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榊原 淳平 院長の独自取材記事

榊原歯科

(豊田市/新豊田駅)

最終更新日:2021/10/12

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愛知環状鉄道新豊田駅から車で5分、住宅街の中に「榊原歯科」はある。1978年に父である現理事長が開業し、1989年に法人化。2018年に榊原淳平院長が就任し、現在は親子で診療を行う。待合室には、砂漠と朝日をモチーフにした大きな壁画があり、“朝日”町をはじめ地域の患者の役に立ちたいという願いが込められている。笑いを取り混ぜながら、楽しく話を進める院長。その明るい雰囲気で、緊張している患者もリラックスできるのではないだろうか。患者のニーズに応えるべく機器の導入も柔軟に行い、CO2レーザーを使用した外科手術にも対応。大学病院の口腔外科で研鑽を積み、現在はインプラント治療や抜歯、入れ歯など幅広く対応し、訪問診療にも力を入れている。歯科の現状や今後めざすところを聞いた。

(取材日2018年1月31日)

親子二人三脚で地域の歯科診療に取り組む

現在は理事長であるお父さまと2人体制ですが、今に至るまでの経緯をお聞かせください。

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当院は1978年に父が開業しました。私がこの仕事に就いたのは、父が歯科医師だったので自然の流れでした。父は当時から私が通っていた学校の校医をしており、子どもながらに、父が校医として検診や講演をして活躍しているのを見ていました。歯科医師として地域の人たちの役に立っている姿にただ漠然と「いいなあ」と思っていました。今振り返ると、これがずっと脳裏に残っていたんでしょうね。私も引き続き地域の人たちに「歯科」で役に立ちたいと思い「歯科」の道に進もうと決めました。私は、初めは大学病院に勤めながら当院の診察を手伝っていたのですが、2010年頃から常勤になり、2018年に院長に就任しました。

開業された頃と現在では患者層や主訴に変化がありますか?

父が開業した頃は今ほどの住宅街ではなく、歯科医院は少なかったと聞いています。ですから遠くからも患者さんが来院していたようです。当時は子どもの虫歯がとても多く、学校が長期の休みになると、子どもたちがたくさん来て、待合室がにぎわっていたようですね。現在は、子どもから高齢者まで幅広い年齢の患者さんがいらしています。毎日診察していて感じるのは、患者さんの期待が以前よりもさらに高度になってきたということです。痛い歯が治れば良いというのではなく、口の中全体を診てほしいとか、見た目も含めてより良いものを望まれるようになりました。歯科の場合、それには費用をかける必要がある場合があって、自由診療になってしまうことがあります。保険診療内で十分カバーできない時が悩みどころですね。

初診の患者さんの治療の進め方を教えてください。

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初診でいらした患者さんの場合、初めに口腔内の写真を撮ります。最低でも3枚は撮るようにしています。それをプリントアウトし、今の状態や治療の進め方などをそのプリントに書き込み、患者さんにわかりやすく説明するように心がけています。患者さんも、聞いているだけでは家に帰った頃には忘れてしまいがちですよね。お子さんが1人で来院されたり、高齢の方が家の人に説明するときもプリントがあったほうがわかりやすいと思います。何より、患者さんと歯科医師が情報を共有することができることがメリットです。プリントにした資料は保管していますので、何年かたった後、自分の歯がどう変わっているのかもわかります。まさに百聞は一見に如かずですね。

町の歯科医師として、地域のニーズに応えたい

治療において心がけていらっしゃることは?

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歯科治療では、かぶせ物や詰め物の前処置が重要だと信じています。前処置がしっかりできていない場合は何年かたつと調子が悪くなるかもしれません。患者さんから評価が得られにくいところですが、歯の神経を抜くなどの前処置において、日本の歯科医師の献身的治療の質はとても高いと思いますよ。保険診療とか自由診療とか関係なく、自分が治療した患者さんの歯は、できれば10年以上の年月を良い状態で保ち続けてほしいと願い治療にあたっています。かぶせ物や詰め物の下は見えないので患者さんにはわかりにくいですが、その部分に誠実に取り組むことが歯科医師としての生きがいにもなっていると思います。

