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祐森 善彰 院長の独自取材記事

祐森歯科医院

(京都市左京区/八幡前駅)

最終更新日:2021/10/12

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閑静な住宅街にある「祐森歯科医院」は叡山電鉄の八幡前駅、京都市営地下鉄烏丸線・国際会館駅からそれぞれ徒歩6分の場所にある。1984年に開業し、2015年に祐森善彰先生が2代目院長として継承。2020年7月にリニューアルを行い、院内は海をイメージして青と白でコーディネートされた爽やかな空間となっている。祐森院長は「地域のかかりつけ医でありたい」と話し、積極的にさまざまなセミナーに参加し、歯科治療に対する知識と技術アップに努める勉強熱心な歯科医師だ。そんな祐森院長に、同院の特徴や診療方針などについて話を聞いた。

(取材日2020年7月17日)

福岡、沖縄、京都で勤務医経験後、父の歯科医院を継承

まずは歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

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この歯科医院は1984年に私の父が開業し、2015年から私が引き継いで院長を務めています。実際に父が治療に携わっている姿を見ることはなかったものの、そんな環境で育ったことから、将来の選択肢として自然と歯科医師の道を考えるようになりました。その一方で建築に興味も持つ自分もいました。いよいよ進路を決める高校3年生の時、建築学科か歯学部か悩んでいたのですが、迷うぐらいなら歯学部に進んだら父が喜ぶかなぁという気持ちがあり、歯科の医師の道へ進むことに決めたんです。

大学卒業後、日本各地の歯科医院で勤務医をされていたんですね。

いずれは京都に帰って継承するつもりでしたので、それまでは違う場所に住んでみたいという思いもあり、大学は京都から遠く離れた北海道大学歯学部へ。卒業後は福岡大学病院口腔外科に入局し、2年間の研修を経てから、沖縄県の歯科医院で勤務医として働きました。そこは訪問治療に力を入れていたので、私も1年目から週の半分以上は訪問治療に従事しました。2年目からは分院長として一人で外来を任されていましたので、とにかく「やるしかない!」という気持ちで患者さんの治療やケアにあたりました。特に大変だと感じたのは方言です(笑)。島のお年寄りは方言が強くて言葉が通じづらかったので、身振り手振りでコミュニケーションをとったのが今も強く印象に残っていますね。

京都でのとある先生との出会いが意識を変えたそうですね。

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2014年に父が体調を崩したことをきっかけに京都へ戻りました。週に2日、当院に勤務する傍ら、中京区の「たけち歯科クリニック」で副院長を務めました。そこで学んだことは「自己成長の大切さ」です。院長はとても勉強熱心な先生で、積極的にいろんなセミナーに参加されていました。それまでの私は、セミナーへの参加方法はおろか、勉強の仕方も知らない状態でした。ところが、院長がさまざまなセミナーを紹介してくれ、それに参加するうちに、歯科医療は日進月歩であることを痛感。日々勉強して幅広く知識や技術の習得に努めないといけないと強く思うようになったのです。それ以来、セミナーへの参加などを通して研鑽を積んでいます。内容によってはスタッフと一緒に受講するなど、院全体のレベルアップも図っています。

院を継承されて、変化はおありだったのでしょうか?

2015年に父が亡くなり、急きょ継承することになったのですが、もともと勤務医として入っていたのでスムーズに受け継ぐことができました。スタッフの中には私を小さい頃から知っているメンバーもいるので、心強く感じています。当院には頼れる歯科衛生士が働いてくれていて、患者さんの健康に関しては私よりもむしろ歯科衛生士の力のほうが大きいと思っています。スタッフ間の連携も良好で、例えば「汚れが付着しやすい部分があるので再治療をしてほしい」などの意見も、積極的に伝えてくれています。患者さんの情報も共有できていて、どの歯科衛生士が担当になっても質の高い治療を提供できることは、当院の自慢ですね。あとは、数ヵ月前に院内を改装した際に、チェアの数を増やしました。改装前は予約を入れにくいのが悩みで、患者さんにご負担をかけていましたので、より多くの患者さんに対応できる環境を整えました。

