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西川 尚範 先生の独自取材記事

西川デンタルクリニック

(大阪市北区/中崎町駅)

最終更新日:2025/12/22

西川尚範先生 西川デンタルクリニック main

大阪・梅田エリアの中心部、地下街から泉の広場を上がってすぐの場所にある「西川デンタルクリニック」。1977年に開業してからずっと、地域に安心を届ける「怖くない歯医者」をめざしながら診療を続けてきた。副院長の西川尚範先生は、温かい雰囲気と誠実な対応で信頼を集めている。診療科目は一般歯科・小児歯科・予防歯科・訪問歯科・口腔外科・矯正歯科・審美歯科と多岐にわたるが、どの診療でも納得して治療を受けてもらうことを大切にし、口腔内カメラを用いた丁寧な説明を行っているそう。「自分が患者さんの立場だったらどんな治療を受けたいかという視点を大切に診療しています」と語る西川先生に、治療や予防にかける想いや先進の歯科医療について詳しく聞いた。

(取材日2024年11月25日)

咬合、顎関節から審美まで、先進技術で総合的に支える

最初にクリニックの特徴をご紹介ください。

西川尚範先生 西川デンタルクリニック1

1977年に開業した後、2018年にバリアフリー化し、プライバシー保護のためのパーティションも一新しました。一般歯科や小児歯科、予防歯科、訪問歯科、口腔外科、矯正歯科、審美歯科と幅広く対応している当院では、どんな診療内容でも納得した上で治療を受けてもらうことを重視しています。特に小児歯科や成人の予防歯科には意欲的に取り組み、定期通院メンテナンスの重要性をお伝えしています。患者さんは土地柄、オフィスワーカーの方が多いですが、お子さんや75歳以上の高齢者も増えてきましたね。父も週に1度診療しているので、昔から来てくださっている近所の方もいまだに顔を見せてくださいます。

診療で心がけていることは?

治療の前に写真に撮って、患者さんにお見せしながら説明しています。虫歯を見つけても、すべてが治療の対象になるとは限りません。例えば、小さな虫歯の治療は、健康な歯質を削ってしまう場合があるため、患者さんの希望を聞き、急いで治療を望まないのであれば経過観察しながら治療のタイミングを計ります。メンテナンスは、歯科衛生士による丁寧なプロフェッショナルケアと日常のブラッシング指導を組み合わせ、患者さん一人ひとりに最適な口腔環境をめざしています。もちろん、最後に私が診る2人チェック体制です。また、診療の際には、「自分が相手の立場だったらどんな治療を受けたいか」を常に考えています。私自身がベストと考える治療があっても、「必ずこうするべき」とは言いません。さまざまな選択肢をお伝えした上でご判断いただき、できる限り安心を提供できるよう心がけています。

新しい治療も積極的に導入されているとか。

西川尚範先生 西川デンタルクリニック2

最近は、食いしばりや歯ぎしり、顎関節症やそれに伴う片頭痛に悩んでいる、いわゆるTCH(上下歯列接触癖)の方の治療に力を入れています。通常、上下の歯が接触している時間は1日合計で15〜20分ほどなのですが、それ以上食いしばる癖のある人は、痛みやかぶせ物の破損などの不具合が出てきます。治療法としては、まずは咬合を測定して歯や顎への負担を「見える化」し、必要に応じてマウスピースを作製しています。それでも改善が見込めない場合は別の方法もありますので、お困りの方はぜひ相談にいらしてください。

「歯医者は怖くない」と知ってもらうための工夫を

将来の歯の健康のために小児歯科にも力を入れていると聞きました。

西川尚範先生 西川デンタルクリニック3

大阪市内でもここ北区は、虫歯のお子さんが比較的少ないと感じています。親御さんたちの意識も高いので、当院でもしっかりとお子さんの歯を守るお手伝いをしたいと思っています。それでも、最近は口が開いたまま、いわゆる「お口ポカン」状態の子どもたちをよく見かけるようになりました。原因として口を閉じる筋肉が未発達で、舌が正しい位置にないため、歯並びに悪影響を与えていると考えています。歯並びが整っていると虫歯になりにくく、しっかり噛めるため、食事の消化能力や運動能力など全身の健康に良い影響を与えます。小児歯科では、口腔内外の機能が正常に発達するよう、親御さんとお子さんの両方に指導を行っています。子どもだけでなく大人の方も、「お口ポカン」の方は口腔内が乾燥して風邪をひきやすく、虫歯や口臭の原因にもなりますから、気をつけていただきたいですね。

