専門的な知識を持つ歯科衛生士が在籍し、ホワイトニングについての正しい情報を提供

Qホワイトニングと歯のクリーニングとは違うのですか？

A

▲患者の希望に合わせたホワイトニングの方法を提案している同院

【谷口さん】クリーニングは表面についた歯石や着色汚れを取る処置で、通常は保険診療で受けていただけます。一方、ホワイトニングは薬剤を使って歯の漂白を行う自由診療のケアとなります。新型コロナウイルスの流行が落ち着いてマスクを外すようになり、歯の黄ばみが気になるなどの理由でホワイトニングを相談される方も増えています。
【大窪院長】近年は、歯科医院以外でも歯の色にアプローチする施術を提供していますが、歯科医院のホワイトニングとは異なり、働きかけるのは表面の着色汚れのみ。一方、歯科医院のホワイトニングは、歯科医師や歯科衛生士のみが扱える薬液を使用するもので、安全性に配慮して処置を行います。

Qホワイトニングにはどのような種類がありますか？

A

▲自分に合った種類を選ぶことができる

【谷口さん】ホームホワイトニング、オフィスホワイトニング、その両方を併用するデュアルホワイトニングの3種類があります。ホームホワイトニングは、歯科医師や歯科衛生士の指導のもと患者さんのご都合の良い時間にご自宅などで行っていただくホワイトニングです。患者さん用に作製した専用マウスピースに薬液を入れて、1時間装着していただきます。最初は2週間連続して装着していただくことをお勧めしており、その後は、患者さんのご要望や歯の状態に合わせて、適宜行っていただきます。オフィスホワイトニングと比べると、薬液の濃度が若干低く時間をかけてじっくりアプローチするというタイプのホワイトニングです。

Qほかの2種類のホワイトニングについても教えてください。

A

▲デュアルホワイトニングは期間の短縮にもつながる

【谷口さん】オフィスホワイトニングは歯科医院で受けていただくホワイトニングです。施術時間は1回2時間で、高濃度の薬液と光照射器を使用します。一方、デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングを行った後、ホームホワイトニングに移行します。双方のメリットを生かしたホワイトニングが可能なので、当院としてはメリットの多いデュアルホワイトニングをお勧めしています。ただ、費用の問題もあるため、自分のペースで続けたい方はホームホワイトニングを、効率性を求める方はオフィスホワイトニングを検討されてはいかがでしょう。

Q専門知識を持つ歯科衛生士の方が活躍しているのですね。

A

▲ホワイトニングについて研鑽を積んできた歯科衛生士が在籍する

【谷口さん】私はホワイトニングについて専門的に学んでおり、その経験を生かして患者さんのケアを行っています。ホワイトニングを希望される患者さん、検討されている患者さんについては、まず私がカウンセリングを行い、お悩みや条件をお聞きした上で、その方に適した方法などをご案内します。もちろん、実際の施術の際もきちんとサポートいたします。
【大窪院長】常に勉強や新しい情報収集に努めてくれているので、頼もしいですね。今後も、正確かつ先進的なホワイトニングの情報を患者さんに提供したいと考えています。

Q施術後の注意点やアフターケアについて伺います。

A

▲色戻りを予防するために自宅での念入りなアフターケアも重要

【谷口さん】オフィスホワイトニングは、施術後24時間はカレーやコーヒーなど色の濃いものの飲食は避け、ホームホワイトニングの場合は、施術後2時間は、柑橘類や炭酸飲料など酸性のものは控えてください。
【大窪院長】ホームホワイトニングは、マウスピースの装着時間を守ることも重要です。長時間装着すると、しみたり、痛みを感じたりする恐れがあるのでアラームを使うと良いでしょう。ホワイトニングは単に見た目の印象を変えるためのケアではありません。施術前にはお口の中をくまなくチェックしますし、施術後は毎日の歯磨きも意識的に取り組めるようになるでしょう。結果的に虫歯や歯周病の予防にもつながるケアだといえます。