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恩田 卓哉 院長の独自取材記事

医療法人 おんだ歯科医院

(高槻市/高槻駅)

最終更新日:2019/08/28

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JR京都線高槻駅直結、徒歩1分という好立地にある 「おんだ歯科医院」。親子2代にわたり高槻の地で地域の人々の歯を診療してきたクリニックだ。現在の場所は駅前のショッピングモール内にあり、主婦らが買い物ついでに受診することも多いという。また平日は20時、土曜も18時まで診療しているので、仕事や学校帰りに通うにも便利だ。「患者さんにきちんとした説明をし、納得してもらった上で治療することを心がけています」と語るのは2代目にあたる恩田卓哉院長。受け継いだ医院を刷新し、充実の設備と数々の研修で学んだ知識を武器に患者と向き合う。恩田院長に歯の治療法やそれにあたる心構えなどを聞いた。
(取材日2017年11月16日)

インフォームドチョイスで「やさしい診療」を実践

まずは先生が歯科医師をめざされたのは、どうしてですか?

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やはり幼い頃から、父の姿を見ていたことが大きいでしょうね。もともと、何か人の役に立つ仕事がしたいと思っていましたので朝日大学の歯学部に入学し、卒業後に大阪医科大学の口腔外科で働きました。もともと父は阪急の高槻市駅とJRの高槻駅の中間ぐらいの場所で開業していたのですが、2004年に駅前のショッピングモールが開業するのと同時に、今の場所で開院。私も父医院で働くようになりました。2012年からは私が院長として当院を取り仕切っています。それまでのやり方とは一新し、患者さんのことを第一に考えた「やさしい診療」を心がけています。

「やさしい診療」とは、具体的にどのようなことでしょうか。

もっとも意識しているのは、「丁寧にわかりやすく」ということですね。かつては「寝転がって起きれば、いつの間にか金属の詰め物がされていた」というような医師の独断で診療する時代もありました。しかし、今はそんな歯科医師は患者さんに敬遠されます。そこで当院で実践しているのがインフォームド・チョイス。インフォームド・コンセントという言葉はよく聞きますよね。それより一歩進んだやり方で、治療方針のみならず期間や費用、それに伴うリスクなどを複数提示させてもらった上で患者さん自身に治療法選んでもらうやり方です。撮影した自身の口の中の写真を見てもらいながら、なるべくわかりやすく説明するように心がけています。患者さんが理解し、治療法を選ぶことで自身がリラックスした気持ちで治療を受けてもらえると思います。

患者さんはどのような方が多いでしょうか?

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父の代からのなじみの高齢の患者さんも大勢おられますが、今は新しくこの地に住まわれるようになった若い世代の方のほうが多いですね。立地がショッピングモール内ということもあり、買い物ついでに寄られる主婦の方が結構おられます。また、夕方以降は駅とつながっていますので会社帰り、学校帰りの人なども立ち寄られます。反対に、小さなお子さんは少ないですね。特に拒んでいるわけではないのですが、おもちゃなどを置かずにシンプルな装飾にしているためでしょうか。この前なんか「え、子どもを連れてきてもよかったの!」と驚かれてしまいました。もちろん、大丈夫です。小さなお子さまにはフッ素塗布や磨き残しの原因になりやすい溝を埋めるシーラントなど、虫歯予防を中心とする診療を行っています。

三種の神器ならぬ、三種の歯科機器で歯科治療を

設備面でも充実していると聞きましたが?

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新鋭の歯科用CAD/CAMシステムを取り入れています。これは、コンピュータで解析した3Dデータをもとに精巧なセラミックでできた歯科技工物を削り出し、加工するシステムのことです。普通、歯科技工物は歯型を採取したあと歯科技工所に出し、技工士さんに作ってもらうことが多いのですが、歯科用CAD/CAMシステムを使うと、これらの工程をすべて院内で行うことができます。ですから納期も短めで、なおかつ低コストでセラミック技工物を提供できるんです。不快な歯型をとる過程も不要です。さらに歯科用CTも院内に設置してますので、顎骨の3次元情報を撮影できます。当院の場合、CTとCAD/CAMシステムを連動できるので、根管治療やインプラント治療の安全性や精度を高めることを目的に導入しています。

他にも特徴的な機器はありますか?

