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山林 一公 院長の独自取材記事

山林歯科医院

(東大阪市/瓢箪山駅)

最終更新日:2021/06/18

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瓢箪山駅から徒歩5分に位置する「山林歯科医院」。院長の山林一公(やまばやし・かずとも)先生は、1992年に大阪歯科大学を卒業後、6年間の勤務医を経て、1998年にこの地に同院を開院した。開院以来20年以上、一般歯科、小児歯科、審美歯科、インプラント治療、根管治療のみならず、矯正専門の歯科医師を招くなど幅広く対応し、地域に根差して診療を行ってきた。海外への留学や、麻酔科へ入局しての博士号取得、ケアマネジャーの資格取得など、広く深く身につけた知識を診療に生かし、特に現在は高齢者への理想の歯科医療提供を実現するためにまい進しているのだとか。さらに、大阪歯科大学では非常勤講師として後輩の指導にもあたる。患者のために進化させている歯科医療について、話を聞いた。
(取材日2020年9月30日)

地域の高齢者の総合的な口腔ケアをサポート

高齢者の総合的なサポートをされていると、伺いました。

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開院から20年以上たち、患者さんたちも高齢化してきています。患者さんたちが住み慣れた地域で健康的に暮らし続けられるよう、歯科医療を通じて地域に貢献したいと思うようになりました。そこで当院は、「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」として、一人ひとりの患者さんに合わせて行う定期的な口腔ケアを通して、健康の維持や管理を行っています。老後も自分の歯でお食事が食べられるように、しっかり当院でメンテナンスをして、サポートしていきたいですね。いつまでも元気でいるためには、食べたいものをおいしく食べれることが大切だと思います。そこで、歯科の目線からだけでなく包括的にサポートしていくために、介護支援専門員というケアマネジャーの資格も取得しました。そのほか、介護施設への訪問診療で口腔ケアも行っています。

健康で過ごすには、食べることは大切なのですね。

とても大切です。食べることに関していえば、今後は高齢者の摂食嚥下障害へのニーズも高まると考え、岡山大学で勉強してきました。食べ物が飲み込みにくくなる摂食嚥下障害は、検査で原因を調べ、その原因に応じてトレーニングを通して飲み込みの改善を図っていきます。こういった摂食嚥下リハビリテーションを、多くの方に知っていただきたいですね。さらに当院では、2人の管理栄養士が食生活のアドバイスを行っています。この地域は高齢化が進んでいるものの、活気があります。高齢になっても、しっかり食べて、いつまでも元気に過ごしてもらいたいですね。また食事のアドバイスについては、今後、偏食などが気になる学童期の子どもに対しても行っていきたいと考えています。

スタッフさんもスペシャリストがそろっているのですね。

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スタッフは今、歯科医師5人、歯科衛生士7人、管理栄養士2人、受付助手が3人います。それぞれが専門性を発揮して仕事をしています。大所帯なので、常にみんなが同じ方向を向けるよう、定期的に行うミーティングを大切にしてます。意見を出し合うことで、課題を解決できるのです。細かなことでもしっかり伝えて、アップデートしています。また、スタッフみんなで心がけているのは、患者さんへの声かけです。緊張をほぐすためと、患者さんが言いにくいことに素早く気づけるようにするためです。「トイレを我慢してない?」「費用を気にしてない?」などと、気軽な感じで声をかけています。患者さんも、私たち歯科医師には遠慮して言い出しにくいことが、スタッフには言えることもあります。患者さんのためになることは、積極的に行ってくれるスタッフたちです。

患者の要望や時代の変化に対応していく歯科治療

一般歯科から専門的な治療まで幅広い診療をされていますね。

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私は、噛み合わせや、インプラント治療について専門に学んできました。大学院では麻酔科の勉強を通して全身管理を学んでいます。そのため、矯正治療中の患者さん親子には、姿勢が顎の発育や歯並び、そして噛み合わせにも影響すると考え、食べる時の姿勢を指導することもありますよ。女性に多い顎関節症も、噛み合わせが原因の一つと考えられていますので、違和感がある場合に、どう修正していくかを考えながら、治療を進めています。女性は閉経後のホルモンの影響で噛み合わせの違和感が出る人も多いために、ホルモン補充療法からのアプローチを考えることもありますが、まずは噛み合わせの調整をすることがほとんどです。

