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山片 重徳 院長の独自取材記事

山片矯正歯科

(池田市/池田駅)

最終更新日:2023/11/02

山片重徳院長 山片矯正歯科 main

阪急宝塚本線・池田駅徒歩2分。バス通りに面したビル2階にある「山片矯正歯科」は、今年で開業20周年を迎える矯正治療専門の歯科医院。その足跡を表すかのように、待合室の奥には毎年限定販売のテディベアのコレクションがずらりと並ぶ。「最初は開業祝いで友人から頂き、あとは私が集めているんです」と、少し照れくさそうに笑うのは、院長を務める山片重徳先生。その気さくで柔和な物腰とは裏腹に、近畿矯正歯科研究会や池田市歯科医師会の活動に積極的に関わるほか、複数の矯正歯科の勉強会に参加するなど、歯科業界の発展にも精力的に取り組む一面を持つ。そんな山片院長に、矯正に対する考え方や気をつけるべきポイントなど、患者への思いを含めてじっくり聞いてみた。

(取材日2018年2月7日/情報更新日2023年9月26日)

矯正治療は患者と歯科医師が二人三脚で行うもの

この地で開業した頃の経緯を教えてください。

山片重徳院長 山片矯正歯科1

私は中学の頃から北摂で過ごしたので、できればこのエリアで開業したいと考えていました。阪急宝塚本線の沿線に絞って矯正歯科のない所を探したところ、この池田にたどり着いたわけです。ところがいざ始めてみると、思ったより人の流れが少ない上に当時は景気もどん底で、矯正治療と聞くと少しぜいたく品のようなイメージがありましたから、最初はとても大変でした。そこから少しずつ皆さんに知っていただき、結果を出しながら今に至ることができたことには本当に感謝しています。

昔と今で矯正に対するイメージに変化はありますか?

私が高校生だった頃、友人の部屋に当時大人気のアイドル歌手のポスターが貼ってあったのですが、その八重歯が生々し過ぎて嫌だったんです。今は昭和の時代のアイドルもみんな矯正をしていると思いますし、八重歯がチャームポイントという人はあまりいないと思います。また昔は「そんな小さい頃から矯正するなんてかわいそう」と言っていました。しかし一生、悪い歯並びや噛み合わせでいるほうがずっとかわいそうですので、皆さんにもぜひ、そのイメージを抱いていただきたいと願います。

矯正治療は早めに行うべきですか?

早いうちからやると、それだけ選択肢が増えるということです。ただし4歳、5歳の子にいきなり矯正をするのではなく、まずは慌てずに、親御さんにはちゃんとした知識を身につけてほしいと思います。とりあえずという処置で歯を広げたりすると、歯は並んだけれど今度は噛めなくなってしまうトラブルもあります。見た目だけを気にして、きれいに並べようと焦った結果です。機能があってこそ審美的な部分がついてくると、私は考えております。

子どもの親御さんが気をつける点はありますか?

山片重徳院長 山片矯正歯科2

私は矯正治療をよく教育に例えます。現在はだいたい高校や大学へ進学するでしょう。それは自分のためだからです。ただ義務教育ではないので、それに準じたお金がかかります。矯正も、やらないからといって命に関わることはまずありませんし、保険がきかない理由もそこにあります。時期の問題としては、例えば大学受験を目前に慌てて塾へ行くよりも、小さい頃から苦手な科目を克服しておいたほうが有利なのは当然だと思います。そして一番大切なのは、いくら良いと言われている学校へ入っても、ぼーっとしていては成績が上がらないことです。矯正治療でも患者さん自身の協力が必要で、私たち歯科医師と二人三脚でやっていくものです。患者さんの自発的、積極的な協力が絶対に欠かせません。

患者から見れば自分はオンリーワンの存在

矯正治療の流れを教えてください。

山片重徳院長 山片矯正歯科3

矯正治療というのは、顎に歯を並べていく治療です。例えるなら顎という土地に歯という家を建てるようなもので、ゴールは永久歯できれいな家を建てることです。まずは測量と設計で、歯型やエックス線写真で土台の状態を調べ、どう治すのかを決めていきます。子どものうちは基礎工事にあたる初期治療で、大人の歯が生えきって顎の成長が終わってから再度資料をとり、そこからまた治療に入ります。その期間は2、3年で、1ヵ月に1回程度の割合で調節をします。その後、治療後の状態を崩さないように保定も行います。治療が終了するまで、だいたい小学生から高校生ぐらいまでの期間がかかるものとお考えください。

矯正治療は、やはり専門の歯科医院にかかるべきでしょうか?

