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長谷川 昌徳 院長の独自取材記事

長谷川歯科医院

(大阪市此花区/千鳥橋駅)

最終更新日:2022/09/07

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阪神なんば線・伝法駅を下車、歩道橋を越えて徒歩6分ほどのわかりやすい場所にある「長谷川歯科医院」。新旧の住宅や商店街が混在、人の暮らしが息づく此花区で、歯科医院の3代目として生まれたのが長谷川昌徳院長だ。時には患者にも厳しい姿勢で仕事に取り組む祖父と父の姿を見て育ちながら、自身は前の世代と異なるスタンスで患者と向き合う。患者にとっての利便性を高め、診療の質を上げることに注力。患者が増えると、さらに広い建物に移転して予約を取りやすくするなど、柔軟に対応してきた。そんな長谷川院長に、クリニックの診療内容や地域の患者への思いを聞いた。

(取材日2021年1月14日)

質の高い歯科医療をめざすために欠かせないもの

開業のいきさつを教えてください。

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当院はもともと、祖父が1934年に開業し、父が引き継ぎ、さらに僕が引き継いで2019年にここへ移転してきました。移転前の建物はここから100mほど奥まった場所で、50坪くらいのスペースでしたが、今は120坪ほど、3つのフロアで診療しています。1階が一般歯科、2階が小児歯科、3階がインプラントの患者さん専用と分けて、2階には保育園も併設しています。院長も3代なら患者さんも親子3代、4代で通ってくださる患者さんもいて、地域に根づいた歯科医院になっていると思います。僕自身、子どもの頃から親しんだこの場所で、地域医療に貢献したいと考えて、父から患者さんを受け継ぎました。この地域は下町で、幅広い世代の方が暮らしていますので、患者さんの層もお子さんから高齢の方までいらっしゃいます。

1階の一般歯科のスペースも広々としていますね。

移転前は14台あった診療ユニットを大幅に増やして、ここでは28台にしました。そもそも、どうして移転したかというと、患者さんが増えてお待たせすることが多くなってしまったからなんです。当院は予防歯科にも力を入れていますが、移転前は歯科医師と歯科衛生士でユニットを取り合うほどの状況になっていたんですね。予約が取れないと患者さんの足も遠のきますし、メンテナンスの機会も減るので、患者さんのお口の中を健康的に管理することが難しくなってしまいます。分野に関係なく歯科衛生士の役割は大きく、質の高い医療を提供するには、メンテナンスでも使用できる十分な数の診療ユニットを用意しないといけません。増えた分だけ移転後は予約がとりやすくなりましたので、定期的なお手入れのために気軽に通っていただければと思います。

院内に保育園もあるというのは、ちょっと珍しいですね。

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保育室ではなく保育園なのは、珍しいかもしれませんね。小児歯科に力を入れたいと考えていたことと、当院のスタッフが子育てしながら仕事を続けられるようにという思いからでした。僕自身、小児の口腔育成や教育に関心があったのもきっかけの一つです。口腔内の管理は、小さい時からの習癖が将来に影響しますから、歯科医院を怖いところと思わせないように、治療を受けに来た子どもたちの遊び場としても使ってもらっています。なかなか帰らない子もよくいます(笑)。

インプラントには周りの歯を守るメリットもある

導入している医療機器にはどんなものがありますか?

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肉眼で見えない部分まで確認できる歯科用マイクロスコープや、神経や血脈・筋肉・骨の構造までが把握できる歯科用3DCT、デジタルエックス線、コンピューター制御でセラミックの詰め物やかぶせ物を短時間で作製するCAD/CAMシステムも導入しています。これは歯科における3Dプリンターのようなもので、歯科技工所に出さずとも精密な修復物が短期間で作製できます。このほか、インプラントをはじめとする口腔外科の手術用に、今どの辺りを削っているか、神経までどれくらいあるかなどを管理してくれるナビケーションシステムも導入しました。

