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山田 雅也 院長の独自取材記事

APPLAUSE 愛歯やまだ歯科

(大阪市北区/大阪駅)

最終更新日:2019/08/28

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阪急梅田駅より徒歩5分、JR大阪駅からも近い劇場やホテルが併設された建物の中に「APPLAUSE 愛歯やまだ歯科」はある。院内は明るく、居心地の良い空間だ。噛むことを重視し、インプラント治療に力を入れる、優しく穏やかな雰囲気の山田雅也院長は、「入れ歯かインプラントかと迷ったときに、少しでも多くの方にインプラントを選んでもらいたいと思っています」と語る。さまざまな層の患者の多様な症状に合わせて対応し、患者への治療の説明などを丁寧に行うことを心がけているのはもちろん、ホスピタリティーも重視して院内スタッフの教育にも余念がない山田院長に、これまでの経験や、力を入れているインプラント治療について話を聞いた。
(取材日2017年7月27日)

職人的な要素に惹かれて、歯科医師の道へ。

先生が歯科医師をめざした理由からお聞かせください。

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子どもの頃の私は手先を動かすプラモデル作りが大好きで、何時間も夢中になって繰り返し作っていました。手で何かを作ることや、技術的な作業に吸い込まれるように魅力を感じていました。ですから、いつしか技術がものを言う職人的な仕事である歯科医師に憧れを抱くようになり、大阪歯科大学に進むことに決めました。大学を卒業後は、いくつかの歯科医院で勤務医として働きながら、修復物を作る技工の技術も身に付けました。

堺市のご出身だそうですが、堺市ではなく梅田のエリアを開業地に選ばれたのはなぜですか?

開業を決意したときはまだ独身だったので、遠隔地の人間関係も味わってみたいという気持ちもあって、鹿児島の徳之島での開業も考えましたが、最後に候補に残ったのは堺市と梅田でした。堺市は曽祖父が会社を経営していたので、幼少期からなじみがあり、そこで開業したら、親類や先祖も喜ぶかなと考えました。しかし、いろいろな人がいる梅田で患者さまの力になりたいという思いもあり、最終的に今の場所に決めました。阪急百貨店内の歯科医院で働いていたので、この辺りになじみがあったというのも大きかったと思います。

開業の際にこだわったこと、開業して良かったと思うことは?

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インテリアはどのようにしたら良いかわからなかったので、風水の本を参考にしました。風水的には北は冷えるそうなので、北にある入口が冷えないように赤いものを取り入れるなどして明るくしています。院内には親類などから譲ってもらった絵画や骨董品なども飾ってあります。開業して良かったのは、スタッフとの人間関係をうまく築けるようになったことです。勤務医のときはスタッフとの関わり方で悩むことが多かったんですが、開業してからは上司として物事をしっかり見てスタッフを育てることに気を付けています。たとえ失敗しても否定せずに、愛情を持って指導にあたっています。

噛むことを重視。そのためのインプラント治療を

インプラント治療に興味を持ったのはなぜですか?

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職人的な技術が必要とされるインプラント治療を知ったとき、これが自分の道だと感じましたね。何よりインプラントを入れることによって、しっかり物が噛めるようになり、食事が楽しめるようになります。つまり、患者さまの生活の質を上げ、幸せにすることができる。それで興味を持つようになりました。インプラント治療を始めて13年になりますが、学び始めた当時は懸命でしたね。ホームセンターで木材を買ってきて、実際のインプラントと同じサイズのネジを使ってドリルで穴を開けてイメージトレーニングをしたり、模型に本物のインプラントをはめ込んだりして、何度も練習を重ねました。技術を身に付けた現在も、時期ややり方など考えながら慎重に行い、入れ歯かインプラントかと迷った際は、少しでも多くの患者さまにインプラントを選んでもらいたいと思いながら取り組んでいます。

インプラントのメリットにはどのようなことがあるのでしょうか?