先生が力を入れていらっしゃる分野を教えてください。

総合的にバランスのとれた歯科治療の提供をめざしていますが、それぞれの専門分野を極めることも大切です。一方来院される患者さんのニーズはとても幅広くなりました。当院を選んでくださった方に「これはできないです」は寂しい。ただ「浅く広く」では患者さんの期待に応えられないので、常に「深く幅広く」をめざしています。以前は矯正歯科医師に来てもらいましたが、患者さんの要望に「深く」応えるためには、私自身が勉強して治療の責任を全うしようと思いました。さらに最近、歯列矯正のご相談がたいへん増えたこともあり、私が行っています。また「幅広く」と言っても、「町の開業医」ということを念頭に置いています。例えば私が病院勤務医の頃に携わっていたことを、ここでやろうとしても設備上、無責任になってしまいます。高度な医療が必要な時は、適切な専門の病院を紹介しています。見極めをしっかりすることも開業医として大切と考えています。

診療を支えるスタッフの方や、こだわりの設備を教えてください。

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現在は、歯科医師の私と理事長、歯科衛生士が2名、歯科助手が3名、受付に1名、それから常勤の歯科技工士がいます。歯科技工士が院内にいてくれるので密な関係が築け、助かっています。院外に発注する場合、どうしても時間がかかりますし、細かいところまで伝わりづらいことがあります。高齢者の方で義歯が突然割れてしまったときも、当院では当日中に修理することができます。常勤の歯科技工士は、患者さんにとってもメリットが大きいです。歯科衛生士は常に研鑽しています。例えば効果に個人差のあるホワイトニングにおいても、患者さんの期待に応えるように努力を惜しまないのでありがたいです。

爽やかな口元は生活の質を向上させる

大学病院では口腔外科がご専門だったそうですが、当時の研鑽が今に生かされていると思うことは?

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一般的な歯科医師というのは、大学で補綴、矯正、歯周病など分かれて専門的に勉強しますが、医科との交流がほとんどありません。歯科口腔外科だけは麻酔科研修があって、医科の手術現場に立ち会う機会が多くあります。これができるのは歯科では口腔外科の研修だけです。医科の医師たちの考え方を肌で感じ学べたことは、とても良い経験でした。その時得た患者さんの状態を瞬時に感じ取り判断する力は、開業してからも役立っていますね。当院に来院した患者さんが体調が悪かったとしても、それが危険な状態かどうかを判断することができるので、落ち着いて対応することができます。口腔外科での経験が自分の視野を広げたと思います。

「あいうべ体操」を取り入れていらっしゃるそうですね。

「あいうべ体操」は特別な用具も使わないですし取り組みやすいと思います。お口をぽかんと開けていて姿勢の悪い子どもや睡眠時無呼吸症候群の人、食いしばりが激しい人などに「あいうべ体操」は有用です。口の閉じ方や舌のポジショニングが良くないと思われる患者さんには「あいうべ体操」のプリントを渡すなどして、指導に取り入れています。また最近は口呼吸の改善が健康につながると話題です。口呼吸が習慣化すると口内が乾燥して唾液が回りにくくなり、歯の再石灰化がうまく作用しなくなったり、歯周病原菌の繁殖につながったりと、さまざまな悪影響が指摘されています。口腔周囲の筋力を保つことは健康で自立した生活の維持につながると信じています。大人になってからでも効果が期待できるので、ぜひお試しください。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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歯科医院は歯の病気を治す場であるのはもちろんですが、同時に健全な爽やかさも追求するところでもあると思います。だからこそ、ホワイトニングや自由診療などに興味をもたれる患者さんが増えていると思います。歯科医療は患者さんが思っている以上に幅広く貢献できます。やはり笑った口元が爽やかですてきだと自分自身も周りの方も気持ちが良いですね。女性だけでなく、男性の方にもぜひ積極的に意識を持ってほしいですね。当院は患者さんとのコミュニケーションを大切にしています。歯が痛い時はもちろん、矯正治療やホワイトニングなど、気になることはなんでもご相談ください。「爽やかな人生を送るためには爽やかな口元から!」を一緒に実現しましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

・インプラント治療/38万5000円 ~(症例により異なる)
・オフィスホワイトニング/ 2万7500円 ~(2回1セット)
・矯正治療/基本料金66万円~ その他診察料あり

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