歯科用マイクロスコープですね。これがあれば肉眼では確認できなかった箇所や、きわめて小さな患部まで丁寧に削れるようになるんです。あと、根管治療の際にも通常の治療と比べると、格段に精巧な施術ができるようになります。この機器を使うのはなにも特別な治療時だけではありません。当院の場合はどの患者さんも一度はこのマイクロスコープを使い、口腔内を診察するようにしています。こうした機器を取り入れることで、今まで治せなかったものが治せるようになると、単純に歯科医師としてすごくうれしいんですよね。三種の神器じゃないですが、歯科用CT、CAD/CAMシステム、マイクロスコープの3つで患者さんの口腔内の健康を守っていきたいと思っています。

とくに得意とされている治療分野は何でしょう?

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勤務医時代に口腔外科に勤めていましたので、外科の手技は得意としています。歯周病の再生療法やインプラントなど、専門的な治療も自信があります。他にも、再生歯周組織膜治療やインプラント治療などに関するさまざまな歯科技術の研修会・セミナーに参加し、手技と知識を学んできました。これまでに修了した勉強会は約20種類ほどあるでしょうか。現代の歯科医療は日進月歩ですので、日々、学びは欠かせません。もちろん、勉強が自己満足で終わることなく治療の現場に生かせるようにしています。一人ひとりの患者さんに一番いい状態になっていただくこと、時代に合わせた歯科治療を患者さんに提供していくこと、そして、心の底から「よく噛めるようになった」と喜んでいただくことが目的です。

勉強会に参加し、学びへの意識を高く持ち続ける

いつごろから熱心に研修を受けるようになられたのでしょうか?

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大学卒業まではけっして勉強熱心なほうではありませんでした。変わったのは、父が定期的に行っている海外での歯科ボランティア活動に参加したことがきっかけです。その時、海外の歯科医師の方々と交流する機会があったのですが、皆さんとても意識が高い。仕事への取組みの姿勢がすごいという印象を受けました。対して、せっかくさまざまな学びに参加できる日本に住みながら、何もしていない自分はなんだ?と自問するようになりました。そこで自分も安穏としていられないと気づかされ、いろんな勉強会に参加し始めたんです。

プライベートの時間はどのように過ごされていますか?

3年ぐらい前までは月に3~4回はセミナーや研修会に参加していましたのでほとんど休みがなかったんです。毎日の学びの中で、できないことができるようになっていくことがすごく楽しくて、歯科研修に行くことが趣味のような頃もありました。最近は勉強会の回数を月に1度くらいに減らし、自分のための時間にあてるようにしています。友人と魚釣りに出かけたり、子どもたちとボール遊びをすることが多いですね。

最後に読者の方にメッセージをお願いします。

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歯の健康のためには、気になり始めたら早めにチェックをすることが一番ですね。放っておくことで重症化し、より時間がかかってしまったり、費用がかさんでしまう例もあります。今は機器の進化もあり、早期発見、早期治療ができるようになってきています、ふだんと少し違うなと思った時には早めの受診をお勧めします。あと、定期的なメンテナンスも大切です。歯周病が重いという方で3~4ヵ月、それ以外の方だと半年に一度ぐらい治療後もメンテナンスをすることで歯の健康は保たれます。また、ご高齢の方には「噛み合わせ」を重視した入れ歯づくりを心がけています。とはいえ、実際には治療後に足が遠のいてしまわれる方もいらっしゃいます。やはり、皆さん歯科医院に行くのは気が進まないものなんでしょうね。そんな歯医者嫌いの人が1人でも減るよう、「やさしい診療」で気軽に来られる歯科医院にしたいと思っています。

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