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歯を失ったときの選択肢
保険診療をベースにした入れ歯治療

おおくぼ歯科医院

(高槻市/高槻駅)

最終更新日:2023/08/10

おおくぼ歯科医院 歯を失ったときの選択肢 保険診療をベースにした入れ歯治療 おおくぼ歯科医院 歯を失ったときの選択肢 保険診療をベースにした入れ歯治療
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失った歯を補う方法の一つである入れ歯治療。しかし、「噛めない」「金属のばねが見えて審美性に欠ける」などのネガティブなイメージを大きく持っている人は多く、インプラント治療の需要が高まるにつれてその傾向はより大きくなっている。しかし、本当に入れ歯治療にはデメリットが多いのだろうか。高槻市にある「おおくぼ歯科医院」は、保険診療をベースにした入れ歯治療に注力する歯科医院。院長を務める大窪康修先生は「入れ歯にはもちろんデメリットもあるけれどメリットもたくさんある。大切なのはその人に合わせた治療をすること」だと力強く話す。副院長を務める大窪祥江先生と協力し、細部にこだわった同院こだわりの入れ歯治療について詳しく話を聞かせてもらった。

(取材日2023年7月5日)

保険診療をベースにした丁寧な治療で、患者にとってのベストをめざす

Q入れ歯治療はどのような患者さんに向いていますか?
A
おおくぼ歯科医院 患者の状態に合わせて、治療方法の選定を行う

▲患者の状態に合わせて、治療方法の選定を行う

【康修院長】失った歯を補う方法は、入れ歯、ブリッジ、インプラントの3種類です。近年ではインプラント治療の需要の高まりにより、入れ歯よりもインプラントのほうが良いのではと悩む人が増えています。しかし、すべての人にとってインプラントが適切な治療法かというとそうではありません。例えば体力のない高齢の方や病気を理由に外科手術が難しい方、骨粗しょう症など骨が脆くなっている方、骨格的に顎の骨が薄い方には、インプラントよりも入れ歯のほうが向いています。また、すでにたくさんの歯を失っている方、もしくはたくさんの歯を失うことが予想される方、治療費用を抑えたい方、早く治療を終わらせたい方にも入れ歯はお勧めです。

Q貴院で行っている入れ歯治療の特徴について教えてください。
A
おおくぼ歯科医院 保険診療をベースとした丁寧な治療を行っている

▲保険診療をベースとした丁寧な治療を行っている

【康修院長】当院の治療の特徴は、なんといっても保険診療をベースにした丁寧な治療であることです。私は日本の国民皆保険制度は非常に優れた制度だと考えています。ですから、できる限り保険診療内での治療を提案し、患者さんの金銭的な負担を抑えつつ質にもこだわった治療をしたいと思っています。もちろん自費治療に比べると保険治療にはさまざまな制限がありますが、その中でいかに細部にこだわり丁寧な治療をするかが私たちの腕の見せどころ。例えば当院では、後から入れ歯の歪みや崩れが起きないように2回型採りを行っています。些細なことですが、この工程が仕上がりや使い心地を大きく左右するんですよ。

Q治療の流れと、治療にかかる期間を教えてください。
A
おおくぼ歯科医院 患者にとって適切な治療を追求し、治療を進める

▲患者にとって適切な治療を追求し、治療を進める

【祥江副院長】まず、「この人にとって適切な治療は何か」を検討していきます。虫歯や歯周病の確認をし、エックス線写真を撮影して骨の状態を調べると同時に、これまでの治療歴や全身の状態、服薬しているお薬についても確認します。入れ歯治療が良いとなればご提案し、メリット・デメリットについてご納得いただいてから治療がスタート。最初に型を採って模型を作ってから入れ歯を設計・製作。前歯の場合には試適といって見た目のチェックも行います。ここまでだいたい3〜4週間ほどかかります。完成したら実際に使用し、不具合の調整を行います。ただし、お口の状態によっては先に治療が必要になることも。その場合は治療期間も長くなります。

Qお手入れはどのようにしたら良いのでしょうか。
A
おおくぼ歯科医院 自宅でのケアに加え、定期検診を受けることが大切

▲自宅でのケアに加え、定期検診を受けることが大切

【祥江副院長】自宅では洗浄剤やブラシを使用し、清潔に保っていただきたいと思います。就寝の際など取り外した時には、専用のケースに入れて保管しましょう。この時、乾燥させないよう水や洗浄液に浸しておくことを忘れてはいけません。万が一乾燥した状態で保存すると、変形やひび割れの原因になります。また、入れ歯になったからもういいだろうと、歯磨きをはじめとする口腔内のお手入れを怠ってはいけません。お口の状態が悪ければ入れ歯も安定せず、口腔内の粘膜や顎の骨に大きなダメージを与えてしまいます。たとえ残りの歯が少なくなったとしても、3〜4ヵ月に1回は定期検診を受け、口腔内を清潔で良い状態に保つように心がけましょう。

Qインプラントの選択肢もあるのでしょうか。
A
おおくぼ歯科医院 適切な治療のため、患者とのコミュニケーションを大切にしている

▲適切な治療のため、患者とのコミュニケーションを大切にしている

【康修院長】もちろん、インプラントという選択肢もあります。例えば口腔内の状態は良いものの、事故などで歯を失った場合にはインプラントも大きな選択肢の一つです。しかし、その治療が良いかは本当に人それぞれです。そもそも口の中は絶妙なバランスで成り立っており、そのバランスを崩さないために、いくつかの治療法を組み合わせたほうが良い場合もあります。入れ歯治療に注力する当院でも、インプラントやブリッジの選択肢も必要に応じて提示します。良い治療とは歯科医師が押しつけるのではなく、患者さんとつくっていくもの。じっくり話し合い、適切な方法を見つけていきましょう。

ドクターからのメッセージ

大窪 康修院長、大窪 祥江副院長

【康修院長】失った歯を補う方法に優劣はありません。それぞれの良い点、悪い点をしっかりと理解し、その上で選ぶことがまずは大切です。自分のお口のことですから、わからないことがあれば積極的に聞いていただければうれしいです。当院は保険診療を中心に診療している、いわば「町の歯医者さん」。明るく親しみやすい雰囲気も当院の特徴です。かっこいいメニューではないかもしれないけれど、どこかほっとする治療をしたいと思っています。 【祥江副院長】短い期間で失った歯を補うための入れ歯治療は、皆さんの想像よりもずっと素晴らしい治療だと思います。歯を失った、歯を失いそうな方は、ぜひ一度ご相談いただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント/40万円~

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