インプラント治療も専門的に手がけてこられたそうですね。

日進月歩の歯科医療技術の中でも、インプラント治療は技術の進歩や情報の更新が著しく、常に学んでいかないと、患者さんにとっても不利益になると思いながら取り組んでいます。また、インプラント手術は口腔外科手術ですから、通常の歯科治療に比べて格段にレベルの高い衛生管理が必要になります。当院でも3階をインプラント治療専用のスペースにして、一般歯科と分け、専用の手術室も設置しました。さらに当院では、患者さんの精神的・肉体的負担を軽減するため、麻酔科医師による静脈内鎮静法を用い手術を行っています。インプラント治療を希望されるのは、長く通われている患者さんが圧倒的に多いです。失った歯を補う治療法にはブリッジもありますが、ブリッジは義歯を固定するために両隣の歯に負担をかけるため、将来的にその歯も失う可能性が高くなります。当院では自分の歯をこれ以上失わないためにもインプラント治療をお勧めしています。

矯正についても教えてください。

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当院では、従来のワイヤー矯正とマウスピース型装置を用いた矯正を行っています。マウスピース型装置を用いた矯正は近年精度の進歩が目覚ましく、症例によってはワイヤー矯正と比較しても遜色ありません。1日20時間以上は装着しないといけませんが、外すことができるため、歯磨きがしっかりできて口腔内の管理がしやすいメリットがあります。期間や通院頻度も変わりませんし、ブラケットが外れるとか針金が痛いということもありませんから、矯正の概念を覆すほどの進歩とも言えるでしょう。しかし、面倒がって装置を外したままだと、計画どおりに矯正は進みません。子どもだとさぼってしまう子もよくいるのですが、大人の患者さんは自己管理ができるのできちんと装着してくださいます。マウスピース型装置を用いた矯正は、子どもの頃に矯正したものの、再び歯が動いて歯並びが悪くなってきた場合などの比較的軽い症例にも適した矯正法です。

スタッフには仕事以外でもチャレンジしてほしい

ところで、先生が歯科医師になろうと思ったのはご家族の影響ですか?

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祖父も父も歯科医師で、自宅と歯科医院が一緒だったので、父の後ろ姿や患者さんに感謝されているところを見て育ちました。自分が尽くしたことで患者さんに喜んでもらい、僕自身もうれしいと感じる、そういう仕事に魅力を感じたので、この道に進むのは当たり前のことでした。開業前に勤めていた歯科医院の院長にも「喜ばれることに喜びを」と教えていただきました。今でもこの言葉を胸に、日々診療を行っています。喜んでくださる患者さんを見るたび、この仕事にやりがいを感じています。

今後の展望をお聞かせください。

私も50歳を過ぎましたが、若い人を育てて一緒に勉強しながら、まだまだ成長したいですね。彼らもいずれは開業するでしょうし、そうなったら絶対に成功できるよう、スキルを高めてほしいです。歯科医師以外のスタッフも皆若いので、良いと思える講習会には、できるだけ全員で参加するようにしています。また、技術の研鑽だけでなくスポーツや趣味など、いろいろなことにチャレンジしてもらいたいので、「そのためならお金も時間も提供するよ」と話しています。チャレンジする人たちを集めることで、活性化できる面があると思っているんです。多くの患者さんにより良い歯科医療を提供するために、僕だけではなくみんなの持てる力を合わせて、最高の治療を患者さんに提供していきたいですね。

読者へのメッセージをお願いします。

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虫歯や歯周病は、日々の正しいお手入れと歯科医院での定期的なメンテナンスでしっかりと予防していきましょう。口元が美しく清潔ならば、どんな場面にも自信を持って臨めるはずです。当院では、歯の色が全体的に暗い方にはホワイトニングやかぶせものの見直しを、歯並びの悪さが気になる方はマウスピース型装置を用いた矯正をお勧めしています。虫歯や歯周病にお悩みの方、お口にコンプレックスを感じている方は、どんなことでもお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/38万5000円~、セラミックの詰め物やかぶせ物/4万1800円~、マウスピース型装置を用いた矯正/44万円~、ホワイトニング/1万8000円~、ワイヤー矯正/88万円~

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