インプラント治療にも力を入れていらっしゃると伺いました。

インプラント治療は、若い頃にスウェーデンのラース・クリスターソン先生に学びました。さらにアメリカでも学び、帰国した後、肝臓がんで余命半年と言われた患者さんの診療を担当しました。その時に、「死ぬまでしっかり噛んで食べたい」とおっしゃりましたので、相談してインプラント治療を行ったことが印象に残っています。インプラント治療が終わった後、ご本人が喜んでいらっしゃったことを、ご家族から聞きました。すべての方にインプラントが可能ではないのですが、今後もご希望を伺いながら、お一人お一人に合わせた歯科医療をご提供していきたいと思っています。

新しい技術や機器の導入にも積極的でいらっしゃいます。

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私は人生で10年ごとにテーマを決め、ステップアップできるようにしています。30代は「歯を1本単位で確実に治療する」、40代は「1口腔単位で考えつつ、審美や矯正を含めて患者さんの要求に応じた総合的な治療をめざす」、50代の今は「患者さんの人生を見据えて、それぞれの置かれている状況に合わせた治療を行う」とテーマを設定しました。世の中の技術の進歩に合わせ、自身も新しい技術を得たり、経験値を上げていくことで、自分が行えることも増えますしね。同時に患者さんも年齢が高くなり、求められることも変わっていきますから、年代でテーマが変化するのが自然でしょう。機器も時代に合わせ、デジタル機器を導入しています。マウスピース型の装置を作る際に3Dスキャナーを使用しているのですが、以前よりも短時間で歯型が採れるようになりました。

地域歯科医療の入り口となり、高齢者の健康を支えたい

勉強熱心でお忙しそうですが、実践している健康法はありますか?

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ジムに週5回通って、筋力トレーニングをしたり、プールで泳いだりしています。健康診断でコレストロール値が高かったことがきっかけで、体重を落とすためにジムに通い始めました。今では習慣になってしまって、運動をしないと気持ちが悪くなってしまうほどです(笑)。あと、ゴルフもしていて、休日に時々行っています。それから旅行も好きですね。行けるときは、年4回くらい旅行をしていました。新型コロナウイルス感染症が拡大する前は、海外旅行でバリ島にも行きました。研修会を兼ねて海外に行ったり、家族旅行で行ったり。運動したり、旅行をしたりして、思い切り楽しんで、オンとオフのメリハリをつけ、自身の健康を維持するようにしています。

今後の展望について教えてください。

これから10年は、高齢化が進む地域医療を支えていくクリニックになることをめざします。機器も進化しているので、さらなるIT化を図り、効率の良い治療をしていきたいと思っています。以前は、歯型を採る際に、練りものを口の中に入れて型を採っていましたが、最近では3Dカメラで撮った画像データを技工所に送ると、画面上で詰め物を作製できるようになっています。近い将来、患者さんはコンピューターに向かって症状を話したり、口の中を見せたりして、AIが診断していくようになるかもしれませんね。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

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時代の変化に合わせ、新しい機械やシステムなど便利な部分は取り入れつつ、やはり人間の歯科医師にしかできない患者さんとのコミュニケーションは大切にしていきたいと思っています。高齢化とIT化の中で、人間でないとできないことを、どれだけきちんとしているかが、そのクリニックの価値になってくるはずです。たくさんある歯科医院の中で、自分にとってベストのかかりつけ医を見つけることは一生の財産になると思います。「この先生は、どうかな?」「どのような治療が自分に合っているのかな?」と、ご自身に合う先生や治療を探してみてください。セカンドオピニオンやサードオピニオンも、受けてみてください。ぜひご自身で見極めて、ずっと付き合えるかかりつけ医を見つけてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

【審美歯科】ジルコニア(3年保証)/クラウン 8万円~・インレー 6万円~、その他メニューについてはHPを参照
【インプラント治療】30万円~ ※詳細は問い合わせを
【歯列矯正】限局矯正(誘導矯正)/30万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/81万円~、その他矯正治療についてはホームページを参照
※上記価格は一部メニューのみ
※上記はすべて税別価格

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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