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谷 世志昭 院長の独自取材記事

タニ矯正歯科クリニック

(大阪市西区/本町駅)

最終更新日:2022/08/26

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大阪メトロ四つ橋線、中央線、御堂筋線の3線が乗り入れる本町駅近くにある「タニ矯正歯科クリニック」。院長の谷世志昭(よしあき)先生が矯正歯科専門のクリニックを難波で開院して三十数年が経過。2019年には現在の場所にクリニックを移して診療を行っている。どの患者にも優しく穏やかな声で語りかける谷院長は、治療を始める前のカウンセリングの時間を大切にしていて、丁寧に患者の話を聞き取り、悩みや想いに寄り添っている。今回、谷先生に矯正治療に対する想いや、趣味の絵画などについて、詳しく聞いた。

(取材日2022年8月9日)

すてきな笑顔を作る矯正治療の道へ

なぜ歯科医師をめざそうと思われたのですか?

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小さい頃から虫歯の治療などで近所の歯科医院へ通うことが多かったんです。そこで目にしたいろんな器具が子どもだった私の興味を惹き、漠然と「歯科医師っていいな」と思うようになりました。私が高校生になり将来について考え始めた頃は、オイルショックの影響から医師・歯科医師・薬剤師など医療系の職業をめざす学生が急増した時代でもありました。私もそんな世間の流行を受け、またその中でも歯科医療が今後発展していくと言われていることを知り、「よし、自分も歯科医師になろう」と決めました。

先生が矯正歯科を専門に選ばれたのはどうしてですか?

高校卒業後、岐阜歯科大学(現・朝日大学)に進学。勉強と並行しながら、硬式テニス部に所属してテニスに没頭するなど、忙しくも充実した6年間を過ごしました。大学卒業後は同大学の大学院の矯正歯科へ。矯正治療を専門に選んだのは、1980年代は矯正治療の評価が世界的に広まっていた時代で、歯科の中でも新しい分野だと感じたからです。そして、虫歯や歯周病治療などいわゆる一般歯科といわれる分野とは異なり、矯正治療をすることで歯並びがきれいになるという、目に見える成果が期待できることに喜びを感じました。何より、治療を受けた後に喜んでいる患者さんの姿を目の当たりにして、すてきな笑顔のために役立つ治療だということに歯科医師としてのやりがいを感じました。

開業した経緯を教えてください。

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もともと歯科医師になると決めた頃から、いずれは開業したいと考えていたため、約6年間大学の附属病院で勤務した後、1988年に大阪・難波で子どもから成人までを対象とする矯正歯科専門のクリニックを開業しました。私は兵庫県の出身なのですが、矯正治療を専門にしたクリニックは珍しかったため、どのエリアからもアクセスがいいところを選びたいと、難波にクリニックを構えました。これまでの30年間、すべての矯正治療を担当。一人ひとり治療計画を立て、治療を行ってきました。そして2019年に本町に移転しました。このエリアはファミリー層が多く住んでいるため、小さなお子さんから大人まで、幅広い年齢層の方々が通院しています。親子で矯正治療に通ってくれる方も多いんですよ。

時間をかけてじっくりと患者の想いに寄り添う

矯正治療のメリットは何ですか?

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まず見た目の美しさという審美面のサポートです。歯並びが悪いことが心的ストレスとなり、人前で笑うことに抵抗感が強くなってしまいますが、治療により歯を見せて笑えるようになれば、精神的にも大きなメリットだと感じています。もう一つは、正しく噛むという機能面をサポートできることです。食べ物をよく噛めずに飲み込んでしまうと、消化器官に負担がかかってしまいますし、歯磨きをしても磨き残しが多く、虫歯や歯周病を招きやすくなります。矯正治療をすることは全身の健康につながるのです。

矯正治療にはどんなものがありますか?