はい。矯正専門の歯科医院で診てもらうのがベターだと思います。もちろん、専門であればどこでもいいというわけではありませんし、一般歯科にも詳しい先生がいます。できる歯科医師というのは、ここまでは自分でできる、ここはちょっと難しいといった見極めができる人のことだと思っています。専門的な治療は専門の歯科医師に任せたほうがいいことを知っているので、なんでも自分でやってしまうということはありません。例えば、なんでも売っているのはコンビニです。コンビニにもケーキは売っていますが、おいしいケーキを買うなら専門のケーキ屋さんに行くでしょう。おいしいケーキを提供していきたい、それが矯正を専門でやることの意味です。

矯正を行っていて院長が思うことは何ですか?

山片重徳院長 山片矯正歯科4

当院に通っていた子がすっかり成長し、自分の子どもを連れて来てくれたときは、ものすごくうれしかったです。矯正は治療期間が長いので、患者さんと一緒に成長できるといいますか、自分の成長を患者さんが助けてくれている気がします。中学生ぐらいの時期、時間はとても貴重なんです。だからそれを有益に使ってあげたいと思います。あと、60歳ぐらいで矯正治療を受けられる方もいらっしゃいますね。飛び込みであれ紹介であれ、私から見れば一人の患者さんは「one of them」ですが、患者さんにとって私は「only one」ですから、それにしっかり応えてあげたいと思っています。

矯正は人生をハッピーにするツール

矯正専門の歯科医師をめざしたきっかけは?

山片重徳院長 山片矯正歯科5

もともと建築に携わりたかったのですが、遠縁の親戚から歯科業界に誘われて大阪歯科大学に入りました。歯科治療というのは、いくら治しても健康だった元の歯よりも良くなることは少ないんです。でも矯正なら、元の状態より良くすることもめざせる。そこに大きな魅力を感じました。私は2番目の歯が後ろ側に生えていたので、見ようによっては陰になるんです。それを見た小さい子が、「このお兄ちゃん、歯抜けだ」と言うんです。なるほど、そう見えるのかと思い、大学の病院で矯正してもらいました。そんなエピソードを仲の良かったアメリカ人の女の子に話したところ、「Oh, you should be an orthodontist! (矯正の専門の歯科医師になるべきね!)」と言うんです。それが後押しになったのかもしれません。

プライベートについても教えてください。

いい年になってイタリア製の大型バイクに惚れ込み、先に車体を買ってから免許を取ったんです。あまり乗ることがなくて近所の喫茶店ぐらいだったのに、後輩歯科医師からいきなりバイクで勉強会へ行こうと誘われて、なんと岩手県まで行ってきました。もう、死ぬかと思いました(笑)。そんな馬鹿げたことも、いい思い出になりますよね。今は勉強会で休診日も忙しいのですが、それでプライベートがないなんてぼやいていたら人生つまらないでしょう。日々、何か魅力的な瞬間を残していれば患者さんともいろんな話ができます。学生時代は旅行が好きで、あちこちをバックパッカーで回っていました。その時の話は若い方にも興味をもっていただけるので、すごくいい経験だったと思います。

今後の展望や読者に向けてのメッセージをお願いします。

山片重徳院長 山片矯正歯科6

現在、歯科医師会や勉強会に積極的に参加していますが、私を通じていろんな歯科医師がつながっていければハッピーだと思っています。そのためには、まず自分自身が診療を頑張っていなければなりません。矯正というのは、人生をよりハッピーにできるツールだと思います。目的と考えると重たい。勉強も同じことで、大学に入ることが目的ではありません。でも、そこから選択肢が広がることはあると思います。当院では無料カウンセリングを行っていますので、ぜひ一度足を運んでいただき、基本となる知識だけでも身につけてもらえればと思います。ある意味、高い買い物ですから、いろいろ回ってから決めても問題はありません。その中から当院を選んでいただければ、それはとてもうれしいことだと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/46万2000円~、成人矯正/舌側(裏側)矯正:132万円~、審美面に配慮したブラケット:99万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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