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山林 一公 院長の独自取材記事

山林歯科医院

(東大阪市/瓢箪山駅)

最終更新日:2025/12/26

山林一公院長 山林歯科医院 main

「山林歯科医院」は、1998年に開院した地域密着型の歯科医院だ。山林一公(やまばやし・かずとも)院長は、1992年に大阪歯科大学を卒業後、インプラントや麻酔学について幅広い知識と経験を積んだ。その専門性を生かし、一般歯科から小児歯科、審美歯科、インプラント、根管治療まで幅広く対応している。同院には矯正専門の歯科医師や管理栄養士も在籍し、チーム医療で患者一人ひとりに合った治療を提供している。遠方から通う患者も多く、特に高齢者への包括的な歯科医療に注力。「地域医療を支えたい」と語る山林院長に、歯科医師としての思いを聞いた。

(取材日2022年10月19日/再取材日2025年10月14日)

長く健康を維持・管理するために総合的治療を実施

長年にわたり、地域のお口の健康を支えてこられたそうですね。

山林一公院長 山林歯科医院1

当院の開業は1998年になりますので、今年で28年目になります。地域の皆さんに支えていただき、長く通ってくださる方が多いのは本当にありがたいことですね。開業当初から通院されている方の中には、今では80代、90代になられた方もいらっしゃいます。年齢を重ねるにつれて、歯やお口の悩みは虫歯や歯周病といった単一の問題ではなく、噛み合わせや入れ歯、噛む力の低下など、さまざまな要因が関わって複雑になっていきます。最近では、「ただ治療する」よりも「しっかり噛めるようにしたい」「長持ちさせたい」といった中長期的な視点で治療を希望される方が増えています。当院では一般歯科から義歯、インプラント、矯正まで幅広く対応し、組み合わせた総合的な治療を行っています。患者さん一人ひとりの健康を長く支えていくことを大切に取り組んでいます。

具体的には、どのような取り組みを行っているのでしょうか?

当院では、歯科医師をはじめ、矯正専門の歯科医師、歯科衛生士、管理栄養士、歯科助手、受付スタッフまで、全員がチームとして連携しながら診療にあたっています。中でも特徴的なのは、管理栄養士が在籍していることです。歯科医師・歯科衛生士・管理栄養士の3方向から多角的にアプローチし、噛む力や噛み合わせ、細菌管理、栄養面を総合的にサポートしています。具体的には、定期的なメンテナンスの際に口腔機能検査を実施し、高齢の方では口腔フレイルによる栄養低下などがないかを確認しています。さらに食事内容も伺い、噛みにくいとおっしゃる場合には、野菜をスムージーにして摂取するなどの工夫を提案することも。毎月のチェック時に行う指導が、日々のケアや食事を見直すきっかけになればうれしいですね。

先生は、これまでさまざまな治療で研鑽を積んでこられたとか。

山林一公院長 山林歯科医院2

一般歯科診療はもちろん、特に噛み合わせやインプラントは専門的に学んできました。大学院では麻酔学を専攻し、全身管理の知識も深めてきました。お口だけでなく、姿勢や身体のバランスが噛み合わせに影響するとされていることから、矯正中の患者さんには、食事の際の姿勢や噛み方の指導を行うこともあるんですよ。インプラント治療については、スウェーデンやアメリカでも講習を受け、先進の技術と考え方を学びました。帰国後の勤め先で担当した患者さんの中で特に印象に残っているのは、肝臓がんで余命半年と宣告された方です。「最後まで自分の歯のように噛んで食べたい」と強く希望され、インプラント治療を行いました。すべての方に同じ治療が適用できるわけではありませんが、一人ひとりの思いに寄り添い、当院でできる中で、その方に合った最善の歯科医療を提案していきたいというのが、私のポリシーです。

訪問歯科診療で高齢患者をサポート

訪問歯科診療にも力を注いでおられます。

山林一公院長 山林歯科医院3

年齢を重ねると、どうしても通院が難しくなる方が増えてきますが、「通えなくなったら終わり」ではなく、在宅でケアをできればと思い、訪問歯科診療にも力を入れています。今は火曜日の週1回、訪問歯科診療専門の歯科医師が個人宅や施設を訪問しています。口腔内の治療のほか、各種トレーニングの指導を行うことも多いですね。例えば、胃ろうになられた患者さんで、ご本人はまだ食べたいという思いをお持ちだった場合、摂食嚥下のトレーニング指導をすることも。すぐに改善につなげるのが難しいケースもありますが、私たちと関わることで気持ちが少しでも前向きになったり、ご家族がケアの方法を理解できたりすることが、大きな支えになると考えています。

