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松浦 恒存 理事長、松浦 貴斗 院長の独自取材記事

松浦歯科 矯正歯科

(岩倉市/岩倉駅)

最終更新日:2020/01/29

20200128 bana

岩倉駅西口から徒歩5分の場所にある「松浦歯科 矯正歯科」。100年の歴史ある歯科医院で、松浦恒存(つねあり)理事長と4代目で長男の貴斗(たかと)院長、女性の深尾恵久(えく)先生の3人体制で診療にあたっている。「患者さんを自分や家族のように思い、接しています」とほほ笑む松浦理事長はじめ、それぞれが自分の得意分野を生かし、歯周病や矯正治療、インプラント治療などに対応する。「予防」に関しては専用の個室を備えるほど注力しており、「日本人に多い歯周病治療を確実に行い、予防の意識を高めたい」と貴斗院長は意欲を語る。専門的な事柄を丁寧にゆっくり話してくれる姿も印象的だ。和やかな雰囲気が漂う両先生に、歯科医療にかける思いや展望などを語ってもらった。
(取材日2019年2月8日 更新日2020年1月28日)

自分の家族のように患者に接する、歴史ある歯科医院

こちらの歯科医院は大正時代から続いているそうですね。

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【松浦理事長】はい、私の祖父が開院したのが始まりです。場所はここよりもう少し東で、私が小学生の時に現在地に移り、父に代替わりしました。この建物は1998年に建て直したもので、その後、私が3代目の院長に就任。徐々に増築し、今はチェア5台でうち1台が個室、さらにカウンセリングと予防専用の個室もあります。「3代目は身上をつぶす」といいますが(笑)、無事4代目に引き継ぐことができました。
【貴斗院長】私が診療していると、「おじいさんに診てもらったよ」とおっしゃる患者さんもいて、ありがたいことだと思っています。100年以上の歴史があることには、誇りと責任を感じています。

一般歯科から矯正治療、インプラント治療まで行われていますが、理事長の得意な分野は何ですか?

【松浦理事長】もともと詰め物やかぶせ物、義歯などの補綴が専門ですが、現在は、インプラント治療と矯正治療、中でも小児矯正治療に力を入れています。二十数年前、お子さんの治療をしているうちに歯並びが気になるようになり、これは矯正をしないと将来大変なことになると思いました。矯正治療では健康な歯を4本抜くのが当たり前といわれる時期もありましたが、小児期から歯並びをコントロールすれば抜歯の必要がなくなります。当院は夕方になると、まるで小児歯科のようにお子さんでいっぱいになりますね。

治療の中で、どんなことを心がけておられますか?

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【松浦理事長】患者さんを、自分や自分の家族だと思って接する、ということです。もし自分や自分の家族だったらどんな治療をしたいか、それを患者さんに勧めるようにしています。お子さんに対しては、励ますことも心がけていますね。よくしゃべる子、おとなしい子、いろいろなタイプの子がいますが、「ちゃんとやっているね」と声がけすると、どの子も頑張るんですよ。お子さんのことも自分の子、いや、孫のように(笑)思って接しています。その子のお母さんやきょうだいもよく知っていますよ。待合室を見渡して、この子のお母さんはあの方だ、とすぐに見つけられないといけません。そうして信頼関係を築くことが大事。お子さんが頼ってくれて、次にお母さん、そしてお父さんと、ご家族が順番に通ってくださるケースは多いですね。

説明を丁寧に、歯磨き指導も徹底する歯周病治療

貴斗院長の得意な治療についても教えてください。

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【貴斗院長】私は歯周病治療とインプラント治療を得意としています。大学院では歯周病学講座に所属し、この3月に修了します。最近は「予防」という言葉が一般的になりましたが、成人の約8割が歯周病に罹患しているといわれるように、予防に関心があって来られる方の多くが歯周病であり、まず治療が必要な状態です。しっかり治療をしてから予防へ進む、という順番が大切なのです。歯周病治療は、家づくりでいうと大切な土台づくり。歯科治療の入り口として、歯周病治療を確実に行うことを重要視しています。

歯周病治療におけるポイントとはどんなことですか?

