将来の予防までも考慮した
納得感重視のインプラント治療
やわら歯科クリニック
(横浜市都筑区/仲町台駅)
最終更新日:2022/12/02


- 自由診療
失ってしまった歯の機能を補う治療の選択肢として、近年多く選ばれるようになったインプラント治療。大きなメリットがあると同時に、その後のメンテナンスの状況などによっては、せっかくのメリットが維持できない結果になってしまうことも。「インプラントを入れさえすれば良いという考えではなく、インプラント治療をオーラルケアを見直すきっかけとしてほしい。そこから将来にわたって長く歯を守っていくことにつなげてほしい」と語るのは、横浜市都築区「やわら歯科クリニック」の池本和広院長。同院で強みの1つとしているインプラント治療について、詳しく話を聞いた。
(取材日2022年7月6日)
目次
もうこれ以上歯を失わないために、将来を見据えたインプラント治療を
- Q歯を失ってしまった場合、どのような治療の選択肢がありますか?
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A
▲同院では幅広い治療に対応している
歯を失った場合の治療の選択肢としては、インプラント、ブリッジ、入れ歯の3つがあります。欠損した歯の両脇の歯を削って土台を作り、その名の通り橋をかけるように人工歯をかぶせていくのがブリッジ治療。周囲の歯に金属製のバネを引っ掛けるなどの方法で、取り外し可能な義歯を固定していくのが入れ歯治療です。いずれも外科処置を必要としないため、高血圧や糖尿病などの全身疾患がある方でも受けやすい治療ではあるでしょう。しかし、周囲の健康な歯を削ったり傷つけてしまったりするというデメリットもあります。その点、歯茎に土台を埋入するインプラント治療では、周囲の健康な歯に影響することなく、自然な噛み心地を追究していけます。
- Qインプラント治療のメリットとデメリットを教えてください。
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A
▲患者の不安を和らげる診療を心がける池本院長
インプラント治療のメリットは大きく分けて2つあり、先にお話しした通り周囲の健康な歯を傷つける必要がないことと、天然歯に近い自然な噛み心地を実現できることです。また、人工歯を固定するのにバネなどを必要としないため、治療後も口腔内を清潔に保ちやすいというのもメリットです。反対にデメリットとしては、インプラント治療には保険適用がないため、高額な費用が必要となります。さらに、外科処置が必要となる治療であるため、糖尿病や高血圧などの状態によっては手術が難しいケースもあります。
- Q治療を受ける際に気をつけることはありますか?
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A
▲インプラント用のオペ室もある
インプラント治療自体はそこまで難しいものではなく、まれに術後の患部が腫れることもありますが、基本はあまり痛みも出ることがありません。しかしながら、手術を伴うので「怖い」「不安」と感じられる方も多くいらっしゃいます。当院では治療の流れや他の患者さんの治療で見られたケースなど、具体的な情報をしっかりとお伝えすることで、治療への不安を払拭することに努めています。ご本人の気持ちが一番大切ですから、治療を受けることに対して納得できなければ、しばらく様子を見ることを勧めるケースもあります。また治療後のメンテナンスが大切であることも事前にきちんとお伝えしています。
- Qインプラントも治療後のメンテナンスが大切なのですね。
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A
▲インプラントを長持ちさせるためにはメンテナンスも重要
「インプラントを入れたからもう歯医者は卒業」と来院から遠ざかってしまう方もいらっしゃるのですが、実は治療後のチェックやクリーニングはたいへん重要です。インプラントには天然歯のように歯根膜がないため、埋入したインプラントの周辺の組織に細菌感染が起こるインプラント周囲炎になると、炎症や骨吸収が非常に早く進行してしまいます。特に、歯を失った原因が歯周病である場合、お口の中の環境改善が急務です。インプラント治療をきっかけにお口のお手入れを見直し、治療後には良い状態を長持ちさせることを心がけていただきたいと考えています。
- Q長持ちさせるために、かぶせ物にこだわっていると聞きました。
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A
▲CAD/CAMシステムを導入
埋入したインプラントに装着する人工歯については、セラミックなど多様な素材の選択肢をご用意しています。固すぎる素材の人工歯では、噛んだ際の衝撃が大きくなり、インプラントを傷める原因にもなってしまいます。治療する部分やご本人の噛み癖などを考慮して、適切な素材を選ぶ必要があるのです。また、当院では精密なセラミック技工物をスピーディーに作製していくCAD/CAMシステムを導入しています。インプラントを埋入したその日に精密な仮歯を作製して具合を試すと言った使い方も可能で、よりクオリティ―を追究した治療が可能な体制です。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/38万5000円~