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一人ひとりに合わせた治療を提供
矯正歯科で受ける歯列矯正

山片矯正歯科

(池田市/池田駅)

最終更新日:2023/09/12

山片矯正歯科 一人ひとりに合わせた治療を提供 矯正歯科で受ける歯列矯正 山片矯正歯科 一人ひとりに合わせた治療を提供 矯正歯科で受ける歯列矯正
  • 自由診療

マウスピース型装置を用いた矯正の普及などにより、歯列矯正は以前よりも身近なものとなった。負担が少なく、目立たないのなら受けてみようと考えている人もいるだろう。その一方で、良い点ばかりに注目していると、後悔することもあるので注意が必要と、「山片矯正歯科」の山片重徳院長は警鐘を鳴らす。手軽な方法で誰もが整った歯並びを手に入れられるわけではないし、時にはやり直しが必要となり大きな負担を強いられることもあるそうだ。一人ひとりの歯並びの状態や子どもの発育段階に合わせて、適した歯列矯正の提供を心がけている山片院長に、矯正治療を受ける際に気をつけたいポイントや矯正歯科で治療を受けるメリットなどを教えてもらった。

(取材日2023年4月7日)

子どもの矯正治療はいわば準備段階。永久歯が生えそろった時に美しく、しっかり噛めるような歯並びをめざす

Q矯正治療のメリットや適した開始時期を教えてください。
A
山片矯正歯科 一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を提案

▲一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を提案

見た目はもちろん、しっかり噛めるように整えていくことをめざせることが矯正の大きなメリットです。しっかり噛めると成長や健康にも良い影響が期待できるでしょう。歯磨きがしやすくなるので虫歯や歯周病の予防にも役立ちます。口元の見た目が整えば、自信を持てるようになるかもしれません。歯は毎日使いますし替えが利かないものでもあるので、整った歯並びは生涯の財産になると思います。開始時期については、大人はできるだけ早い段階で始めることをお勧めします。一方、子どもさんの場合は成長に伴ってお口が変化していくので、必ずしも早期の治療が望ましいとはいえず、早く始めれば早く治療が終わるわけでもありません。

Q子どもの矯正はいつから始めるべきですか?
A
山片矯正歯科 早期の受診が望ましい

▲早期の受診が望ましい

子どもさんの矯正治療は、例えて言うならば将来の受験に向けた準備のようなものと考えてみてください。受験勉強は入試直前になってから焦って始めるよりも、早い段階から苦手科目を克服することが望ましいですよね。この苦手科目にあたるのは、将来の歯並びに悪い影響を与える出っ歯や受け口、顎の左右のずれなどです。早い段階から行う矯正治療は、決して早い時期にしっかり整った歯並びをめざすものではありません。お子さんによって差はありますが、出っ歯の場合は上2本、下4本が永久歯に生え替わる小学校の1、2年生頃が目安ですね。受け口や顎の左右のずれがある場合は、まだ乳歯だけの段階から治療を開始することもあります。

Q矯正にはどのような方法がありますか?
A
山片矯正歯科 それぞれに合わせた矯正方法を提供

▲それぞれに合わせた矯正方法を提供

矯正は家の建築と似ています。傾斜がある、狭いといった土地の特性に合った建物を建てるように、お口に合った歯並びと矯正方法があるのです。このため当院では、マウスピース型装置を用いた矯正、顎の骨を拡げる装置を使った矯正、ワイヤー式矯正、正面から目立ちにくい裏側からの矯正などさまざまな方法から、お子さんの成長段階とお口の状態に合わせた方法を選んで計画を立てます。近年は目立ちにくいマウスピース型装置を用いた矯正が注目されていますが、すべての方に合っているわけではありません。無理に行っていくと、計画どおりに歯並びが整わずにやり直しが必要となることもあります。

Q治療の際に心がけておられることは?
A
山片矯正歯科 さまざまな状況にも対応できるようにしている

▲さまざまな状況にも対応できるようにしている

きれいに歯を並べていくだけではなく、永久歯に生え替わった状態でしっかり噛める状態にしていくことをめざします。早い段階から顎の骨を広げて永久歯がきれいに並ぶスペースを確保するための矯正方法がありますが、きれいに並んでもしっかり噛めるとは限りません。また、歯を抜かずに済めばそれに越したことはありませんが、無理やりすべての歯を並べると、狭い敷地に大きな家を立てるのと同じで、機能性が悪くいろいろな障害が生じます。見た目もかえって悪くなってしまいます。抜歯を行うときちんと噛めなくなると心配されるかもしれませんが、他の歯がきれいに並んでしっかりと噛めるように考えて方法を選んでいきます。

Q矯正治療を受ける際の注意点を教えてください。
A
山片矯正歯科 専門的な視点から一人ひとりに適したアドバイスを行う

▲専門的な視点から一人ひとりに適したアドバイスを行う

多くの方は、早い、手軽で負担が少ない、費用がリーズナブル、歯を抜かずに済む治療を希望されます。しかし、こうした希望に合う治療が、必ずしも適した治療法とは限らないことを理解することが大切です。適切な治療を受けるためには、まずはかかりつけの歯医者さんに相談してみてください。信頼できる先生は、自分でできること、専門性の高い先生に紹介したほうがいいこと、ここをきちんと伝えてくれるでしょう。また、さまざまな勉強会に参加して新しい医療情報を得ているのか、そして専門的な技術を身につけているのかも、一つの目安となるでしょう。

ドクターからのメッセージ

山片 重徳院長

子どもさんの矯正治療は早く始めれば早く終わるものではなく、とりわけ受け口のお子さんは、小さな頃に矯正治療を受けても、成長期に下顎が成長して噛み合わせに問題が生じるケースも少なくありません。一般的には、12歳臼歯と呼ばれる一番奥の歯が生えてくる頃、身長が伸びる時期は、治療を検討する時期の一つの目安ですが、時期の見極めは難しいと思います。もし、かかりつけの歯医者さんで、矯正についてのアドバイスをいただけない場合は矯正歯科に相談しましょう。敷居が高いと思われるかもしれませんが、矯正治療は生涯の財産となる買い物ともいえます。遠慮なく相談して、しっかりと検討してから治療を受けることをお勧めします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/46万2000円~、成人矯正/舌側(裏側)矯正:132万円~、審美面に配慮したブラケット:99万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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