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顎の骨格から不正咬合にアプローチ
小児の顎顔面矯正

小森歯科医院

(知多市/朝倉駅)

最終更新日:2022/05/25

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  • 自由診療

歯科矯正の重要性やメリットが世間に広く認知されてきた昨今、小児歯科でもさまざまな矯正法が行われるようになってきた。中でも骨や骨格の成長期をうまく利用して行う「顎顔面矯正」は、顎を広げることを図り、将来的に永久歯がきちんと並ぶための土台づくりを行うための矯正法として、子どもの歯並びを心配する親たちの関心を集めている。不正咬合や乱れた歯並びの原因は、顎の骨格が原因となっていることが多いため、顎の骨がやわらかい子どものうちにアプローチすることで、将来的な矯正のリスクの軽減につなげるだけでなく、子どもの健康面においても副次的なメリットが期待できるという。およそ10年前から顎顔面矯正に取り組んでいる「小森歯科医院」の小森真吾院長に、顎顔面矯正の詳しい内容やメリットについて解説してもらった。

(取材日2021年11月29日)

抜歯もワイヤーも不要。顎の骨格を広げることを図り、健全な歯並びのための土台づくりを

Q顎顔面矯正とは、どのような矯正法ですか?
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▲食生活の変化が歯並びに影響

まだあまり知られていませんが、子どもを対象とした矯正法の一つです。歯並びが悪くなる根本の原因は、歯と顎のバランスが悪いことが挙げられます。食生活の変化で噛む回数が減り、顎が発育不全になり、歯が入るスペースが足りなくなって、きれいに並ばなくなるのです。そこで顎顔面矯正では顎が自発的に成長する時期に、装置を使って顎の骨全体を広げていきます。抜歯もワイヤー装置も不要で体への負担も少なく、顎と顔面の正常な発育を助け、不正咬合を防ぎ、きれいな歯並びへと導いていくための矯正法です。

Q矯正を始めるタイミングは、いつがいいのでしょう。
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▲成長に合わせて治療を開始することが大切

お子さんが6、7歳頃になった時、口元を見て、歯の並びや噛み合わせがおかしいと思ったら、まずはご相談ください。当院では、月に1度、無料説明会を行っています。ただし、いわゆる受け口のお子さんの場合は、それよりも早く4歳くらいから始めるといいでしょう。なぜなら人間の顎は上下で同時に成長せず、先に上顎が成長し、身長の伸びに合わせて下顎が成長するからです。顎の成長を利用する矯正法ですから、時期を逃すと顎が成長する余力がなく、矯正がより難しくなります。成長には個人差がありますから、骨格のエックス線写真を撮影するなどして、発育がどの段階にあるかをチェックしていくことも大切です。

Q顎顔面矯正の具体的な流れについて教えてください。
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▲一人ひとりに合わせて装置を作製

一人ひとりに合わせて金属製の装置を作製し、3~4ヵ月ほど装着します。これは取り外しができない固定式で、そのうち最初の2ヵ月間は保護者の方に毎日ねじを巻いていただき、0.2ミリずつ装置の幅を広げてもらいます。就寝時は、顔にけん引装置も装着します。急速拡大装置をつけても生活や運動は普段どおりに行っていただけますし、1週間ほどで慣れると思います。痛みはねじを巻く瞬間に少し感じるだけで、あとはほとんどありません。その後は別の安定装置をつけて、最低でも3~4年ほど経過を見ていきます。矯正が終わっても、一番奥の歯が生えそろうまでは虫歯のチェックを兼ねて、半年に1度通院していただくことをお勧めしています。

Q顎顔面矯正を行う上で、先生が心がけていることは?
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▲保護者の理解と協力が必要と話す小森院長

歯の大きさと顎のバランスを考慮し、お子さんに合った顎の大きさを見極めるようにしています。あと、小児矯正は保護者の理解と協力が必要です。痛みや期間を気にされる方も多いので、説明会ではそういった疑問点にも丁寧にお答えしています。また、矯正を始めると一時的に歯列が乱れることがありますが、あくまで一時的なものですので、これについても事前に説明し、保護者の不安払拭に努めています。私は床矯正やマウスピース型装置を使った矯正も手がけてきましたが、骨格にアプローチする顎顔面矯正は特に健康面のメリットが大きいと感じています。例えば、上顎が広がれば鼻腔も広がり、結果として正しい呼吸法である鼻呼吸へと促せるのです。

Q矯正が終わった後に、気をつけることはありますか?
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▲いつでも気軽に相談してほしい

矯正終了後は、定期メンテナンスとして半年に1度のペースで通院していただきます。生活面での注意点については、顎を使わないと駄目なので、ものを食べる時はしっかり噛んで顎を使いましょうとお伝えしています。食事の内容もそうですが、ガムを噛むなどして意識すると、骨格だけではなく、舌の動きも正しく機能するようになるでしょう。例えば「たちつてと」が上手に言えないお子さんは、顎の骨格が小さいことが原因となっていることも考えられるので、その場合は顎を広げてあげることで、舌足らずの話し方に変化が見られるかもしれません。

ドクターからのメッセージ

小森 真吾院長

私はこれまでさまざまな小児矯正を行ってきましたが、この顎顔面矯正は単に歯並びをきれいにするというものではありません。将来に向けて適切な歯並びや噛み合わせをつくるための土台づくりであり、なおかつお子さんの体の健康や成長面で副次的なメリットも期待できるのが特徴です。ワイヤーを使った矯正はいくつになってもできるので、ぜひ成長期のお子さんにしかできない顎顔面矯正を選択肢の一つとして検討していただければと思います。歯並びや歯科についての質問があれば、いつでもお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

顎顔面矯正/44万円~

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