先生はケアマネジャーの資格をお持ちなのですね。

訪問歯科診療は、介護職やケアマネジャーなど多職種との連携が欠かせません。患者さん一人ひとりのケアプランに沿って対応しますが、その中で歯科としてどのように関われば全体のバランスが取れ、より良い結果につながるのかを常に意識しています。そうした考えから、私自身も介護や連携に関する知識を深めたいと、資格を取得したんです。今後の訪問歯科診療では、栄養管理の重要性がますます高まると考えています。食べられるようになるために治療しても、栄養バランスを考えなければ糖尿病など新たなリスクを招きかねません。そのため当院では、管理栄養士や歯科衛生士が訪問歯科診療でも力を発揮し、患者さんを包括的にサポートできる体制を整えています。

日々の診療で大切にしていることは?

山林一公院長 山林歯科医院4

診療の中で一番大切にしているのは、「なぜその症状が起きたのか」を患者さんにきちんと説明することです。痛みのある部分だけを治療するのではなく、噛み合わせや生活習慣など、根本の原因を考えながら全体を診るようにしています。また、技術や機器は日々進化していますので、自分自身も常に新しい知識を学び、経験を積むことを心がけています。当院ではCAD/CAM装置を新しく導入し、かぶせ物をその日のうちに装着できるようになりました。これからも学びを続け、より良い治療を提供していきたいと思っています。

ライフステージに合ったオーダーメイドの治療を提案

矯正にも力を入れているそうですね。

山林一公院長 山林歯科医院5

矯正で噛み合わせを良くすることはお口の健康のためにも大切だと思います。当院の特徴はマウスピース型の装置を用いた矯正と、ワイヤー矯正のいずれにも対応していることです。マウスピース型の装置は目立ちにくく、以前と比べて信頼性が高まったので積極的に取り入れています。ただすべての症例に適応できるわけではありません。例えば抜歯するケースでは、マウスピース型の装置は歯のすき間を閉じるのが不得意なので矯正に時間がかかってしまうことも。そうした場合はワイヤー矯正を半年くらい行ってすき間を閉じてから、マウスピース型の装置に切り替える方法が適しています。患者さんの状態や希望に合わせ柔軟に提案しています。

患者さんへの対応で心がけていることを教えてください。

スタッフ全員で心がけているのは、患者さんへの「声かけ」です。治療前に緊張をほぐすためでもありますし、患者さんが言いづらいことに気づくためでもあります。例えば「トイレは大丈夫ですか?」「費用のことで気になることはありませんか?」といった声かけを意識的にしています。歯科医師には言いにくいことでも、スタッフには話せることもありますからね。患者さんのためになることを自発的に行ってくれるスタッフたちを誇りに思っています。他にも、管理栄養士が毎月レシピを監修したり、栄養と歯の関係をわかりやすく伝えるチラシを作成したりしています。歯科衛生士は、患者さん一人ひとりに応じた歯石の除去や口腔内を清潔に保つための指導、さらに舌の機能のトレーニングを行ってくれています。定期的なミーティングも行い、専門的な立場から意見を出し合いながら、より良い治療・診療体制づくりを全員でめざしています。

最後に読者へメッセージをお願いします。

山林一公院長 山林歯科医院6

口腔の機能は年齢とともに少しずつ衰えていきます。当院では、一般歯科からインプラント、矯正に加え、管理栄養士による栄養のアドバイスも行い、患者さんが長く健康に生活できるようサポートしています。5年後、10年後、20年後も生活の質を保てるよう、年齢やライフステージに合わせたオーダーメイドの治療を心がけています。今後も各専門職が連携し、地域の皆さんの全身の健康を口腔から支えていければと思います。今後も各専門職が連携し、地域の皆さんの口腔から全身の健康を支えていきたいと考えています。歯科医院は多くありますが、自分に合う“生涯のかかりつけ医”を見つけることは何よりの財産です。それが、もし当院であればうれしいですね。スタッフ一同、全力でサポートいたしますので、いつでもご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックを用いた補綴治療/10万円~、インプラント治療/40万円~、ワイヤー矯正/89万1000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/89万1000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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