患者の思いに寄り添えるかかりつけ医になりたい

歯科医師としてのモットーを教えてください。

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今思えば傲慢ですが、当初は歯科医師がベストと考える治療をすれば患者さんは満足してくれると思っていたんです。そのためには患者さんの考えは不必要とさえ考えていました。しかし勤務医として経験を積む中で、それだと一方的に押しつけた治療になりがちで、患者さんが望んでいる治療とはズレがあるとわかったんです。「歯磨きくらいちゃんとしてほしい」と思った時期もありましたが、生活環境や病気などが原因で歯磨きができない人もいると知り、今は患者さんの想いに寄り添いながら、治療法を提案できるような歯科医師でありたいと思っています。カウンセリングルームを新たに設けたのも一緒に健康寿命をいかに延ばすかを相談したいという理由からです。また、当院は地域医療に貢献することを目標に掲げているため、「ここがなくなったら困る」と思ってもらえるような、地域に根差した歯科医院でありたいと考えています。

貴院の治療内容や患者層について教えてください。

当院は虫歯や歯周病といった一般歯科のほか、審美歯科、訪問診療も行っています。患者層としては地域柄、高齢の方が多いですね。割合としては少ないですが、大学が近いので若年層の患者さんもいます。得意とする治療に関しては、どの分野も得意にするべく日々レベルアップを図っています。どの分野も満遍なく合格点以上で総合的な診療ができ、何でも安心してご相談いただけることが、かかりつけ歯科医院として重要と考えていますから。

歯周病治療について教えてください。

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日本の成人の約8割がかかっているという歯周病は、自覚症状のないうちに進行し、歯を支えている骨を溶かしてしまう病気です。患者さんの中には、「歯科疾患を予防するために通院している」と思っている方がいますが、実はそういった方でも歯周病治療をしていることがほとんどです。きちんと検査をした上で、診断後に歯石を取るなどの基本治療を行い、必要に応じて歯周組織を元の状態に戻す歯周組織再生療法や、今ある歯茎を下がってしまった歯茎の部分に移植する結合組織移植術にも対応しています。また、当院では、歯周病の検査結果や口腔内写真などを書面でお渡しするようにしています。時間はかかるかもしれませんが、「本当に治したい」という患者さんの要望をかなえられるように、メリット・デメリットを含めた説明を行い、「患者さんの健康をいかに守るか」という当院の方針に沿って治療に取り組んでいます。

歯の治療で健康寿命を延ばし、医療費削減に貢献したい

予防歯科に対する考えを教えてください。

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お口の健康は全身の健康状態に大きな影響を与えるので、歯科疾患を予防すると生涯医療費を抑えることができます。そのために欠かせないのが日々のセルフケアです。例えば3ヵ月に1回、メンテナンスを受けるとしても、だいたい45分ほど。ところが、毎日5分間の歯磨きを積み重ねると、90日で450分になります。プロによるケアを受ける時間よりも、自宅でセルフケアを行う時間のほうが、圧倒的に長いのです。歯磨きを毎日の習慣として継続することによって、一人ひとりの健康寿命を延ばすことができるのならば、多大な医療費削減につなげられると思いませんか?それにより医科に使われていた医療費を別の病気で困っている人に使うことができると思います。当院では、患者さんにセルフケアの正しい知識をお伝えし、予防やメンテナンスにつなげていただけるよう取り組んでいきたいと考えています。

ところで、先生はプライベートはどのようにお過ごしですか?

最近健康のために運動する時間を作ろうと思って、タップダンスを始めました。20年ぐらい前にアイルランド発祥のリバーダンスを見てからやってみたいなぁという思いがあったのですが、ようやく先日初めて体験レッスンに参加してみたんです。かっこ良く踊れるようになったらうれしいですね。あとは、アウトドアが好きなので家族でキャンプに行ったり、スタッフとバーベキューをしたりすることもあります。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

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当院には管理栄養士もいるので、これからは食に関するコーチングも積極的に取り組み、一人ひとりの患者さんにとって価値あることを提供していきたいと思っています。患者さんにとってはもちろん、自分自身や一緒に働くスタッフみんなが幸せになれるような歯科医院をめざしたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミック治療/かぶせ物6万6000円~、詰め物4万4000円~、骨造成治療(GBR)/11万円、結合組織移植術/4万4000円

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