健やかな笑顔をめざして親子でトライ
小児・成人の歯列矯正
タニ矯正歯科クリニック
(大阪市西区/本町駅)
最終更新日:2022/08/29


- 自由診療
マスクをする生活が長期化する今、長年気になっていた歯並びを整えるチャンスと、歯列矯正を受ける人が増加しているという。また、子どもの歯並びに対する保護者の関心も高まっており、歯列矯正を受ける子どもも増えているそうだ。大阪・本町にある「タニ矯正クリニック」の谷世志昭(たに・よしあき)院長は、30年以上にわたって矯正に尽力してきたベテラン歯科医師。「矯正はすてきな笑顔をつくります」と言い、一人ひとりの患者の状態に合わせて、多岐にわたる歯科矯正の選択肢の中から患者に適した矯正プランを提案、機能性・審美性に優れた歯並びの実現をめざす。そんな谷院長に歯列矯正のメリットや、適した開始時期など詳しく話を聞いた。
(取材日2022年8月9日)
目次
審美性と機能性の改善をめざす矯正。親子で受ければ、長い矯正期間も励まし合い、楽しみながら乗り切れる
- Q歯列矯正をするメリットは何でしょうか?
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A
▲審美的だけでなく、健康にも良い影響が期待できる矯正
歯列矯正には、乱れた歯並びを整えるという「審美的な側面」と、しっかり噛めるお口をつくるという「機能的な側面」があります。まず審美性については、これまで自身の歯並びに自信がなく、コンプレックスとなって思いっきり人前で笑えなかった方が、歯列矯正によって歯を見せて笑えるようになることは心理的にも良い影響を与えると考えます。次に機能性については、歯ブラシがうまくできるようになり磨き残しが少なくなることで、虫歯や歯周病のリスク低減が期待できます。また、噛み合わせが整えば左右の歯で物を噛むことができるようになり、体の健康を保つことにもつながっていくと考えます。
- Q何歳頃から矯正を受け始めればいいのでしょうか?
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A
▲小児矯正だけでなく、成人矯正も行う
子どもの矯正は前歯が生え変わる6歳前後が目安です。「早期矯正」と「本格矯正」の2期に分かれており、早期矯正では顎の骨の成長を利用して正しくアプローチすることで、永久歯の位置が適切になるよう促し、永久歯列へのより良い交換を誘導していきます。そして、永久歯が生えそろう小学校高学年に、本格矯正へと進みます。ちなみに幼児に関しては、指を吸う、舌を前に出すというような悪習慣が、将来の歯並び影響を与えてしまう可能性があります。一度歯科医院で診てもらい、積極的に癖を見直していきましょう。また成人の患者さんは思った時が始め時。口腔内の健康状態に問題がなければ何歳からでも始められます。
- Q矯正の期間や通院頻度を教えてください。
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A
▲一人ひとりのバランスを見て、適切な治療を行う
歯並びや口の中の状態は、一人ひとり異なります。当院では、顔面や口腔内などの検査を行い、上下の顎のバランス、不正咬合の状態など、現在の状態を把握した後で、診断の結果をもとに矯正プランを立てます。一人ひとりに合わせた矯正となるため、かかる期間は人それぞれです。矯正がスタートすると、小児や成人も3~4週間に1度の間隔で来院していただきます。装置の調整や交換、細かな部品の追加などを行い、歯の細かな移動をめざしていきます。
- Q親子で矯正を受けることも可能なのですね。
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A
▲親子一緒に取り組むことで、モチベーションの向上に
はい。近年は親子で一緒に矯正に取り組んでいる方も増えてきています。子どもの頃から歯並びはずっと気になっていたけれど、「大人になってから矯正するのは遅いのでは」となかば諦めていた親御さんが、お子さんの歯列矯正をきっかけに、「自分自身もきれいな口元になりたい」と、矯正を開始されるケースが多いようです。矯正は長い期間がかかるため、どうしてもモチベーションが下がることもあります。ですが、親子一緒に取り組むことでお子さんの心理的負担も軽減され、互いに励まし合ってモチベーションが持続しやすいというメリットがあります。
- Qこちらのクリニックで行っている矯正の特徴を教えてください。
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A
▲楽しんで矯正できるよう工夫を凝らす谷院長
痛くないのか、費用はどのくらいかかるのかなど、矯正について不安や疑問を感じている人はとても多いです。そこで当院では、初めて来られた方にカウンセリングを実施しています。安心感と納得感を持って矯正に臨んでほしいので、じっくりと話を伺い、わかりやすい説明を心がけています。また、「痛みの少ない矯正」を実現するため、患者さんのお口に合った装置を選ぶなど、矯正中も日常生活を快適に過ごしていただけるよう配慮。誕生日やクリスマスに、手書きで一人ひとりにメッセージを添えたカードを贈っているのも当院のこだわりといえるでしょう。長い矯正期間を楽しく乗り切っていただけるよう、さまざまな工夫を凝らしています。
自由診療費用の目安
自由診療とは小児矯正/35万~50万円(症例によって異なる)、成人矯正/55万~80万円(症例によって異なる)