歯並びの乱れと一口で言っても、歯の傾きやズレ、噛み合わせの状態や程度は患者さんごとに異なります。そして使用する装置に関しても、金属製のメタルブラケットや目立ちにくいプラスチック製のクリアブラケットといったワイヤーを用いた矯正治療や、前歯だけの矯正といった部分的な歯列矯正など、それぞれケースに適した矯正治療法があります。当クリニックでは、個々に対応した治療計画・矯正治療法を提案しています。特に小児に関しては顎の成長を利用することをも含めた早期矯正治療を行うことで、本格矯正治療ではよりスムーズに治療できることが期待できます。そのため、矯正治療を開始するにあたって、適切な時期を見極めることも大切です。

じっくり時間をかけて診察すると伺いました。

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当院では費用を頂いて、カウンセリングを行っています。「無料相談じゃないのか」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、じっくりと話を聞いて、しっかり診査をするということにこだわりたいため、このようなスタイルをとっています。実際話を聞いて、患者さんの歯並びを見た後で、ご要望やお悩みにじっくり耳を傾けます。また「矯正装置は痛くないのか?」「本当に今からやるべきなのか?」「費用は?」など矯正治療は不安なことがとても多いと思います。患者さんの「気になる」ことを一つ一つ解消していきます。当院で治療をするかどうかはその場で決めていただかなくても構いません。また他院のセカンドオピニオンとして活用していただいても構いません。安心して受けられる治療の情報提供に努め、安心感と納得感を持って治療に臨んでいただきたいと思います。

矯正治療は後ろ向きではなく、前向きな治療

患者さんへの接し方で配慮している点を教えてください。

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患者さんの話に耳を傾けて、コミュニケーションをとるように心がけています。30年間多くの患者さんに接してきましたが、歯並びが悪いことがコンプレックスとなり、心にも影響を及ぼしている方は少なくありませんでした。そのため自分の言葉が患者さんを傷つけないよう思いやりを持って接しています。また長い通院期間、自分自身の趣味のことを話すことで、患者さんも少しずつ心を開いて話してくれるようになります。ある患者さんが「先生に助けてもらった」と言ってくれた時は、矯正治療は見た目だけじゃなく心のケアでもあるんだなと実感しました。また別の患者さんからは「ここはクリニックじゃなくて、サロンみたいにくつろげる」と言ってくれたこともうれしかったですね。治療を終えた患者さんが結婚式に招待してくれて、歯を見せて満面の笑顔でいる姿を見た時は、医師としての喜びを感じました。

すてきな絵が院内に飾られていますが、これは先生が描かれたものだとか。

絵は展覧会に足を運ぶ程度で、自分で描いたことはなかったんです。ところが50歳になった頃、デッサン教室の生徒募集の折り込みをたまたま目にして、月に2回ほど通うようになりました。描くほどにもっとうまくなりたいと、どんどんのめり込むようになり、徐々に水彩画や油絵も描くようになりました。上野の森美術館の「日本の自然を描く展」の自由部門や課題部門に入選したほか、佳作賞を受賞したことは大きな自信となりましたね。絵を描いている間は日常生活から切り離されて、自分の世界に没頭できることも、自分にとってリフレッシュになっているのかもしれません。これからもライフワークとして続けていきたいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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マスク生活の影響で、矯正器具が目立ちにくいこの機会に矯正治療を始めたいと考えている方も増えています。確かにそれは一理ありますが、矯正治療は隠して行うようなネガティブなことではなく、前向きな治療だと思っています。目立ちにくい矯正器具もありますが、ピンクやグリーンといったカラフルな矯正装置もあり、おしゃれを楽しむ感覚で治療することもできます。私はこれまで30年間、治療法や矯正装置の進歩を勉強会やセミナーに出かけ数多く見てきました。その上で、確信を持ったものだけを治療に取り入れてきました。この技術と知識が、一人でも多くの方の光になればと思っています。矯正治療に関してどんな些細なことでも、遠慮なくお尋ねください。親身になって皆さんの思いに寄り添いたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

部分矯正/25万円~35万円、 早期矯正治療(第一段階矯正治療)/35万円~45万円、本格矯正治療(第二段階矯正治療)/55万円~75万円

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