うとさまざまな情報を視覚的に入手できるため、治療の精度や安全性が格段に向上します。被ばく量も少ないので健康への影響も心配ありません。また、スタッフは医師が3人、そして歯科衛生士4人と歯科技工士1人での診療体制を敷いています。歯科技工士が常駐している歯科医院はほとんどありませんが、当クリニックでは先代院長の時代から常駐しています。そのため、義歯やかぶせ物にも迅速に対応することができます。

「なぜ」から始まる診療を大切に、地域の健康増進を

院長就任以降、診療科目も広がっているようですが、特に力を入れているのはどんな点ですか?

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患者さん自身の健康への意識が昔に比べて高まり、歯が痛くなったから歯科医院の門を叩くのではなく、虫歯にならない予防のために来院する方が増えています。当クリニックでは4人の歯科衛生士と定期的にミーティングをして、クリニックとしての方針を統一した上で予防歯科に対応しています。そして地域の特性として、子どもの患者さんも増加していますので、小児の不正咬合を治療するためマウスピース型装置を使った矯正方法を導入するなどして、小さい頃からの予防・育成に力を入れています。また、インプラント治療や審美歯科、矯正歯科などにも幅広く対応しています。

先生が理想とする医療理念と、それを実現していく道筋を聞かせてください。

食事は生きる上で最も重要なことであり楽しみでもあります。そして、食べるためには「歯」はなくてはならないものです。しかし何かの拍子に、歯は欠けたり抜けたりしてしまいますね。当クリニックでは「なぜ? から始まる診療」をテーマにしています。なぜ取れたか、なぜ痛みが出たかといった問題が生じた場合には、必ず何か原因があるはずで、その原因を除去しない限り必ず再発が生じます。口腔内の問題が生じる原因の大半は「力と細菌」です。つまり「力のコントロール」と「炎症のコントロール」が大切になってきます。当クリニックでは、その場限りの対症療法にとどまらず、原因を除去しすることでしっかりと長持ちさせる「永続的治療」を実践しています。

地域に根付いたクリニックとして、地域との関わりの中でのクリニック像についてお聞かせください。

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私自身、この土地の多くの人たちに支えられ、ともに歩みながら成長しました。地元に感謝するとともに、地元に恩返しをしたいという意識はとても強いものがあります。クリニック単体としてはできることにも限りがありますが、他の科のクリニックと連携して地域の健康増進のための一翼を担っていきたいと思っています。今後も日々研鑽に励み、学んだことを地域の皆さんに還元していきたいですね。現在、日本人の平均寿命は80歳を超えています。一人ひとりが快適な口腔内を保ち、健康長寿を全うできるように地域の皆さまをサポートしていきたいと思います。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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