【貴斗院長】2つあって、1つは、歯磨き指導を徹底的することです。大学の教授がよくおっしゃっていたのは「歯間ブラシが8割、歯ブラシが2割」ということ。歯周病は歯と歯の間の骨から溶けていくので、それを防ぐには歯間ブラシが重要ということですね。具体的には、歯ブラシを先に使うと歯磨き粉でさっぱりして磨いた気になり、歯間ブラシを使うことが億劫になってしまうので、先に歯間ブラシを、その後に歯ブラシを使うことをお勧めしています。これが習慣になれば、良い口内環境をキープできると思います。

もう1つのポイントはどんなことですか?

【貴斗院長】歯周病は顎骨が溶ける病気ですので、歯科用CTを駆使してより精密な診断を行うということです。親知らずの抜歯やインプラント治療でCTを使う歯科医院は多いですが、歯周病の重症度を確認するために、当院では歯周病の患者さんにもCT検査を行います。私は、失われてしまった骨を増やす歯周組織再生療法にも注力しており、そのためにもCTのデータは重要です。しっかりした検査をすることで、適正な診断、治療を行うことができるのです。

診療の際に心がけていることを教えてください。

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【貴斗院長】歯周病治療もインプラント治療も説明が難しいので、患者さんが本当に理解されているかどうか気をつけてお話をしています。こちらに気を使って、わからなくても「うん、うん」とうなずかれる方もいらっしゃるので、間合いを取ったり表情を見たりして確認しています。私は普段は夢中になるとつい早口になってしまうのですが、そんな自分を律する意味でも、ゆっくり話すように意識しています。
【松浦理事長】深尾先生もゆっくり丁寧にしゃべります。そのため、お年寄りにも人気がありますね。

オールラウンドでありながら専門性を持って地域に貢献

スタッフの皆さんについて教えてください。

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【貴斗院長】当院には、歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、受付の部門ごとに規格化したマニュアルがあり、年2回、それに基づいてお互いの部門を監査しています。その日だけは普段言えないこともちゃんと話そうということで、改善点や疑問点などを討論するんです。われわれも随分意見されて、風通しの良い職場だと思いますね。スタッフは、院内の掲示物も患者さんにわかりやすいように一生懸命に作ってくれています。
【松浦理事長】当院のチームワークは非常に良いですよ。皆しっかり仕事をしてくれていて、とても信頼しています。誰一人として欠けてはいけない大切なメンバーであり、皆のおかげで当院が成り立っています。

設備は、どんなものを備えておられますか?

【松浦理事長】歯科用CTやマイクロスコープに加え、当院では、岩倉市ではまだ少ない、口腔内3Dスキャナーを備えています。私が講習会に出かけ、息子を説得して取り入れました(笑)。これまでは型採りをするのに患者さんには印象材という粘土のようなものを噛んでじっとしていただく必要がありましたが、スキャナーは数分間でお口の中を読み取ります。いずれ台数を増やし、さらにデジタル化を進めたいと考えています。
【貴斗院長】スキャナーのおかげで患者さんの負担も減りますし、詰め物の精度にさらにこだわることができ、隙間から虫歯が再発するリスクも下がると考えています。導入して良かったですね(笑)。父の、常に新しいものにアンテナが働くところや向上心があるところはとても尊敬しています。

今後についてのお考えをお聞かせください。

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【松浦理事長】私は長年インプラント治療を行ってきましたが、息子も経験を重ねてきており、自信を持って取り組んでいるようです。インプラント治療に続き、将来的には矯正治療も息子に引き継いでほしいと考えています。
【貴斗院長】3人の歯科医師がオールラウンドに治療ができる体制であることと、それぞれが2つずつ得意分野を持ち、ほぼすべての治療が当院でできるということで、患者さんに貢献できると思います。今後もし非常勤の先生が加わればなおさらですね。最終的には患者さんに、治療ではなく予防のために専用ルームに通院してもらい歯を守っていただくことが目標です。「歯なのに手間をかけるなんて」ではなく、「健康のため、歯にこそ手間をかけよう」という意識が広がればうれしいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/PCR検査(1回)1万800円、CT撮影1万800円、埋め込み(フィクスチャー)17万2800円、アバットメント8万6400円、かぶせ物5万4000円~
成人矯正治療(ブラケット矯正 13歳以上)/43万2000円
小児矯正治療(咬合誘導 12歳以下)/16万2000円
歯周組織再生療法/10万8000円(場合により保険適応あり)
※ほか、調整料などが別途かかります。

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