噛むことによって寿命が延びると言われていますので、高齢者の方々には、日々の生活を楽しむためのにモチベーションを持っていただくために、そのようなお話することがあります。食欲を満たすことは生きていく上でとても大事なことです。「おいしい」というのには大きく分けて2種類あると考えていて、一つは味、もう一つが噛み応え。例えば、イカなど弾力性のある食べ物は嚙み切るまでに時間がかかりストレスに感じることはありませんか? 健康の歯でない場合は、嚙み切れないこともあります。そういった時にシャキッと音がして気持ちよく自分の歯で噛み切ることができる。これが私が考える「おいしい」です。ですから、噛むということと、それによって食事をおいしいと感じるためにも入れ歯よりインプラントが良いと思っています。

高齢になってもしっかり噛んで食事ができるというのは、大きな魅力ですね。

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そうですね。例えばご夫婦で片方が入れ歯の場合があります。天然の歯に近くしっかり噛めるインプラントに比べて、入れ歯だと噛む力に限界があるので、ご主人が入れ歯の場合、奥さまはご主人に合わせた食事で我慢していることが多いんです。そういったことが、毎日続くと夫婦間に少なからず問題が生じてきます。そうならないためにも、多くの同じ食事を一緒に食べて楽しむことが夫婦円満の秘訣ですし、噛むことが大事だと考えています。インプラントの使用を迷っている方の一つの方向付けとして、こういったお話をすることもあります。

印象に深かった患者さんとのエピソードはありますか?

インプラント治療のときに、人工歯根の上にかぶせる冠の部分が落ちて、患者さまの器官に入ってしまったことがありました。もし器官に入ってしまったらどうするかという実習はしていましたし、自分でもイメージしてしっかり訓練していましたから、うまく器官から出すことができました。その患者さまは今でも治療に来てくださっています。

常に患者の立場で考え、慎重な対応で丁寧な治療を

どのような症状の方が来院されていますか?

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虫歯や親知らずの処置ですね。親知らずの成長が止まり、前の歯の痛みが気になって来院される方などが多いです。それと、ホワイトニング、口臭が気になる方、歯石を取ってほしいという方、歯に関する病気の予防などで来られる方が増えています。ただ口臭は歯や口だけが原因とは限らず、胃に膵液(すいえき)が上がり食道から口腔へ臭いが生じて口臭となることがあります。ですから、朝食を取ることが口臭を予防するためにも大切です。以前は日本人同士だと握手するほどの距離から少し離れたぐらいが普通でしたが、グローバル化の影響で日本人の距離感も縮まって、口臭を気にされる方が増えているように感じます。

診療時に心がけていることは何ですか?

私が手を洗っているときから治療が始まっていると考えています。患者さまの頭の後ろに手を洗うところがあるので、患者さまも私が手を洗い始めたことがわかるからです。私は剣道をしていたのですが、剣道では試合場に入ったとき、まず相手に礼をします。そのときから試合が始まってるんです。それと似たような感覚で、患者さまが私の気配を感じたときからが治療の始まりだと思っています。治療に使用する材料にもこだわっています。それは、患者さまにとって良いものを選ぶということ。最新の材料が良いものとは限りません。昔から長く使用されている材料を使用しています。なぜならば、そのとき良いと言われたものの中には、時がたって今は使われていないようなものもあります。最新のものを買って後から問題があるとわかったときに一番被害を受けるのは患者さまの体ですから、過去を振り返って、今でも使われているものを導入するようにしています。

今後の展望をお聞かせください。

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患者さまに、虫歯や歯周病といった口腔内の疾患が全身に及ぼす影響をわかりやすく説明し、理解してもらいたいと思っています。そして、歯ブラシで磨く習慣を確実に身に付けてもらえるよう、ブラッシングの指導を行い、デンタルIQを高めていくためのお手伝いをしていきたいと考えています。きれいな歯で、おもいっきり笑えることが患者さまにとっての幸せだと考えています。今後も、当院に来て良かったと思ってもらえるように仕事をしていきたいですね。

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