子どもの顎や歯を健康に発達させるためにできることを教えてください。

例えば、離乳食の段階なら、口の奥までスプーンで食べ物を入れてしまうと、口の周りの筋肉をあまり使わないので発達しにくくなります。ですから、スプーンはお口の奥まで入れず、お子さんが前歯と筋肉を使って自分で咀嚼できるよう手助けするのが好ましいですね。また、これからは治療より予防が重要になるため、できる限り低年齢のうちから通院して、クリニックに慣れていただきたいと思います。虫歯ができてから通うと「痛い」「怖い」という感情が残りやすいのですが、フッ素塗布や歯磨き指導など予防のためであれば笑顔で来院しやすいでしょうからね。そうすることで、虫歯を早期に発見しやすく、歯並びの管理もしやすくなります。当院ではお子さん自身に歯に関心を持ってもらえるよう、診療中はなるべく本人に話しかけるようにしています。

予防歯科で重点を置いているのはどんなことですか?

西川尚範先生 西川デンタルクリニック4

患者さんのセルフケアである歯ブラシ指導と併せて、歯科衛生士による専門的なケアが重要だと考えています。訪問診療との関連でいえば、「胃ろうで栄養を取っているから、歯のお掃除はいらないのでは?」と聞かれることがあります。しかし、呼吸を通じて口から菌が入りますし、口を動かさないと唾液が出にくくなります。口腔内は温かく湿っていて菌やウイルスにとっては絶好の場所ですから、口腔内で菌が繁殖を繰り返し、やがて悪臭を発したり、虫歯や炎症を起こしたり、誤嚥性肺炎の原因になることもあります。毎食後きちんと歯磨きする健康な方でも、磨き方の癖で歯ブラシが当たらない場所には汚れがたまり、虫歯や歯周病、口臭の原因になります。ですから、3ヵ月に1度程度は通院していただき、クリーニングするのが大切なんです。

通院が難しい人も安心して治療が受けられる訪問歯科

街の変化に応じて診療ニーズにも変化はありましたか?

西川尚範先生 西川デンタルクリニック5

このエリアはとても子どもの数が多いので、地元の保育園や小学校嘱託歯科医師・学校歯科医師として歯科検診を行ったり、乳幼児の歯科健診を担当したりするのも大事な仕事です。所属している歯科医師会の活動を通じて、イベントでの歯科相談など、地域のさまざまな取り組みにも参加しています。また、今後は訪問歯科診療がますます重要になってくると考えています。高齢になってから買い物などの利便性の高いこのエリアへ引っ越してくる方は少なくありませんし、父の代からのなじみの患者さんも年を重ねられています。訪問範囲は北区とその周辺なので、自転車で行くこともありますし、少し遠くの介護施設へは車で定期訪問しています。できる限り時間の都合をつけ、時にはクリニックの診療前の時間を利用して訪問することもあります。

訪問診療についてもう少し詳しく教えてください。

訪問診療用の機材は、クリニックの診療ユニットとほぼ同じ機能なので、院内とほぼ同等の治療が可能です。とはいえ、ご家庭の状況や口腔内の状態は人によって異なりますので、それを見極めて必要な処置を進めます。もちろん、誤嚥性肺炎の予防や、咀嚼・嚥下機能の維持などQOLを守るためのケアにも注力しています。また、過去のカルテが有益な情報になりますので、当院でエックス線画像など詳細な資料があると、何に困っていて、どう処置をするのが適切であるかがわかりやすくなります。健康なうちから情報を残しておくことが未来の健康につながるからこそ、メンテナンスのための定期的な受診が重要だと考えています。

読者へメッセージをお願いします。

西川尚範先生 西川デンタルクリニック6

多くの方にとって、クリニック選びはとても難しいと思います。来院したからには治療を受けなければと考えがちですが、そんなことはありません。まずは口腔内のクリーニングを兼ねてお越しいただき、院内の雰囲気や歯科医師との相性などをご確認いただけたらと思います。当院では相談だけの方も受け入れていますので、ご安心ください。また、他院で治療中なのに不安を感じている場合、セカンドオピニオンを求められるのも大歓迎です。創業から50年近くたつ当院は、時代とともに変化する歯科医療の中で、「変わらない安心感」を提供し続けることをモットーに診療を続けています。心配事があれば、お気軽にご来院ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯列矯正/5万円~、セラミックを用いた補綴治療/インレー:5万円~、クラウン:10万円~
※詳しい費用に関しては、直接当院までお問い合わせくださいませ。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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